【先物取引の女性行方不明で周囲を事情聴取】日刊スポーツ

 栃木県那須塩原市の女性(63)が6月上旬から行方不明になり、県警は24日、何らかの事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、宇都宮市にある商品先物取引会社の30代の社員ら数人から事情聴取を始めた。
 女性は数年前からこの会社を通じて先物取引をしていたという。社員らと金銭トラブルになっていた疑いもあり、県警は取引の経緯についても詳しく事情を聴く。
 県警や関係者によると、女性は母親と2人暮らし。6月3日午後10時ごろ、家にいたのが確認されているが、その後、行方が分からなくなり、家族が6月中旬、那須塩原署に捜索願を出した。
 県警は女性に失踪(しっそう)する理由が見当たらないことなどから、女性の周辺を捜査していた。
[2007年8月24日11時56分]