富山西署は5日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、砺波市庄川町示野、同市財政課主幹、橋本実容疑者(52)を逮捕した。

 逮捕容疑は同日午前8時50分ごろ、富山市婦中町吉住の国道359号で、酒気帯び状態で乗用車を運転した疑い。

 同署によると、同容疑者は砺波市から富山市方面へ向かう途中、前を走行していた軽乗用車に追突した。軽乗用車を運転していた女性(65)は砺波総合病院に運ばれたが、命に別条はないという。

 署員が飲酒検知したところ、呼気1リットル当たり0・15ミリグラム以上のアルコールが検出された。同署が飲酒していた場所や時間、経緯などを調べている。

 砺波市によると、同容疑者は1989年4月に採用。4日は仕事は休みで、夜に同市内の飲食店で酒を飲み、午後9時ごろに帰宅したという。畑進総務課長は「事実関係を確認次第、厳正に対処する」と話した。

 6日に緊急庁議を開き、夏野修市長が職員に綱紀粛正と交通法規の順守徹底を呼び掛ける。

 同容疑者は以前、庄川中学校PTA会長を務めていた。

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