京畿道(キョンギド)は体重15キログラム以上の飼い犬と外出する場合には、口輪の着用を義務化する内容の条例改正を推進すると5日に明らかにした。またリードの長さも2メートル以内に制限することにした。

現行の動物保護法施行規則は口輪を着用しなければならない猛犬を、土佐犬・アメリカンピットブルテリア、アメリカンスタッフォードシャーテリア、スタッフォードシャーブルテリア、ロットワイラーとその雑種、
そのほか人を攻撃し傷害を負わせる可能性が大きい犬など6種類に限定し別途の体重規定は設けていない。
首輪の場合、他人に危害や嫌悪感を与えない範囲の長さを維持するようあいまいに規定している。

京畿道関係者は、「一般の人たちが脅威を感じるほどの犬の体重は15キログラムほどで、飼い主が速やかに飼い犬を制圧できるリードの長さが2メートルのためこれを条例に反映することにした。
過怠金は1度目が10万ウォン、2度目が20万ウォン、3度目が50万ウォンを科すようにする計画」と話した。

これに先立ち京畿道が先月31日〜今月1日に道民1000人を対象に世論調査を実施した結果、92%が「飼い犬の外出時の口輪着用義務化」に賛成した。
「すべての飼い犬を対象に義務化」が44%、「攻撃性の高い犬種に限り」が48%で、「口輪着用反対」は8%だった。犬を飼っている人も88%が義務化に賛成した。

犬による人命被害発生時の処罰基準に対しては81%が「強化すべき」と答えた。犬を飼っている人の場合、67%が処罰基準強化に賛成した。

犬を飼っている人と飼っていない人の対立解消政策では「噛みつき事故発生時の体系的対応システム確立」(27%)、「ペット文化教室など定期的な道民安全管理広報・教育の実施」(27%)、「飼い犬の遊び場設置」(19%)などを挙げた。

http://japanese.joins.com/article/091/235091.html