犬の気持ち考えよう 動物愛護センターが実話題材に出前授業
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171227-00022817-kana-l14
「この犬はどんな気持ちかな」−。川崎市動物愛護センター(高津区)に収容された犬の写真を使い、動物の気持ちを考えてもらう出前授業が市内の小学校で行われている。
講師を務める同センターの職員らは「犬の表情は環境によってまったく違う。動物にも気持ちがあると知ってもらえるはず」と期待している。

 1枚目の写真には、か細い足で体を支え、つり上がった目を向ける犬が写る。職員が「この犬の気持ちを想像してみて」と問い掛けると、子どもたちは次々に手を挙げる。「なんでここにいるのかな」「足が痛いから治してほしい」「すごく怖い」

〜略〜

1枚目の写真は収容直後に撮影されたもの。もう1枚、同センターで生活して約300日後の写真を見せると、子どもたちは「1枚目と似ている」「でも目が違う」「楽しそう」と違いを指摘。同じ犬だと知り、驚きの声が上がった。