NHKは、名古屋放送局に勤める30代の男性職員が58万円余りの受信料を着服していたとして懲戒免職にすると発表しました。
 「視聴者の信頼を大きく傷つける事態を発生させたことは、慙愧の念に堪えません」(NHK 中田裕之理事)
 NHKによりますと、懲戒免職になるのは名古屋放送局の中央営業センターに勤務する37歳の男性職員です。男性職員は去年10月から今年12月にかけて、愛知県内の21の世帯を訪問して集めた58万円余りの受信料を着服していたということです。
 NHKは、男性職員が領収書の発行履歴を消去するなどの隠ぺい工作をはかっていたため、今月に入って別の担当者が指摘するまで不正に気付けなかったとしています。
 男性職員は着服した受信料を全て弁済したということですが、NHKは今後、刑事告訴を検討しているということです。


NHK職員が受信料を着服、懲戒免職に TBS NEWS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3245903.html