■2017年08月05日(土)木子


西きょうじ●そもそも:つながりに気付くと未来が見えるの嘘と恥
■元代々木ゼミナール講師で、現在は東進ハイスクールで英語を教え、
カリスマ講師歴30年で卒業生だけで20万人はいると言われる
西きょうじ(63-0111/木寅)が、
小説新潮に連載していたエッセイをまとめた
『 そもそもつながりに気付くと未来が見える 』を
04月25日(海午)のDNA「龍」の半会日に上梓されたので解説する。

同作は、読むだけで「最先端の教養+無敵の雑談力」が身に付く!
教えた生徒数延べ二十万人、受験英語界のカリスマは「雑談」も凄かった。
教え子たちを虜にした、伝説の話術をあなたに!
「私」ってなに? というアイデンティティの問題から、
肥満も伝染する話、下世話な方面の行方、
果ては最新の脳科学が明かす身体感覚の驚異まで。
古今東西を股に掛け、縦横無尽に展開する知的好奇心の坩堝という
売り文句だが、これを読めば知の奇人になれるわけではなく、
縦横無尽に語る最先端の教養や無敵の雑談力が養えるわけでもないので、
念のため。

東京都出身ながら、父親の仕事の都合で、兵庫県神戸市に移住。
甲陽学院中学校・高等学校を経て、京都大学経済学部に入学するが、
転部し文学部アメリカ文学科を卒業し、
東京都に移住するも、就職せずに芝居に打ち込み、
その後予備校講師の職を得た西は、DNA「玉」冲殺主導で、
生地生家の犠牲で、斜に構えた思考力の持ち主で、
常に気分転換していないと生きていけない、落ち着きのない人。
「玉冲+禄」は、全てが都合の良い姑息な計算。
才能は「禄」で、妙な引力本能。知らずのうちに人を惹きつける力。
愛想は良いのだが、実際は相当な頑固者で、
自分を捨ててまで無理をしない傾向。
「玉冲+龍」は、誤解されやすい性癖だが、
それを悟られまいと、本心ではない適当な事を言って煙に巻く。
知恵者には違いない。
「玉冲+玉」は、無欲のふりをするのが上手いが、実際は欲得ばかり。
「木+玉冲+丑月」は、始まりはいつも土砂降りの雨なみに波乱。
「寅」年生まれ「木寅」は、他力運で生徒様々。
伴星は「調」で、離別の繰り返し。そりゃいつまでも在校生では困る(笑)。