http://www.computerworld.jp/topics/581/202225/

 米国Appleの次期「iPhone」は、より薄くなり、ディスプレイには日本の「In-Cell」技術が採用されるという。

 「Focus Taiwan」サイトは、Appleが日本のパネル・メーカーの新たなディスプレイ技術を取り入れることを決断したため、次期iPhoneが
台湾に拠点を置くサプライヤーに利益をもたらす公算は低そうであると報じた。

 Focus Taiwanによると、米国のディスプレイ市場会社DisplaySearchの副社長を務めるデビッド・シェ(David Hsieh)氏は、「“iPhone 5”
ではIn-Cell技術が利用され、本体の薄型化が図られる」と考えているそうだ。

 これはすなわち、ソニーやシャープ、東芝など。同分野の先端を行く日本企業が恩恵に浴することを意味する。

 In-Cell技術を用いたディスプレイのセンサーは、カラー・フィルタ上ではなく、内部に実装できるため、次期iPhoneの薄型化が実現する
とシェ氏は説明した。

 最近では、同社が次のiPhoneに最新の軽量液体金属を使うかもしれないという報道もあった。これもまた、同デバイスがより薄くなる
可能性を示唆している。