トキソプラズマが人の脳を操る仕組み
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/7449/

トキソプラズマに感染した人は交通事故に遭う確率が2倍以上高まるが、これはトキソプラズマが反応時間を遅くするためだとフレグル氏は考えている。
さらに、感染者は統合失調症を発症しやすくなるという。トキソプラズマ感染は自殺率の上昇に関連しているという別の研究チームの報告もある。

どうやらトキソプラズマが樹状細胞の内部でGABAを産生させ、同じ樹上細胞の外側にあるGABA受容体を刺激し、
それによって細胞に体内を移動させ、脳に到達していると考えられた。
統合失調症など多くの精神障害では、一般にGABAの機能の乱れが観察される。
そしてGABAの量が増えることは「恐怖感や不安感の低下に関連付けられている」とバラガン氏は述べている。