報告書のがん記載見落とし、治療遅れるミス : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180214-OYT1T50105.html
 地方独立行政法人・堺市立病院機構は14日、運営する市立総合医療センター(堺市西区)で、主治医が70歳代の女性患者の検査結果を見落とし、がんの発見が約7か月遅れる医療ミスがあったと発表した。


 女性は治療開始から約1年後に死亡。同機構は「治療の遅れを招いた」として遺族に謝罪した。

 発表によると、女性患者は16年2月、胃の痛みを訴え、同センターで胃の内視鏡検査と病理検査を受診。
病理検査の担当医師は胃がんを見つけ、電子カルテに添付された報告書に記載したが、男性の主治医がこれに気付かず、カルテに書かれた内視鏡検査の所見だけで胃潰瘍と判断した。