78キロ超級の田知本愛が強豪を連破して五輪代表に大きく前進した。
2回戦は昨夏の世界選手権決勝で敗れた世界1位の于頌(中国)に対して「力を出し尽くそうと思った」と積極的に技を仕掛け、指導1の差で辛勝。
準決勝では「こんなところで負けている場合じゃない」と残り3秒で逆転の有効を奪い、決勝も世界3位の馬思思(中国)に競り勝った。1回戦敗退
だったライバルの山部とは対照的に一皮むけた強さを示し、「優勝してリベンジもできた。自信になった」と相好を崩した。

田知本愛「自信になった」優勝 ライバル山部は1回戦敗退
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/02/09/kiji/K20160209012008980.html

柔道のグランドスラム(GS)パリ大会に出場した女子日本代表が12日、羽田空港に帰国し、78キロ超級を制覇した
田知本愛(ALSOK)は「ここは絶対に落とせないぞという気持ちで闘った」と胸を張った。
昨夏の世界選手権2位の田知本は強敵の中国勢2人を倒しての優勝で初の五輪代表へ一歩前進。ただ「けがで
(12月の)GS東京に出ていないから、最後の最後まで分からない」と4月の国内2大会へ気を引き締めた。
表彰台を逃した48キロ級の2人は硬い表情。5位の浅見八瑠奈(コマツ)は「4月の選抜体重別で勝った人が代表に
選ばれる。そこが勝負だ」と気合を入れ、初戦敗退の近藤亜美(三井住友海上)は「(代表は)近くはないと思うが諦めていない」と
奮起を誓った。

田知本愛、五輪へ決意新た「最後の最後まで分からない」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20160212/jud16021218060002-n1.html

柔道でリオデジャネイロ五輪日本代表の重要な選考材料となった国際大会、グランドスラム・パリで優勝した女子
78キロ超級の田知本愛(ALSOK)らが12日に帰国し、羽田空港で取材に応じた。
田知本愛は昨年の世界選手権決勝で屈した于頌、馬思思の中国勢を撃破。「五輪に出られたら中国は絶対に壁になる。
2人に勝てたのは自信になる」と手応えを示した。ライバルの山部佳苗(ミキハウス)は1回戦敗退。残り2試合となった4月の
代表選考会を見据えて、田知本愛は「最後まで何が起こるか分からない。国内の試合でしっかり勝たなくては」と気を引き締めた。
女子48キロ級は五輪代表を争う浅見八瑠奈(コマツ)が5位、近藤亜美(三井住友海上)は初戦敗退と振るわず、4月の
全日本選抜体重別選手権の結果が選考を左右しそうだ。浅見は「そこが勝負」、近藤は「諦めたくない。勝って(選考の)
結果を待つだけ」とそれぞれに闘志を示した。

田知本愛、中国勢破り手応え=浅見と近藤、4月決戦に闘志−柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&;k=2016021200711

柔道のグランドスラム・パリ大会に出場した女子日本代表が羽田空港着の航空機で帰国した。海外の強豪を連破して優勝した
78キロ超級の田知本愛(27=ALSOK)は姉妹同時五輪に意欲を見せた。
70キロ級では妹・遥(25=ALSOK)が準優勝し、代表争いに踏みとどまった。前回ロンドン五輪では遥だけが代表入り。
悔しさを味わった姉は「リオは2人で行きたい気持ちはある」と日本女子柔道初の姉妹同時五輪に意欲を見せる。自身は今回の
優勝で代表入りに大きく前進したが「最後までどうなるか分からない」と気を引き締めた。

GSパリ優勝の田知本愛 姉妹同時五輪だ「リオは2人で」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/02/13/kiji/K20160213012032100.html