仙台高等裁判所  
佐藤陽一裁判長 鈴木陽一裁判官、小川直人裁判官 殿     
 福島をはじめとする放射能汚染地域に生きる親子は、今に至るまで大きな苦悩を強いられています。
親は子を初期被曝から守れなかったことを悔い、日々被曝する子を目の前に苦悩し、子は見えない放射能の恐怖の中、様々な制限を受け、
子どもらしい活動を禁じられる苦しさの中にいます。そこでは当たり前の子育ち、子育てが壊されています。そして、悲しいかなそれを
修復するため、元へもどるため、こどもの被曝に目をつむるという選択をさせられる現実が起きています。
放射性物質の性質を見据えれば、除染中の短期疎開や学期ごとの保養疎開という、被曝防御に有効な手段はいろいろあります。しかし個人ではできません。なにとぞ、未来を創る親子の、そして日本の希望となる判決をしていただけますよう、心よりお願い申し上げます。
親の子をおもう心 子の親を慕う心 当たり前に、 それを守る 国であれ
      真宗大谷派 釈惟蓮   兵庫県 後藤由美子
ふくしま集団疎開裁判仙台高裁1月21日第三回審尋へのメッセージをお寄せください
第一次締め切り1月20日
お寄せくださったメッセージを順次紹介させていただきます
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