自民党国会議員による政治資金を使った飲み食いがいっこうに止まりません。
なかでも麻生太郎財務相ら2人が2016年に1000万円を超える支出をしていたことが28日、同年分の政治資金収支報告書からわかりました。

最も多かったのは、今年も麻生財務相の資金管理団体「素淮会」でした。調査を始めた14年は1531万円、続く15年は1672万円でしたが、16年は1754万円とさらに増えていました。3年連続でダントツの支出1位でした。
 
東京・銀座の三つ星すし店に3回、渋谷区の二つ星日本料理店に4回も支出していました。

「ミシュランガイド」では、三つ星は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」、二つ星は「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」となっています。

政治資金は非課税と優遇されており、政治活動を口実にした飲み食いへの支出は、国民の厳しい監視が必要です。