ところで最近、こういうブログ
神秘小説https://ameblo.jp/himeraretasizen1/
を紹介されたのだが。

色々連想が捗る。
最近、こうの史代のぼおるぺん古事記を買ったのもある気もするけど、

日本神話の国生みで、

月と太陽である月夜見尊と天照大神、あと風や嵐である素戔嗚は、イザナギ、父神から生まれる。

それ以前の地上の万象は母神イザナミが産んだのだが、

月と、太陽と、それから風は、
地母神ではなくて、父神、天空の属性から生まれる。

月夜見尊と天照大神はイザナギの右目と左目から生まれる。

月と太陽は、空の目。
高天原から豊芦原を、天空の神界から人界を見てる目そのもの。瞳、瞳孔、孔、トンネル。

そっか、昔の人は月と太陽を空の目と思ってたのなら、
そりゃ父神から生まれたって表現になるよな、と思った。

風もそう、息吹から生まれた素戔嗚は、
天界で大暴れし、地上で大暴れし、地下の根の国へ赴く。

風は、天空と地上と地底と、世界の境で通せんぼされることなく、吹き渡っていくものだと思ったんだろうな。