チューブ誤挿入 生後2ヵ月女児の意識戻らず 大阪 (朝日放送) - Yahoo!ニュース
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大阪市の病院で去年、気管に空気を送るチューブを誤って食道に入れ、生後2ヵ月の女の子に重い後遺症が残っていることがわかりました。

病院側は会見で、「深くおわび申し上げます」と謝罪しました。医療事故があったのは、大阪市都島区の市立総合医療センターで、去年9月、医師が呼吸のチューブを誤って食道に入れ、生後2ヵ月の女の子の心臓が29分間停止したということです。
女の子は生まれつき心臓病があり、手術を受けた直後からチューブを通して呼吸の補助を受けていました。
医師は、女の子の状態が安定してきたため、いったん呼吸のチューブを抜きましたが呼吸が安定せず、再度チューブを差し込んだ際、誤って食道に入れてしまったということです。
女の子は脳に十分な酸素が行き届かず、低酸素脳症による後遺症で今も意識が戻っていません。大阪市は、「重たい事故と受け止めている。病院側に再発防止のため、安全管理の徹底を促したい」としています。