発達障害はシール貼りが得意!手先の感覚と脳のつながりが健常者より強いそうです。

シール貼り作業で活かせる障害特性は、色々あり、まずは指示に従う事です。

次に指先を使って、感覚的能力を引き出していきます。

単純な作業ですが、発達傾向のある方ほど向いていると言われています。

最初はシールが手に付くだけで苦手意識を持つ発達障害者もいるので、まずはシールに慣らすところからでした。

熟練者が駆け出しのころは、はじめから自然にシール貼りが出来ていたのですが、一般的なADHDは今まで全く興味が無く、見せる事も無かったので嫌がることが多いようです。

熟練者の動きを真似る練習と同時進行でシール貼りの練習をしていく事になりました。

最初は指導者がシールを持って、「ここに貼って〜」とシールを持ちながら貼る位置まで持っていきます。

ADHDのCさんはそのシールの上からボタンを押すように、貼ってくれました。

それだけでも、スゴイ!!と褒めて、好きなお菓子を一粒あげる事を繰り返しました。

シールを持たせると、嫌がってどこかに引っ付けようとしています。

最初はこんなものかなと思います。