自宅で酒を飲んだあと車を運転して飲食店へ行き、さらに飲酒。泥酔し、民家の窓を叩いていたところを110番通報された男。男は奈良県警の警察官で、酒気帯び運転の疑いで書類送検されました。

 酒気帯び運転の疑いで書類送検されたのは、県警機動隊の24歳の男性巡査です。
県警によりますと、この巡査は先月14日の夜に自宅でビールや酎ハイ、発泡酒を飲んだあと、自ら軽乗用車を運転し橿原市内の飲食店でビール3杯を飲みました。
その後、午前1時過ぎに再び車を運転して別の店で焼酎を飲み、泥酔状態で他人の家に入って窓を叩いているところを通報され、事態が発覚しました。
県警はきょう、この巡査を停職6カ月の懲戒処分にすると共に、奈良地検に書類送検しました。ただ県警は、逃亡の恐れはなく逮捕の必要性はなかったと説明しています。
なお、巡査は「見つかることはないと思った」と話し、去年夏頃から月に1、2回飲酒運転したこともあったと認め、きょう付で辞職しています。
また、県警はきょう、部下に対して足蹴りしたり背中を殴るなどの暴行をした奈良警察署の36歳の男性警部補についても減給100分の10、6カ月の懲戒処分にしています。
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