NHKは21日、訪問集金した受信料約58万円を着服したとして、名古屋放送局中央営業センターの男性職員(37)を、28日付で懲戒免職にすると発表した。

 NHKによると、職員は2016年10月から17年12月にかけて、愛知県内の受信料未納の21世帯を集金に訪れ、受け取った現金計58万2385円を着服した。
職員は訪問先にその場で領収書を渡したが、携帯端末で発行を取り消した上、同センターのコンピューター端末を操作して、請求書が発行されないようにした。

 12月5日、請求内容を調べていた同センターの別の職員の指摘で、不正処理が発覚した。着服した職員は「親族が病気で、借金があった」と話しているという。職員はすでに全額をNHKに弁済した。


NHK職員、受信料58万円を着服…懲戒免職 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171221-OYT1T50126.html