<戊戌の年を振り返れば……>

今から120年前の1898年の日本は、
大隈重信が 立憲改進党を創立し、始めて政党内閣が、我が国に誕生しました。
米国においてはハワイの併合や スペイン艦隊の撃破などを経て、
キューバ近海の制海権を獲得しました。
そして60年前の1958年の戊戌では、岸内閣の元 岩戸景気と言われた、
好景気時代の入り口で日本はその後、大消費時代へと突き進みました。
又米国は人類初の人工衛星を打ち上げ、冷戦構造下の宇宙開発競争は、
1975年迄、軍拡と共に ロシア崩壊(1991年)へと繋がっていきました。

<運命周期の12年前には ⁇>

2006年(丙戌=充実)…世界人口は65億を突破し、
トヨタが世界2位を獲得…地デジで世間は大騒ぎして、
小泉政権から安倍内閣に変わりましたが、
忘れもしない 2007年(丁亥=背信)…米国発の住宅バブル崩壊、
(サブプライムローン危機)から2008(戊子=令)…リーマンショック、
2009年(己丑=精算)世界的株価の暴落による、
急激な円高進行で 企業の業績は大打撃を受けました。
グローバル時代に、対岸の火事などありません…「戌」とは蔵であり、
防衛…そして備えです。未の大運=裏鬼門……大変革期…備えあれば憂いなし。