俺は一人で動物園によく行く
好きな動物はアリクイとバクとアルマジロだ
これらは主に中南米に生息している(マレーバクはマレーシアなので東南アジア)
驚くべきことにアリクイには歯がない
長い口と舌でシロアリやアリを舐め取ることに特化した動物だ
エサとなる虫が周囲に豊富だったからこその進化だろう
バクは草食動物であり特別変わったエサを食べるわけではないが
これまた意外な特徴がある。草食動物なのにウシやシカと違って鋭い牙(犬歯)があるのだ
硬いものを噛みちぎったり敵に抵抗することが重要な環境で進化してきたのかもしれない
またアルマジロは御存知の通りボールのように丸くなって敵の牙を受け付けない鉄壁の装甲を持つ
逃げたり隠れたりするほうが手っ取り早い気がするが防御力を高める方向に進化したのはとても興味深い
動物を「適当に見物」することなんて俺にはできない。彼らの姿や生態は見れば見るほど想像力を刺激される
俺がぐーまおに求めているのもそういうものだ。動物の進化のように、効率がいいとか悪いとかは環境が変われば全く変わってくる
ある一つの物差しばかりで計られるような世界にワクワクはない。一人ひとりのキャラが存在意義を持って生まれてきたんだ