むしろカピカピになっちゃうくらい走らせてないやつなんてのは
「一応は動態保存」になってたとしてもトレッド面までタイヤワックス塗って良いようなレベルだったり、
しょっちゅう動態確認走行とかイベントで走らせてるようなのでも
当時の全開走行でレースディスタンスってのとは桁が違うから1セットで相当もつし。

車両によっては走行用と展示用を別々に用意してる
(当時履いてたオリジナルが何とか車重支えられる程度に残ってる場合は展示用にはそれを使って、
走行時にはエイヴォンのヒストリックレース用だったり、場合によってはメーカーに特注して用意してもらう)
なんて場合もあるというけど、それだって走るたびに替えるもんじゃないし。

マツダが持ってる2台の787Bなんて、優勝20周年記念のセレモニーのためにレストア掛けた時に
ダンロップからヒストリックGr.C用の互換品を手配して新品に交換したんで
それまでは20年間ずっと91年当時から残ってたやつで回してたっていうんだし。

4輪用のエイヴォンはF3000用ので1セット20万はしない程度とかいうから、まあそれなりの値段はするけど
あくまで定価だから、販売店が1セット納品して幾ら儲かるのかは知らない。