国内未承認の米国製小じわ取り機「サーマクール」が不正に販売・リースされていた事件で、大阪府警は15日、無関係の医師の名を使って輸入申請書類を偽造したなどとして、
医療機器販売会社「セイルインターナショナル」(大阪市住之江区)の代表、坂口時彦容疑者(62)=同市中央区高麗橋1丁目=ら2人を有印私文書偽造・同行使の疑いで再逮捕し、発表した。

 他に再逮捕したのは同社役員藤山真一容疑者(51)=同市港区弁天1丁目。坂口容疑者は「偽造を指示したことはない」と容疑を否認。藤山容疑者は「社員に指示してやらせた」と供述する一方、坂口容疑者の関与は否定しているという。

 生活環境課によると、両容疑者は共謀して昨年10月、サーマクール2台とその部品を輸入するため、関係の無い医師免許のコピーを無断で使って申請書類を偽造し、厚生労働省に提出した疑いがある。

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