開成高校では、文系数学は高校1年で終わるらしい。理系数学は高校2年で全範囲を終えるらしい(これは開成高校出身者が実際に言っていた)。

ラサール高校では、中学時代に理科と社会は中学用の教科書を使用しないで高校の学習内容を扱うらしい。しかも、中学1年からいきなり高校レベルに入るらしい。

開成とラサールでこのペース。

ちにみに、和田が書いた『受験学力』という本によると、和田が在籍していた当時の灘の数学カリキュラムは中学の範囲を1年で終わり、高校数学は4年かけるカリキュラムだったとある。
ここで、理解しがたいことは、高校数学を終えるのになぜ5年ではなく4年なのかである。
 中学数学を1年間で終えたら、高校数学は5年かかるはずなのに、4年と書かれている。
これは、高校数学を4年間で終えて残り1年は入試対策に費やされていたということを意味するだろうか?