自民選挙を賭博業が支援 パチンコ族比例候補を擁立
モラル底抜け ギャンブル規制を敵視

 自民党は21日投票の参院選で、パチンコ・パチスロ業界が支援する初の“パチンコ族”候補を比例代表に擁立しています。限りなく違法に近い出玉の換金を行うグレー(灰色)産業にまで依存する安倍自民党は、もう「底抜け」です。(竹腰将弘)

 問題の候補者は尾立源幸氏。参院大阪選挙区で民主党から2期連続当選し財務政務官などを務めましたが、2016年に落選。今回は自民党(二階派)にくら替えし、比例で公認されています。

 「大衆娯楽である遊技産業を守ります」というスローガンを選挙特設サイトにかかげ、パチンコ・パチスロ業界の代弁者として規制の見直しなどに取り組む決意をのべています。