私は「批評家になるな」と自分に言いきかせています。
なぜなら批評は誰でもできる安上がりのパフォーマンスだからです。
なぜなら、酒場でのほとんどの話が「うちの上司はダメだ」「あんな企画失敗する」と何かを批判する人々のオンパレードです。
「あの本には内容がない」「あの映画はキャスティングミスだ」「あの球団ではダメだよ」・・・・・
人は何かを批判することによって、自分を偉大だと周囲にアピールできると錯覚するからです。
このような人たちの心の中は、批評できるほどに自分は優秀で、能力があるのだと信じたいし、
周囲にアピールしたい心理が働いています。 

批判型タイプは、自分からは何もしないで、何かのマイナスな部分を指摘します。
そうすることで自分は立派だと誇示したいのです。人を批判する人ほど人に話題にされる業績もなく、
批評することで周囲の注目を必死で集めることに全力が注がれます。
心理学では、嫉妬は羨望の枯渇した感情なのです。