エントリー番号【14】
マユとイト クリア済?(ハッピーエンドまで)

虫が出てくるホラーアドベンチャー。
コメントにも虫注意とあるが、Gとかムカデとかフナ虫とか、そういった明らかに気持ち悪い虫は出てこない。
ただし蜘蛛・蝶・熊などが苦手な方は注意。

洋館を探索して脱出するオーソドックスな謎解きゲームだが、重要な手掛かりはアイテムとして残り、探索の手間が省ける。
暗号などのヒントを確認するために行ったり来たりを繰り返さなくて良い点は非常に快適だった。
難易度はほどほどで、簡単な序盤から最後のパズル・暗証番号などは手掛かりとにらめっこして考える必要がある。

理不尽な脅かし要素もなく、キャラクターも好印象。まとまったホラーゲームだと思った。

良かった点:全体的にクオリティが高いので、プレイして損はないと思う。
悪かった点:最後の手掛かりを表示するとあるヒントが手に入るが、それが何を指しているのか分かりにくい。
      ハッピーエンドのためのあるアイテム(ヒントなしでも気づく)なのか、隠しエンディングのためのヒントなのか…
      あと熊や研究者含め施設自体はどうなかったのか…何か不足しているのかもしれないと思わせるモヤモヤが残った。



エントリー番号【15】
『DAY:0』 クリア済(最高難易度未)

世界のコアを外界の敵から守るTDゲーム。
複数のキャラクター・カード・地形を選んでステージをクリアしていく。

非常に完成度が高い。よくある『一定地点を敵に越えられたらダメージ』ではなく
『マップに固定されているコアに攻撃されるとダメージ』という仕組みになっている。

そのためMOVE毎の打ち漏れ・取り逃がしなどを気にせず、コアを守るという攻略に専念できる。
また、素早いが倒すとアイテムを落とす敵や、リソースを回復してくれる敵もいるため、状況によっては撃破の優先順位を考えるなども。

駒を配置すると動かせないタイプではなく、配置位置によって与えるor受けるダメージも変わってくるので常にマウスを動かす必要がある。
忙しいタイプのタワーディフェンスゲームと言えるだろう。

良かった点:斬新かつ初めてTDをプレイする人でも満足できるであろう面白いゲームだった。
      難易度もちょうどよく、ハード以降はやり込めると思う。
悪かった点:カスタマイズできる部分や、画面上の情報量も多いので人によっては疲れるかもしれない。



エントリー番号【16】
色のない詩―ウタ― クリア済(END01のみ)

登山ホラー…のような印象を受けるが、実際は『たかいばしょ』へ行くために行動しているので、
場所がどこであろうと進むしかない。自然界の恐怖が全くないわけではないが…

本作の特徴として、フリーホラーゲームにしては珍しいスタミナ制を導入している。
たかいばしょへ移動するためにはこのスタミナが不可欠で、減ってくると移動速度が落ちてしまう。
敵から逃げるという恐怖要素を煽ったり、様々な謎解きにも用いられているのでとても大事。立ち止まればすぐ回復するのも良い。

END01のみしか確認していないのでストーリーに関しての考察は割愛。ゲーム性としてもホラーとしても及第点な印象だった。

良かった点:作者サイトに攻略ページがある。しっかりと書かれているので詰まる心配はないだろう。
悪かった点:とにかく移動が遅い!スタミナをコンセプトにしている以上、
      やむを得ないとは思うがせめてもう少しだけ基本速度を上げて欲しかった。
      1週目でお腹一杯になってしまったのが残念。