妄想は読み手の自由だから頭ごなしに否定するのは違うけどジャンプ的ヒーロー像をでち子に求めるのは難しいかもね
無双やド根性で敵を倒したら、でち子ぽくないから
「何の力も無い主人公」がコンセプトらしいけどキレイごと語るだけでもダメ
「こいつ口だけの役立たずじゃん」ってなる、難題チャレンジ
シリアスとコメディ、無垢で賢王、弱者で救世主、
ギャップとバランスを上手くとりつつ魅力的な主役に仕上げたはむすたさんはスゴイよ

ラストは華を持たせるために主人公らしく無双したけどあれは心と心のガチンコパワー対決に持ち込めたから
「この子、誰にも負けないでっけぇハート持ってます」
ってのをファイナルバトルで表現してる
あれは技でも力でもなく、桁外れの心のドデカさでパパを圧倒しただけ
バンバトルはそれをビジュアル化しただけ
でち子の物語の締めにふさわしく、あれ以上にでち子の特性をカッコよく描く方法は無いと思う
だからでち子は本編以降主役から身を引いている