実の所、私の一番嫌いな言葉は「ファミリー」です。
何十年にもわたり、自らの欲望のみを追い求め、数多くの人たちに支えられた豊かさである事も、未だに自覚せず自己の力によるものと勘違いしている両親と妹。

台風15号では、千葉の叔父さんと連絡が取れないとの連絡をしても、心配もさほどもしない。
東京ドームからの帰途の車中から青山通りの並木がことごとく倒れている様や、成田でお仕事をされていた方からの空港の危機的状況の報告で尋常ではないと把握でき、その旨周知はしましたが。
(宗教の方が救ってくれたそうです。自宅の駐車場の屋根も飛びました)

また、台風19号では、浸水で困っている人の話をしても、自分達の工場に被害がなければ、私が要請しなければ、水没した家財道具を移動させる、軽トラック一台の提供も気がつかない。
(御蔭で金貨の作製は止まっていないようですが)

私が急遽駆けつけて、空いている2階の部屋を開放し、布団やタオル、バケツ、雑巾、消毒薬、御見舞金その諸々を提供しても余計なことをする必要はないと言う。

1.5Mもの浸水でガスコンロ、固定電話(携帯をお持ちでない方)も使えなくなり、温かいラーメンを食べたいという70代の住人。
色々不手際もありましたが、温かい食事を食べさせようと食事に誘ったり、コンビニで他の部屋の方の分も持たせたり、私は間違ったことはしていないと思います。
(現地の住人の皆様は、私の比ではなく、本当に大変ご苦労されていた事と承知しております)

うちの家族は人の心を持っているのだろうかと、つくづく感じました。
(復興対応と体調を崩したので、大阪への飛行機とホテルもキャンセルとなりました)

その様な中でも見事に4連覇をし、昨日の優勝報告会でも関係者及び御来客の皆様の温かい雰囲気には遠くからながら胸を打たれました。

皆さん来シーズンも頑張ってくださいね。言い訳がましくて申し訳ありません。

「人は皆、信じ合うファミリーである」と、今一度、自らに言い聞かせたいと思います。

今年こそ良い年になりますように。