3 努力が報われずに死ぬか再起不能

最終的に志半ばで倒れる。日常には帰れず異世界で死ぬか一生絶望的に暮らす。
あとは登場人物の数だけこれを繰り返す。
たったこれだけで鬱ゲームが完成する。
わざわざ例を挙げなくても同じネタは現実を含めごまんとある。
鬱ゲームはとにかくショッキングにしようとして安直にエログロに走る。
キャラに感情移入できないとプレイヤーを鬱にできないから、これで評価される作者は良い作者。
セラブルは良作だけど鬱ゲーって言っている人は、一山いくらのモブが死んでも悲しいという耐性の低い人がそう表現してしまっているだけだ。
ヴェーネが最後に死のうが本懐は遂げて世界は救われている。
パーティメンバーも生き残る奴は全員五体満足で帰ってきている。
真の鬱ゲーはラスボスが勝つか、自分だけが生き残り己の無力さを噛み締めて終わるEDだ。