90年代初頭くらいには「シーズン中のドライバー交代は原則2回まで」とかいうルールがあって、
91年のロータスは開幕時点での暫定エントリーではハッキネン/ドネリーで登録。
ドネリーの怪我が回復していないことからベイリーに交代という時点で1回、
ベイリーからハーバートで「本来の交代枠」は使い切ってしまっているので、
本来だと「ハーバートがチームルマンとの契約の都合上から乗れないレースの代役」は
不可抗力的な部分を勘案しても、ベイリーにまた乗り賃の交渉するところであって
バーテルスを起用するのは違反になっちゃったんじゃないかという疑問が。

ここで「まあロータスは火の車だから仕方ない」で特例を認めて良いって話だったら
ラルースの例のシャーシ登録問題も「そりゃ過誤であって故意じゃないから」とか、
アンドレアモーダの合体メカも「供託金さえ払ってくれればそのシャーシ使うのは認める」
みたいな柔軟な対応は可能だっただろ感が出て来る。

>>413
ノーズコーンそのものを変更するとクラッシュテスト受け直しになるので、
ローンチの時と実戦で形状が違うとなると、そこをどうしてたのかが気になりますね。

「ローンチの車両そのものは実際レースに使える本物かどうかは疑わしい」って例は
この当時にも既にあった話として、
実は発表した時点ではまだ最終的な形状決まってなくてクラッシュテストもまだ受けてないとか
そういう進捗状況だったんじゃないかというくらい。

デビュー戦に2台揃わなかったのもそのせいかと思ったら、
Wikipediaの記述で見る分には019の時みたいに2台は持ってきてたけど、
右京車がトラブル多発でTカーに持ってきてた020C使ったってのが実際なんですね。

ただ、その通りだとスペアパーツは充分に無かったという線はあるけど。