<明治維新から150年を迎えて>

明治改元(1868年=戊辰)から、
150年…世界史に類を見ない発展と、
変化を成し遂げた日本国は(1853年=壬丑)の黒船来航から始まった、
外圧により260年の鎖国を解き、幕藩体制を自ら崩壊させ、
近代国家への道を突き進みました。
西欧諸国が500年で成し遂げた事を日本は20年余りで終えたのです。
一方隣国清王朝の光緒帝は、明治維新に範を取り「戊戌の変法」を、
1898年に掲げ、大政治改革に取り組もうとしましたが、
旧体制を変えられず大国の崩壊は 1911年の辛亥革命を待つ事になりました。
そして 世界は今、再び静かに次のステージに移行しようとしています。
150年前との違いは内から外に向かうグローバリズム時代から、
外から内へのローカリズム〜ナショナリズム〜そしてインバウンドへと変化したと言う事です。