幻冬舎plus:ホロスコープ歳時記 小池雅章(青山五行)1
(小雪期) 東洋二十四節気星占い 11月22日〜12月6日
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● 来年の幸運をつかさどる木星が山羊座へ移動
2019年末もいよいよ押し迫り、師走へと入ってゆきます。11月22日には太陽が射手座へと入って、木星と同室となります。
木星と太陽が同じ星座にあるということは、全般的に幸運な状況にあることを表しています。これは12月2日までの現象であって、翌3日には木星が山羊座へと移動してゆきます。

木星にとって射手座とは本来の場所でしたから、その力を強くし、自由・スピード・変化などへの対応をスムーズにしていました。
一方、山羊座とは土星の本来の場所であって、保守・教条主義・安定などを表すところですから、自由を望む木星にとっては、あまり居心地の良いところとは言えません。

● 天体の大イベント、グレートコンジャンクションをどう捉えるのか
ギリシャ神話では、土星(クロノス)の息子である木星(ゼウス)が、最終的には親の土星を討ち取り、自らが王座につきます。木星と土星の同居は、肉親であり、且つ仇敵同士が一緒に居ることになりますから、大きく事態は動き出します。
しかし、占星術的解釈では木星と土星の同一星座はグレートコンジャンクションと称し、偉大なる任務の遂行とされていますから、“努力の末の成功”というプラスの暗示が大いに含まれます。この小雪期間の大きなトピックはこれにつきるでしょう!

前回のグレートコンジャンクションは、2000年2月〜2001年7月上旬頃。この時は牡牛座と双子座で形成されました。
読者の皆様、この時期を振り返って、どんな出来事があったを思い出してみて下さい。全く同じことではありませんが、似たような傾向のことが再び起こる可能性はあると思いますよ。〜
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