奴の新作はこれまでハックロムやクローンゲームだけやってきた人が急に一から自作を始めるとどうなるかという末路を見せてくれる
初めに言っておくが、これはゲームデザインを有償のコラムまで執筆して語る者が出したゲームだ

奴の才能は新作の操作コマンドを見ればわかる
遊んでいるコマンドが多すぎる
決定キーとキャンセルキーをわざわざ独立させる理由はない
射撃キーとジャンプキーとそれぞれ兼用すれば済む話

ワールドセレクト画面からスキル選択画面に移動するのにはLRボタンを使う方が一般的で直感的にわかりやすい
しかし奴はわざわざ独立したボタンに割り振っている
セーブも同様で、わざわざボタンを割り振らなくてもオートセーブで十分の内容
プレイヤーのことなど何も考えていない

ステージ中、主人公は戦車部分を外すことができる
メリットは壁を登れること、水面に浮かぶことができることの2点だけだ
このためにわざわざボタンを一つ使っている
このアクションはまったく意味がない
壁を登る最中は体験版でも使うのはチュートリアルと1-1の要救護者を救出する場面の2箇所だけ
登っている最中は攻撃できず無防備なので先のステージでは敵から一方的に攻撃されイライラのもとになるだろう
だったら最初から上下するリフトを順に上っていく方がいいのではないか
登った先に隠し要素を置きたいのならば飛行可能な乗り物をその場所まで温存しなければならないという制限プレイを課せばいい
あるいは最初から壁を登るような場面があるステージを出さないようにする
泳ぐ要素も不要、水中に落ちたら潔く死ぬ仕様でいい
もしも水中面があるなら水中に落ちたら自動で脱ぎ、陸に上がれば自動で装着するようにする
水中では攻撃不能だが潜水艦のような乗り物ならば可能、と差別化すればいい