河合塾では毎年東大合格数は千数百名と発表しているが、実際は、浪人の本科生が100人程度で、レギュラー講座の現役生も50人〜100人弱しかいない。
おそらく、一日体験無料講習を受講しただけという者もその数のなかにかなりの割合で含まれている。
また、おそらく、おそらくは講習生は数十万という大量の数に達している。
そんなものを混入させたらいくらでも数を増やすことはできる。

正直に浪人の本科生とレギュラー講座の現役生だけの東大合格数の本当の数を明示すべきだ。
「講習だけの受講者の東大合格者数」もどうしても示したいのなら、それはそれでかまわないが、
浪人の本科生とレギュラー講座の現役生だけの合格者数を挙げた上で、そうすべきだ。

講習生というのはいわば瞬時的なパートタイマーだ。
その地位の尊厳性は固有の独立性を保有すべきである。
にもかかわらず、1週間程度の講習を受けただけで、その出身生にされてしまうという異常なことがまかり通っている。
なぜ正直にちゃんとした数を明示しないのか?