円:ありがとうな!夏未!
夏:…!(円堂去る)
夏:…ふ ふん。最近は彼のあつくるしさが部員にもうつってきたようね…。
豪:そういう おまえはどうなんだ?
夏:え?
豪:…サッカー部のためにこんなものを用意するなんて ずいぶん大がかりじゃないか。
夏:…わたしは これ以上サッカー部にこの学園のハジをさらしてほしくないだけよ。
豪:この学園… サッカー部…。おまえが見てるのはそのどちらでもないんじゃないか…?
夏:何…?どういうこと?
豪:ふっ 気づいてるんじゃないか?オレはアイツに動かされて もう1度サッカーを始める気になった。あんたもそうなんじゃないかと思っただけさ…。
夏:…。

夏:本当に大丈夫なんでしょうね。どんな試合もカンペキに勝利する…明日の試合ももちろんそうするのよ。
円:ああ 見てろ!オレたちはゼッタイ勝つ!おまえの期待にこたえてみせるさ!
夏:だ だれが期待なんか…!ムダ口をたたくヒマがあったらさっさと体を休めたらどうなの!
円:ああ!ありがとうな夏未!明日の試合楽しみにしててくれ!
秋:そうだよ!いろいろありがとう夏未さん!
夏:ふ フン…!それじゃまた明日ね…!
秋:ふふっ…。

春:やりましたね 夏未さん!次はいよいよ準決勝ですよ!
秋:ほんと 今回勝てたのは夏未さんのおかげだよ!
夏:ふ ふん…。準決勝とはいえ これはまだフットボールフロンティアの地区大会にすぎないわ。あの人たちにはまだまだがんばってもらわなくちゃね。
春:へえ すごいやる気なんですね!わたし…夏未さんのこと誤解してたみたいです!
秋:実は あたしも ちょっとこわい人なのかな〜って!
夏:う うるさいわね!あの人たちがたよりないから仕方なくやっているだけよ!
秋:じゃ部室に行こうよ夏未さん!部室での仕事を教えるから!
夏:な なんであたしがそんなこと…。
秋:いいから いいから!行きましょう!(夏未を連れて行く。)
春:ふふふ…。夏未さんったらあんなにサッカー部のことを考えていてくれたなんて!あたしもがんばってもっと情報を集めなくっちゃ!