寝たきり女性が重傷、野良猫の爪から血液反応
2017年11月09日 12時14分

熊本県御船みふね町七滝の民家で今月6日、
住人の女性(82)の顔に多数の傷が見つかり重傷を負った事件があった。

県警は殺人未遂事件として捜査しているが、
女性宅で世話をしている野良猫の爪付近から血液反応が出ていたことが捜査関係者への取材で判明した。
県警は傷が猫にひっかかれてできたものかどうか分析を進めている。

 県警によると、女性は寝たきりで、6日午後、ベッドの上で顔から血を流しているのを、
帰宅した家族らが見つけ、訪問看護師を通じ119番した。女性は入院している。

 県警の捜査では、室内に侵入されたり物色されたりした跡はなく、凶器も見つかっていない。
周辺への聞き込みでも不審人物の目撃情報は得られなかった。
傷の深さや長さなどが一定でないことから動物のひっかき傷の可能性が浮上。
一部の猫の爪付近を調べたところ、血液反応が出たという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171109-OYT1T50048.html