柔道女子のリオデジャネイロ五輪代表が17日、都内で行っている強化合宿を公開し、48キロ級代表の近藤亜美(21)=
三井住友海上=が取材に応じた。同階級では04年アテネの谷亮子以来となる金メダル獲得へ「48キロ級は伝統があって特別。
誰が出ても金メダルを取って当然というイメージがある」と責任感をにじませた。
初の大舞台に向けてリミッターも解除していた。「服がピチピチになるのが女子として嫌だった」と避けてきたウエートトレーニングを、
力負けで3位に終わった昨夏の世界選手権後に解禁。「Sサイズだったのが、Mも怪しくなってきて…。Lを着ることもあります」と
苦笑いした。
女子力と引き替えに手に入れたパワーで、「(組み手で)相手を突っぱねやすくなった」と効果を実感。ライバルを振り払い、
リオ切符も手にした。世界仕様にスケールアップした柔道で金メダルをゲットし、“ヤワラ二世”を襲名する。

柔道・近藤、女子力犠牲にリオ金狙う
http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2016/06/17/0009196433.shtml

柔道のリオ五輪女子48キロ級代表の近藤亜美(21)=三井住友海上=が17日、都内で取材に応じた。同階級では04年アテネの
谷亮子以来となる金取りへ「48キロ級は伝統があって特別」と責任感をにじませた。
大舞台に向けてリミッターも解除した。「服がピチピチになるのが女子として嫌だった」と避けてきたウエートトレーニングを、
力負けした昨夏の世界選手権後に解禁。「SサイズだったのがMも怪しくなってきてLを着ることもあります…」と苦笑いした。
世界仕様にスケールアップした柔道で“ヤワラ二世”を襲名する。

柔道近藤亜美、金へ筋力UP!S→Lに
http://www.daily.co.jp/general/2016/06/18/0009197343.shtml

リオデジャネイロ五輪の柔道女子日本代表が17日、都内での強化合宿を報道陣に公開した。
最年少となる女子48キロ級の近藤亜美(21=三井住友海上)は稽古後、所属の貝山コーチと30分近くやりとり。
強い口調に加え、大粒の涙を流す姿もあったが、「私が悪い。後から謝らないと」と反省した。コーチから練習態度について
の指摘を受けて言い返し続けたが、非は自分にあったと納得したという。五輪へ追い込む合宿と決めており、質量ともに負荷は高い。
「逃げられない。やるのは代表の責任」と口元を引き締めていた。

最年少の近藤亜美が涙 練習態度指摘され反省 - 柔道
http://www.nikkansports.com/sports/news/1665012.html

避けられない宿命を、ぐっとのみ込む。柔道女子48キロ級代表の近藤亜美(21)=三井住友海上=は初の大舞台で、
日本女子の看板ともいえる階級を背負う。自らを鼓舞するように「誇り。責任を自覚して金メダルを目指す」と言った。
愛知の強豪、大成高から実業団入りした2014年に、19歳で世界選手権をいきなり制した。しかし、若きニューヒロインに
あったのは才能と勢いだけ。得意の払い腰は研究されて程なく封じられ、減量にも苦しむようになった。
コンビニや牛丼店へ通い、食生活は乱れていた。上背があるため、筋肉を付けると体重が増えると思い込んで、
筋力トレーニングもしなかった。15年は序盤から勝てなくなり、連覇を狙った世界選手権も3位。ようやく目が覚めた。
ウエートトレーニングに加え、所属先で52キロ級代表の中村美里と乱取りをこなして地力を増した。計量器具を買い、
食事のバランスを気にするようになった。「浮き沈みがあった」と振り返る日々を経て成長。昨年12月のグランドスラム東京で
浅見八瑠奈(コマツ)を破った。五輪代表争いの潮目となった一戦が、その成果だった。
全日本女子の南條充寿監督が「データにとらわれない一発がある」と評すように、未知の爆発力も秘める。谷亮子が
シドニー、アテネと五輪連覇して以来となる48キロ級制覇へ挑む。

宿命背負い初舞台へ=柔道の近藤亜美、狙う看板階級制覇−リオ五輪
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800110