宮城県仙台市内で女子高校生に、医師の許可なく精神安定剤を渡したとして25日、一関市職員の男が逮捕された事件で、男が渡した薬の数が、およそ150錠に上ることがわかりました。
麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕された、一関市まちづくり推進課主査の、吉田一朗容疑者45歳26日朝、仙台地方検察庁に身柄を送られました。
吉田容疑者は今年6月、仙台市泉区の歩道上で、医師の許可が必要な精神安定剤およそ20錠を、泉区に住む17歳の女子高校生に、許可なく渡した疑いが持たれています。
その後の警察の調べで吉田容疑者は、SNSを通じて知り合ったこの女子高校生に、今年4月ごろから6月までの間に、精神安定剤合わせておよそ150錠を渡していたことが新たにわかりました。
警察は薬の入手先や動機などを、詳しく調べることにしています。

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