【13】1.04をプレイ。
ほのぼの系のADV。
セリフ運びが独特でかなりゆったりめなテンポのストーリー。>>573に当てはまる人にはおすすめできない。
「煽り時計」という不穏な名前だが、このキャラは単に作者が大昔に作成したお気に入りのキャラなだけで、本人(時計)はとても善性キャラなので安心してよい。名前がストーリーの伏線になっているようなこともない。
良い点は、システムがしっかりしていること。
スキップやバックログをきちんとそなえておりノベルゲームのお手本のようなゲーム。また、セーブロードの仕方がやや斬新。立ち絵はまばたきと息づかい表現がある。クリア後におまけ絵がダウンロードされる。
悪い点は、主要なサブキャラがことごとく使い捨てにされまくること。一度お別れしたらその後に本編に登場せず、後日談などで近況をしれるような描写もない。
また、良い点でも悪い点でもある点は、このゲームが一本道ストーリーであること。
「選択肢がたくさんあるのにエンディングリストと既読スキップがない(普通のスキップはあるけど)のは不便だなー」と思っている方は安心してほしい。どの選択肢を選んでもエンディングは一つである。
なお自分は「選択肢があるのに未来が変えられない系のADV」は「四人の王国」でトラウマになったので嫌いなのだが、このゲームに関しては登場人物がほぼ全員優しいので、安心してプレイすることができた。