Evalice'Saga 開発秘話 その3
Evalice'Saga 開発秘話 その3

最初にメンバーと顔合わせ(チャット会議)したときは3人だった。

実質総監督のプログラマさんと、シナリオ担当のひとと、ぼく。
とりあえずドット絵やっていこーということでキャラグラフィックをカキカキしてた。
その間にシナリオ担当のひとがマップ作業と、シナリオ、設定なんかを固めていっていた。
シナリオのひとはそれまでのゲーム内の情報と照らし合わせてやってたので、
それにプログラマさんも付き合ってほとんどマンツーマン。
だいたいぼくは遊んでた。

けっこう早い時期に
シナリオ担当の方がメンバー募集をかけてた気がする。

ここでえいちあ〜るさんと、もうひとりメンバーが加入。
えいちあ〜るさんはドットで、もうひとりのひとは何やる人だったのか知らない。
すぐにやめちゃった。驚くほど早かったなあ。
感想だけ言ってやめた気がする。
まだみんな何もしてなかったので理由とかも不明だった。人間ってふしぎだなあ。

えいちあ〜るさんの手が早いので雑魚モングラがどんどん埋まっていった。
あーこりゃラクチンだわーと思ったぼくはそれ以外のドット絵を担当することにした。
ここらへんから大型のドット絵に集中。他のことはあんまりできなくなっちゃった。

で、そのつぎにシナリオ担当のHiraさんがやってきた。
メンバー募集はどういう方法、どういう基準で選んだのかわからなかった。
(なんか元から知り合いというわけでもなかったようだし、ふしぎだ。。。)

そのあとに最初からいたシナリオ担当のひとがやめちゃった。
けっきょく一か月ちょいで辞めてしまった気がする。
設定とかは考えててくれてたけど、そのほとんどがOKを素直に出せない感じだったので、
結局なにも反映されなかったなあ。かわいそう。


これについては、ぼくの勝手な解釈だけど、いろんな理由があったと思う。
ひとつは、このゲームの設定の根幹に「FFっぽさ」があったこと。
たしかFF5とロマサガのハイブリッドゲーム、ってのが最初のコンセプトなんだったっけか。
そのせいでクリスタルとかが設定にあって、「これはサガじゃないよー」っていうのが
ダメ出しの理由に多くあった。

もうひとつは、このシナリオ担当のひとがサガをやったことない人だったこと。
これはすごく重要で、イメージが共有できなかったかな。


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悲劇やな・・・