福岡県警戸畑署は12日、自宅で飼い猫を虐待して殺したとして、大分市内に住む元福岡県立高校講師でアルバイトの男(25)を動物愛護法違反容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。

 「これまでに約20匹殺した。燃えるごみとして捨てた」と供述しているという。

 発表によると、男は5月2日未明、当時住んでいた北九州市戸畑区にある集合住宅の自宅で、雌猫1匹を殴ったり踏みつけたりして殺した疑い。
「理想とする猫ではなかったので殺した」と容疑を認めているという。

 猫の鳴き声を聞いた住民の通報で駆けつけた警察官が、男の自宅の浴室に猫の死骸があるのを見つけ、捜査していた。当時、高校の講師だったが、その後依願退職した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171012-OYT1T50106.html