JR野洲駅南口の市民病院整備計画の是非を問う滋賀県野洲市の住民投票が19日、告示された。同市では初の住民投票で、26日に投開票される。

 市民に問うのは「野洲駅南口市有地に市民病院を整備することについて」の是非。投票用紙の賛成・反対のいずれかに丸をつける。
投票結果に法的拘束力はないが、条例では市議会と市長は結果を尊重すると規定している。投票率が50%未満の場合は不成立となり、開票されない。

 市議や住民による投票運動が本格化した。賛成派は「新病院は駅前だからこそ採算が合う」、反対派は「病院の計画には大きなリスクがある」と駅前や商業施設前などで訴えた。

 住民投票資格者は、4万1404人(18日現在)。18歳以上の市民が対象で、特別永住など一定の条件を満たす外国人234人も含まれる。
期日前投票は20〜25日の午前8時半〜午後8時に市役所本館と中主防災コミュニティセンターで受け付ける。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171119000087