生まれ日が「害」同士ばかりか、
浜田の生まれ日の干支が、ケイコの生まれ月の干支を天剋地冲するので、
これはケイコが浜田と交際すれば自分の立場を失うというもの。
ところで、浜田の年干の雨は本年の干「山」と干合し、
灯に変化してしまい、宿命全体の要素が火に偏り、夏の「木」は燃え尽きてしまう。
また、ケイコにとり「山寅」は生まれ日の「害」ばかりか、
生まれ月は納音で一巻の終わり。

ケイコの半会+干合で浜田が窮地に陥る4月(陽辰)には結論がでる見込みだ。
しかし、それにつけても宿命(生まれ月と日)に害を所有する浜田は、
一人の女性と続かない。
また、子丑天冲殺にもかかわらず年上妻である点など矛盾が一杯。
ケイコは世間知らずで嫉妬心ばかり強く、生月冲殺で常識が通用しない。
どちらにも同情の余地はなさそうだ。