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2019年3月9日、2018年度に最も活躍した声優を称える第13回「声優アワード」の受賞者が発表されました。本稿では、主演女優賞を受賞した三瓶由布子さんへのオフィシャルインタビューをお届けします。

――大空翼役を務めた「キャプテン翼」は1年間にわたって放送されました。

三瓶 毎週みんなでのどをからしながら収録していました(笑)。「キャプテン翼」のおもしろいところの1つは、サッカーの試合なのに、みんなどんどん立てなくなっていくという。
私たち役者も全力でぶつからせてもらって、みんな終わった後は疲労困憊で「……よし、今日は帰ろう!」みたいな感じになっていました。
役者はもちろん、スタッフの皆さんからも「キャプテン翼」への愛情がすごく伝わってきて、自分の周りでも本当に幅広い世代の方々から「見てるよ」という反響をいただきますね。
それこそサッカークラブの講師をしている知り合いの方から「「キャプテン翼」を見ないとクラブで話についていけないから、子供たちがみんなで見ている」という話を聞いて、
親子でいっしょに楽しめるような作品に出られて本当によかったなと思いました。
わりと夜遅くに放送しているのにもかかわらず、録画して見ているのか、親御さんが見せているのかはわからないですけど(笑)。

――今はアニメを見る方法もいろいろありますからね。

三瓶 テレビで見ている子もいれば、パソコンで見ている子もいると思いますし、気づいたらアニメって当たり前に見ているというか、生まれたときからそばにあるようなものじゃないですか。