http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20070622k0000m050085000c.html

トランポリンの世界選手権(10〜11月、カナダ)の男子代表選考方法をめぐり、
昨年のドーハ・アジア大会銅メダルの長崎峻侑が所属する国士大体操部は
21日、「選考会を経ずに2選手に内定を出したのは納得ができない」などとする
質問状を日本協会に送った。

同協会は当初、昨年10月から計3回の選考会の成績上位者4人を代表に決める
方針を示した。しかし今年2月の臨時理事会で、昨年のワールドカップ(W杯)
決勝大会で日本人初優勝した上山容弘(大体大大学院)と同3位の外村哲也
(ザ・ビッグスポーツ)を代表に内定。2回残っていた選考会は免除された。

国士大は「協会が(昨年から)選手に伝達してきた選考方法と異なる」と指摘した
うえで、アジア大会や今季W杯で長崎の成績が2人を上回った点も挙げ、
2人の内定取り消しと選考会出場を求めている。
長崎の代理人は、最終選考会(7月15日)までに協会から納得いく回答が
得られなければ、日本スポーツ仲裁機構へ不服を申し立てる可能性も示した。
長崎は6月の第2次選考会で1位となり、最終選考会で6位以内に入ることが
代表入りの条件になっている。

同協会の上山剛競技部長は「北京五輪を見すえて勝てる選手の選考方法を
検討してきた。理事会で対応を決めるが、混乱は望んでいない」と話している。

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同協会の上山剛競技部長・・・父
上山容弘(大体大大学院)・・・子

最初の選考方針を曲げてまで子を五輪に押し込める父の愛に感動しました!