地震でエレベーターが停止すると、上階の住人が移動手段を
失い「高層難民」になってしまう。
ライフラインが復旧するまでの間、生活物資を確保するため
地上まで階段で往復するか、備蓄物資を消費しながら
上階で生活しなければならない。
地上で配給を受け取り、また階段で高層まで上がるというのは
現実的に無理。耐震・免震構造により大きな被害は
無くとも、部屋に戻れず避難所生活に。
そんな“高層難民”の数は数十万人という単位になる。