多くの目撃者たち、消防士と多くの人々が、
非常に高温で流れる溶けた金属や鋼鉄について述べているのですが、
ジョン・グロスは彼らの観察を頭ごなしに否定しました。

彼は証拠を無視するだけでなく、証拠を否定します。

『私は世界貿易センターで大梁が溶けているのを見ました』
アボルハッサン・アスタネフーアスリ、UCバークレー構造工学教授


オフィス火災で鋼鉄を溶かす熱が生まれることはありません。

ところが溶けた鉄の証拠があるのです。

瓦礫の山の中で、溶けた金属がタワーの外側に滴り落ちていました。

ではこの溶けた金属は何でしょうか?

それはテルミットが使用された直接の証拠です。
軍用に使われる焼夷剤、テルミットは酸化鉄とアルミニウムの混合物で、
着火されると極めて強い発熱反応を起こし、溶けた鉄を作ります。

わずか2秒でテルミットは2480℃の温度に達します。

鋼鉄を液体にするには十分です。

外気の中で燃える火が鋼鉄を溶かすほど
熱くならないことは知られていますが、
ツインタワーの地下には溶けた金属があったのです。


「私は鋼鉄の中に硫黄を含む間隙を発見しました。

政府の説では石膏ボードの硫酸カルシウムが硫黄の源だというのですが、
それは間違いです。

硫酸カルシウムは単体の硫黄を作るような化学反応をしません。

我々が硫化を起こさせる際には単体の硫黄を使い、
決して硫黄の化合物を用いることはありません。」