「違法な労働横行するアニメ業界の是正第一歩」 アニメ制作会社「STUDIO 4℃」の未払い残業代訴訟、東京地裁で始まる
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1912/16/news090.html
第1回の裁判では、原告Aさんの意見陳述を裁判所が許可。大学卒業後の2016年4月から「STUDIO 4℃」で劇場版アニメ「海獣の子供」の制作に携わってきたAさんは、
「制作進行は各工程部門の全スタッフと関わって作品を作り上げるための折衝を行うのが主な仕事」
「アニメ作品の制作は大量のスタッフによる膨大な作業の積み重ねで行われている」と自身の仕事に触れながら、「長時間労働」の
原因は「アニメ作品の制作進行という仕事の性質から発生するもの」と語ります。

「私の上司にあたるアニメーションプロデューサーは『激務と睡眠不足で疲れが取れない』
『激しい頭痛と吐き気がする』といつも訴え、何度も『吐きそうだ』とトイレに駆け込んでいるのを見ています。
長い時間トイレから出てこなくて、『トイレの中で倒れているのではないのか、死んでしまっているのではないか』と不安になることも何度もありました」と告白。