ここは、なぜエヴァを楽しむ成熟した大人が増えたのか?
または、なぜ幼稚な大人はエヴァを楽しめないのか?について意見の交流を行うスレです。
深夜アニメばかり見て精神退行した自分はエヴァを楽しめなくなったと嘆いて傷を舐め合うもよし、
エヴァが楽しめてる自分はまともな大人なんだな、という希望にすがるもよし
「いや深夜アニメ見てる奴にも人気あんじゃん」と叩かない範囲内でツッコミ入れるもよし
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart19
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1575553411/
の次スレとなります
探検
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart20
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2020/08/01(土) 23:56:42.12ID:???
2020/08/02(日) 00:00:35.61ID:???
以前に、「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレが乱立し、
そこの旧スレ主が長文で必死に「エヴァが大人に楽しまれてない」という主張(と自称した妄想?)
を展開してました
しかし、議論が進むうちに、
・ネット限定の見識に依存した(旧スレ主の)狭隘な世界観、見識が露呈しただけの作文でしかない
・社会現象アニメであるエヴァと、ヲタ限定マーケットの深夜アニメの市場規模の違いという現実が見えてない
・幼稚な大人が深夜アニメに移っているので、深夜アニメが騒がれてるように見えるだけでは?
などの指摘により、旧スレ主の主張は次々に破綻、エヴァ板住人に完全論破された10スレ目を最後に、
新スレも立たなくなってしまいました
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」という旧スレ主の認識そのものが誤認でしかなかったと判断され、
議論じたいに意義が無くなってしまったのです
そこで、事実上の後継スレとなる当スレでは、
「なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか」
という、より現実に即した視点からの議題を提示して、皆さんとの議論を深めたいと思います
それでは、どうぞ!
そこの旧スレ主が長文で必死に「エヴァが大人に楽しまれてない」という主張(と自称した妄想?)
を展開してました
しかし、議論が進むうちに、
・ネット限定の見識に依存した(旧スレ主の)狭隘な世界観、見識が露呈しただけの作文でしかない
・社会現象アニメであるエヴァと、ヲタ限定マーケットの深夜アニメの市場規模の違いという現実が見えてない
・幼稚な大人が深夜アニメに移っているので、深夜アニメが騒がれてるように見えるだけでは?
などの指摘により、旧スレ主の主張は次々に破綻、エヴァ板住人に完全論破された10スレ目を最後に、
新スレも立たなくなってしまいました
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」という旧スレ主の認識そのものが誤認でしかなかったと判断され、
議論じたいに意義が無くなってしまったのです
そこで、事実上の後継スレとなる当スレでは、
「なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか」
という、より現実に即した視点からの議題を提示して、皆さんとの議論を深めたいと思います
それでは、どうぞ!
2020/08/02(日) 00:01:08.62ID:???
今となって読み返すと笑い話でしかありませんが・・・
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレの発端となった
旧スレ主の主張(と自称した妄想?)がこちら
エヴァの人気が下落してる?現象についての初代1の愚痴つーか考察
「庵野さん気持ちの良いエヴァ作ってくださいよ」
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/2-5
前スレは>>4-7
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレの発端となった
旧スレ主の主張(と自称した妄想?)がこちら
エヴァの人気が下落してる?現象についての初代1の愚痴つーか考察
「庵野さん気持ちの良いエヴァ作ってくださいよ」
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/2-5
前スレは>>4-7
2020/08/02(日) 00:01:59.11ID:???
【過去スレ】
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1395267076/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part2
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1398577388/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part3
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1399613247/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part4
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart5
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1401542909/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart6
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1402825092/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?(実質7)
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/pachik/1404746073/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart7(実質8)
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1404807399/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart9
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1407993162/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart10
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1409049263/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1395267076/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part2
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1398577388/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part3
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1399613247/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part4
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart5
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1401542909/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart6
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1402825092/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?(実質7)
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/pachik/1404746073/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart7(実質8)
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1404807399/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart9
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1407993162/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart10
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1409049263/
2020/08/02(日) 00:03:11.45ID:???
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part1
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1411790980/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part2
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1415365819/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part3
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1416489854/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part4
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1418299859/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part5
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1419138380/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part6
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1421760448/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part7
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1424692636/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part8
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1426075454/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part9
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1427931762/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part10
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1430223140/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part1
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1411790980/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part2
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1415365819/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part3
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1416489854/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part4
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1418299859/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part5
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1419138380/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part6
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1421760448/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part7
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1424692636/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part8
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1426075454/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part9
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1427931762/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part10
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1430223140/
2020/08/02(日) 00:03:51.77ID:???
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part11
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432095479/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart12
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432508052/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart13
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1439093564/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart14
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1471082148/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart15
https://mao.2ch.net/test/read.cgi/eva/1486907442/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart16
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1505724610/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart17
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1513848184/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart18
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1523754430/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part11
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432095479/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart12
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432508052/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart13
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1439093564/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart14
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1471082148/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart15
https://mao.2ch.net/test/read.cgi/eva/1486907442/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart16
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1505724610/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart17
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1513848184/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart18
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/eva/1523754430/
7名無しが氏んでも代わりはいるもの
2020/08/02(日) 13:57:33.94ID:RlG+sXBQ 【衝撃】エヴァ劇場版:||の内容は「鋼鉄のガールフレンド」と同内容と判明。マナの乳首がまた見れる!
ttps://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1596327180/
ttps://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1596327180/
2020/08/04(火) 17:52:28.62ID:???
コハル「〜♪。真吾、お鉢はまだー?」
真吾(サシペレレ)「はいはい、これでいいかな。ママ」
コハル「やーだー、植木鉢持ってきてどうすんのよ。料理を盛り付けるお鉢。
ほらー。お正月に使ったじゃない」
真吾(サシペレレ)「そ、そうだっけ。は、はははははは」
真吾(サシペレレ)「はいはい、これでいいかな。ママ」
コハル「やーだー、植木鉢持ってきてどうすんのよ。料理を盛り付けるお鉢。
ほらー。お正月に使ったじゃない」
真吾(サシペレレ)「そ、そうだっけ。は、はははははは」
2020/08/04(火) 18:05:56.05ID:???
真吾(サシペレレ)「パパ、空の桶お隣で借りてきましたけど」
茂「え、そんなもんで私の得意な演歌は歌えんだろうが。
私が借りてきてくれといったのはカラオケだよ。カラオケ〜」
真吾(サシペレレ)「だから空の桶」
コハル「お父さん、真吾ったらきっとあなたを喜ばせようとしてふざけてんのよ」
茂「ああ、そうか。空の桶、カラオケか。はは、こいつはいいや。ははははは」
コハル「はははははは」
真吾(サシペレレ)「ははははははは、ははは。あ」
エツ子「あら、お兄ちゃんどこ行ってたの?心配してみんなで探したのよ」
真吾(サシペレレ)「(まずい)あ、そうだ。これ返してこなくちゃ」
茂「え、そんなもんで私の得意な演歌は歌えんだろうが。
私が借りてきてくれといったのはカラオケだよ。カラオケ〜」
真吾(サシペレレ)「だから空の桶」
コハル「お父さん、真吾ったらきっとあなたを喜ばせようとしてふざけてんのよ」
茂「ああ、そうか。空の桶、カラオケか。はは、こいつはいいや。ははははは」
コハル「はははははは」
真吾(サシペレレ)「ははははははは、ははは。あ」
エツ子「あら、お兄ちゃんどこ行ってたの?心配してみんなで探したのよ」
真吾(サシペレレ)「(まずい)あ、そうだ。これ返してこなくちゃ」
2020/08/04(火) 18:17:51.07ID:???
真吾(サシペレレ)「(はあ、早く戻ってきてくれないかな。悪魔くん)」
メフィスト2世「どうしたんだ?悪魔くん」
真吾(サシペレレ)「?」
メフィスト2世「やけに元気ないな」
真吾(サシペレレ)「ちょうど良かった。なんとかしてくれよ」
メフィスト2世「わあ!サ、サシペレレ。なんでお前が?」
サシペレレ「じ、実は、悪魔くんに頼まれて…」
メフィスト2世「どうしたんだ?悪魔くん」
真吾(サシペレレ)「?」
メフィスト2世「やけに元気ないな」
真吾(サシペレレ)「ちょうど良かった。なんとかしてくれよ」
メフィスト2世「わあ!サ、サシペレレ。なんでお前が?」
サシペレレ「じ、実は、悪魔くんに頼まれて…」
2020/08/04(火) 18:34:47.03ID:???
真吾「そうか。あの占いブームは、僕を呼び寄せるための作戦だったんだな。
タロットカードに出た魔術師っていうのは、占い王に化けたベルゼブブに気を付けろっていう意味だったのか」
ベルゼブブ「へへへへ。このベルゼブブがよりに腕によりをかけてあの世に送り届けてやる」
真吾「そうはいくか。たあ!」
ベルゼブブ「へへへ」
真吾「あ!」
ベルゼブブ「こっちだ」
百目「あ!」
真吾「わあ!」
ベルゼブブ「いくぞー!」
真吾「うわ、う」
百目「うわー、助けて悪魔くん…くる、苦しい…」
ベルゼブブ「へへへへ」
真吾「ベルゼブブ。魔界を追われ、この地上に罪滅ぼしの修行の旅に出た君がなぜこんなことを」
ベルゼブブ「ふん、冥土の土産に教えてやる。メシアと約束したんだ。お前を始末すればメシアの片腕になれるってなあ」
真吾「メシアだって?」
ベルゼブブ「そうだ。そして甘い汁をたっぷり吸わせてもらおうって寸法さ」
真吾「なにー!う…」
百目「苦しいんだモン」
タロットカードに出た魔術師っていうのは、占い王に化けたベルゼブブに気を付けろっていう意味だったのか」
ベルゼブブ「へへへへ。このベルゼブブがよりに腕によりをかけてあの世に送り届けてやる」
真吾「そうはいくか。たあ!」
ベルゼブブ「へへへ」
真吾「あ!」
ベルゼブブ「こっちだ」
百目「あ!」
真吾「わあ!」
ベルゼブブ「いくぞー!」
真吾「うわ、う」
百目「うわー、助けて悪魔くん…くる、苦しい…」
ベルゼブブ「へへへへ」
真吾「ベルゼブブ。魔界を追われ、この地上に罪滅ぼしの修行の旅に出た君がなぜこんなことを」
ベルゼブブ「ふん、冥土の土産に教えてやる。メシアと約束したんだ。お前を始末すればメシアの片腕になれるってなあ」
真吾「メシアだって?」
ベルゼブブ「そうだ。そして甘い汁をたっぷり吸わせてもらおうって寸法さ」
真吾「なにー!う…」
百目「苦しいんだモン」
2020/08/04(火) 18:56:39.20ID:???
メフィスト2世「あ?何やってんだ、あの二人」
真吾「く、苦しい…」
百目「ああ、助けて、助けてモン」
メフィスト2世「しっかりしろ!悪魔くん。百目」
真吾「ああ…」
百目「あ、ヘビが消えちゃったモン」
真吾・百目「あれー」
真吾「確かにヘビが」
ベルゼブブ「やはり来たか。メフィスト2世」
メフィスト2世「何!?」
ベルゼブブ「ふん」
メフィスト2世「べ、ベルゼブブ!お前の仕業だったんだな。よし、俺が相手だ。魔力、稲妻電撃!ああ!?」
ベルゼブブ「へへへへ。どこを狙っている」
メフィスト2世「いつの間に。くそ。くらえ!うわ!(なぜだ。俺の動きが全て読まれている。くそー)魔力、火炎放射!
なに!?うわ、うわあ!」
真吾・百目「あ!」
百目「悪魔くん、メフィスト2世が危ないんだモン」
メフィスト2世「うわ、うわあ!」
真吾「く、苦しい…」
百目「ああ、助けて、助けてモン」
メフィスト2世「しっかりしろ!悪魔くん。百目」
真吾「ああ…」
百目「あ、ヘビが消えちゃったモン」
真吾・百目「あれー」
真吾「確かにヘビが」
ベルゼブブ「やはり来たか。メフィスト2世」
メフィスト2世「何!?」
ベルゼブブ「ふん」
メフィスト2世「べ、ベルゼブブ!お前の仕業だったんだな。よし、俺が相手だ。魔力、稲妻電撃!ああ!?」
ベルゼブブ「へへへへ。どこを狙っている」
メフィスト2世「いつの間に。くそ。くらえ!うわ!(なぜだ。俺の動きが全て読まれている。くそー)魔力、火炎放射!
なに!?うわ、うわあ!」
真吾・百目「あ!」
百目「悪魔くん、メフィスト2世が危ないんだモン」
メフィスト2世「うわ、うわあ!」
2020/08/04(火) 19:05:02.37ID:???
真吾「空中での水渦巻き。さっきのヘビも…そうか!ベルゼブブの魔力は、きっと“幻覚”に違いない。よーし」
百目「あー、悪魔くん!」
メフィスト2世「うわ!」
百目「わー!」
百目「あー、悪魔くん!」
メフィスト2世「うわ!」
百目「わー!」
2020/08/04(火) 19:24:16.42ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり!
出でよ、第2使徒、ユルグ!第4使徒、幽子!第7使徒、妖虎!」
妖虎「どうかしたのかな。悪魔くん」
真吾「妖虎、ユルグ、幽子!」
メフィスト2世「助けてくれー!く、苦しい、やめろ」
百目「助けてだモン。苦しいモン」
ベルゼブブ「ふふ、12使徒のお出ましか。よし、悪魔くん共々始末してやる」
出でよ、第2使徒、ユルグ!第4使徒、幽子!第7使徒、妖虎!」
妖虎「どうかしたのかな。悪魔くん」
真吾「妖虎、ユルグ、幽子!」
メフィスト2世「助けてくれー!く、苦しい、やめろ」
百目「助けてだモン。苦しいモン」
ベルゼブブ「ふふ、12使徒のお出ましか。よし、悪魔くん共々始末してやる」
2020/08/04(火) 19:52:03.58ID:???
妖虎「うがあ!」
真吾「頑張ってくれ。妖虎。…あ!」
ベルゼブブ「くらえ!」
妖虎「うおー!」
真吾「あ!ユルグ!ユルグ早くベルゼブブを!」
ユルグ「分かったぞ、悪魔くん」
真吾「えっ、何が?」
ユルグ「あいつはこっちの手の内をすべて読んで攻撃しているんだ。あの占い杖で」
真吾「そうか。ベルゼブブは幻覚魔力だけじゃなかったのか。あの杖が僕たちの動きを予測してたのか」
妖虎「うお!」
ベルゼブブ「へへへへへ」
妖虎「今じゃ、幽子」
真吾「待て、幽子!」
ベルゼブブ「ひゃひゃひゃひゃひゃ」
幽子「う、うわあー。ああ」
真吾「幽子。大丈夫か?幽子。何をしてもベルゼブブには先を読まれてしまう。一体どうしたら…」
ベルゼブブ「次はお前だ」
真吾「…!下がって、幽子」
メフィスト2世「くそー」
ベルゼブブ「覚悟しろ、悪魔くん。ん?こ、こここ、これは」
真吾「ユルグ!」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
真吾「頑張ってくれ。妖虎。…あ!」
ベルゼブブ「くらえ!」
妖虎「うおー!」
真吾「あ!ユルグ!ユルグ早くベルゼブブを!」
ユルグ「分かったぞ、悪魔くん」
真吾「えっ、何が?」
ユルグ「あいつはこっちの手の内をすべて読んで攻撃しているんだ。あの占い杖で」
真吾「そうか。ベルゼブブは幻覚魔力だけじゃなかったのか。あの杖が僕たちの動きを予測してたのか」
妖虎「うお!」
ベルゼブブ「へへへへへ」
妖虎「今じゃ、幽子」
真吾「待て、幽子!」
ベルゼブブ「ひゃひゃひゃひゃひゃ」
幽子「う、うわあー。ああ」
真吾「幽子。大丈夫か?幽子。何をしてもベルゼブブには先を読まれてしまう。一体どうしたら…」
ベルゼブブ「次はお前だ」
真吾「…!下がって、幽子」
メフィスト2世「くそー」
ベルゼブブ「覚悟しろ、悪魔くん。ん?こ、こここ、これは」
真吾「ユルグ!」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
2020/08/04(火) 20:08:17.05ID:???
ベルゼブブ「お、なんだこれは…バ、バカな。俺の占い杖には何もなかった」
ユルグ「狐火の魔力に覆われたら、動きを読むことなど、いかに占い杖でも不可能だ。
狐火は完全にお前を包み込んでいる。今のお前に分かるのは狐火の中だけ。つまり自分自身の運命だけだ」
ベルゼブブ「な、何だとー。くそー」
真吾「ユルグ…!」
ユルグ「あとは頼んだぞ、メフィスト2世」
メフィスト2世「分かってるよ、魔力、稲妻電撃!」
ベルゼブブ「ぎゃあああ!!」
真吾「大丈夫か?妖虎」
妖虎「もちろんじゃとも。悪魔くん」
幽子「悪魔くーん」
豆ユーレイたち「良かったねー。悪魔くーん」
真吾「ああ」
ユルグ「狐火の魔力に覆われたら、動きを読むことなど、いかに占い杖でも不可能だ。
狐火は完全にお前を包み込んでいる。今のお前に分かるのは狐火の中だけ。つまり自分自身の運命だけだ」
ベルゼブブ「な、何だとー。くそー」
真吾「ユルグ…!」
ユルグ「あとは頼んだぞ、メフィスト2世」
メフィスト2世「分かってるよ、魔力、稲妻電撃!」
ベルゼブブ「ぎゃあああ!!」
真吾「大丈夫か?妖虎」
妖虎「もちろんじゃとも。悪魔くん」
幽子「悪魔くーん」
豆ユーレイたち「良かったねー。悪魔くーん」
真吾「ああ」
2020/08/04(火) 20:39:59.54ID:???
真吾「大林寺魔州。その人がアニマムディの魔鏡を?」
メフィスト2世「そんな得体の知れねえ男がメシアだっていうのか?」
ベルゼブブ「いや、あの俺が言ったんじゃねえって」
メフィスト2世「この」
真吾「待て、メフィスト2世。妖虎、君なら中国の悪魔の視鬼魅のことは詳しいはずだね」
妖虎「うーむ。言い伝えによると、視鬼魅の鋭い予知能力を恐れた神々は、
メシア復活の時まで鏡の中に閉じ込めたという。じゃが、その視鬼魅が目覚め、しかも黒い影と言ったとは」
真吾「そうか。タロットカードに出ていた小さな家は鏡のこと。復活とは、視鬼魅のことだったのか。
その視鬼魅が、黒い影の正体を知ってるかも知れない」
ベルゼブブ「あの、どうか命だけはお助けを」
真吾「ベルゼブブ」
ベルゼブブ「ん?」
真吾「二度とこの占い杖を使って悪いことをするんじゃないよ」
ベルゼブブ「は、はい」
真吾「そして、心を入れ替えてまた魔界に戻ってくるんだよ」
ベルゼブブ「は、はい。ありがとうございます。悪魔くん。ほんじゃあ、バイバイ。おーいた」
メフィスト2世「いいのかい?悪魔くん。占い杖まで返しちゃってさ」
真吾「ちょっとあいつの心が悪気を起こしただけさ」
妖虎「悪魔くん、魔州という男の持つアニマムディの魔鏡。急いで調べてみる必要がありそうじゃな」
真吾「うん、今度こそ黒い影の正体を知るためにも…」
百目「でも今日はパパさんの大事な受賞パーティなんだモン」
真吾「あ、そうか」
メフィスト2世「サシペレレの偽悪魔くんじゃ親父さんも可哀想だぜ」
妖虎「アニマムディの魔鏡のことならわしらに任せてくれ」
ユルグ「そうだよ。悪魔くん」
幽子「そうよ。百目ちゃんもメフィスト2世さんも、パーティに行ってあげて。きっと悪魔くんのお父さんも喜ぶはずだわ」
百目「そうするんだモン。悪魔くん」
真吾「う、うん。ありがとうみんな」
メフィスト2世「すまねえな」
妖虎「なんのなんの」
メフィスト2世「そんな得体の知れねえ男がメシアだっていうのか?」
ベルゼブブ「いや、あの俺が言ったんじゃねえって」
メフィスト2世「この」
真吾「待て、メフィスト2世。妖虎、君なら中国の悪魔の視鬼魅のことは詳しいはずだね」
妖虎「うーむ。言い伝えによると、視鬼魅の鋭い予知能力を恐れた神々は、
メシア復活の時まで鏡の中に閉じ込めたという。じゃが、その視鬼魅が目覚め、しかも黒い影と言ったとは」
真吾「そうか。タロットカードに出ていた小さな家は鏡のこと。復活とは、視鬼魅のことだったのか。
その視鬼魅が、黒い影の正体を知ってるかも知れない」
ベルゼブブ「あの、どうか命だけはお助けを」
真吾「ベルゼブブ」
ベルゼブブ「ん?」
真吾「二度とこの占い杖を使って悪いことをするんじゃないよ」
ベルゼブブ「は、はい」
真吾「そして、心を入れ替えてまた魔界に戻ってくるんだよ」
ベルゼブブ「は、はい。ありがとうございます。悪魔くん。ほんじゃあ、バイバイ。おーいた」
メフィスト2世「いいのかい?悪魔くん。占い杖まで返しちゃってさ」
真吾「ちょっとあいつの心が悪気を起こしただけさ」
妖虎「悪魔くん、魔州という男の持つアニマムディの魔鏡。急いで調べてみる必要がありそうじゃな」
真吾「うん、今度こそ黒い影の正体を知るためにも…」
百目「でも今日はパパさんの大事な受賞パーティなんだモン」
真吾「あ、そうか」
メフィスト2世「サシペレレの偽悪魔くんじゃ親父さんも可哀想だぜ」
妖虎「アニマムディの魔鏡のことならわしらに任せてくれ」
ユルグ「そうだよ。悪魔くん」
幽子「そうよ。百目ちゃんもメフィスト2世さんも、パーティに行ってあげて。きっと悪魔くんのお父さんも喜ぶはずだわ」
百目「そうするんだモン。悪魔くん」
真吾「う、うん。ありがとうみんな」
メフィスト2世「すまねえな」
妖虎「なんのなんの」
2020/08/04(火) 20:50:11.10ID:???
茂「え、えーと、皆さん。本日はお日柄もよく」
コハル「お父さんったら。結婚式じゃないのよ」
茂「あ、そ、そっか」
真吾「とにかく。おめでとう、父さん」
茂「あ、ありがとう」
エツ子・貧太・情報屋・メフィスト2世「おめでとうー」
百目「おめでとうだモン」
茂「ああ、ありがとう。ありがとう」
真吾「迷惑かけてごめんね」
サシペレレ「気にしない、気にしない」
コハル「お父さんったら。結婚式じゃないのよ」
茂「あ、そ、そっか」
真吾「とにかく。おめでとう、父さん」
茂「あ、ありがとう」
エツ子・貧太・情報屋・メフィスト2世「おめでとうー」
百目「おめでとうだモン」
茂「ああ、ありがとう。ありがとう」
真吾「迷惑かけてごめんね」
サシペレレ「気にしない、気にしない」
2020/08/04(火) 20:55:47.05ID:???
エツ子「メフィスト2世さん。遠慮しないで食べてね。ラーメンも沢山あるのよ」
メフィスト2世「気が利くなあ、エッちゃんは。きっとお嫁さんにしたやつは幸せ者だよ」
エツ子「や、やだー。恥ずかしい」
真吾・メフィスト2世・サシペレレ「ははははは」
情報屋「こりゃいいや」
メフィスト2世「気が利くなあ、エッちゃんは。きっとお嫁さんにしたやつは幸せ者だよ」
エツ子「や、やだー。恥ずかしい」
真吾・メフィスト2世・サシペレレ「ははははは」
情報屋「こりゃいいや」
2020/08/04(火) 20:58:50.02ID:???
茂「母さん、ありがとう。とっても美味しいよ」
コハル「ふふふ」
真吾「(さあ、パーティが終わったら駆けつけるからね。妖虎、幽子、ユルグ)」
コハル「ふふふ」
真吾「(さあ、パーティが終わったら駆けつけるからね。妖虎、幽子、ユルグ)」
2020/08/04(火) 21:01:12.00ID:???
魔州「く、ベルゼブブの間抜けめが!だが、必ず悪魔くんは始末してみせるぞ。このメシアであるわしがな」
2020/08/04(火) 21:08:28.47ID:???
真吾「ついに、大林寺魔州と対決の時が来た。
そして、伝説のアニマムディの鏡から、光と共に現れる視鬼魅。
2000年の眠りから目覚めた視鬼魅が、僕たちに語る東嶽大帝の秘密と目的とは。
悪魔くん。今、明かされる東嶽大帝の秘密!!
夢よ、届け君の心に」
『今、明かされる東嶽大帝の秘密!!』
そして、伝説のアニマムディの鏡から、光と共に現れる視鬼魅。
2000年の眠りから目覚めた視鬼魅が、僕たちに語る東嶽大帝の秘密と目的とは。
悪魔くん。今、明かされる東嶽大帝の秘密!!
夢よ、届け君の心に」
『今、明かされる東嶽大帝の秘密!!』
2020/08/05(水) 16:37:56.63ID:???
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するために、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するために、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
2020/08/05(水) 16:39:00.12ID:???
『今、明かされる東嶽大帝の秘密!!』
2020/08/05(水) 16:46:06.09ID:???
<ナレーター>
妖虎、ユルグ、幽子の三人は、悪魔くんより一足先に、
黒い影の正体を知っているアニマムディの魔鏡を調査するため、
天狗のねぐらを目指していた。
妖虎、ユルグ、幽子の三人は、悪魔くんより一足先に、
黒い影の正体を知っているアニマムディの魔鏡を調査するため、
天狗のねぐらを目指していた。
2020/08/05(水) 16:52:03.62ID:???
ユルグ「ん?」
妖虎「ふう、やれやれ。どうしたユルグ」
ユルグ「ああ、なんだか監視されてるような気がしてな」
幽子「えぇ…」
妖虎「監視されとるじゃと?」
ユルグ「風の音か」
幽子「悪魔くんたち、遅いわね」
妖虎「お父さんの受賞パーティが盛り上がっとるんじゃろう。大いに喜ばしいことじゃからのう」
灰怒羅「…」
妖虎「ふう、やれやれ。どうしたユルグ」
ユルグ「ああ、なんだか監視されてるような気がしてな」
幽子「えぇ…」
妖虎「監視されとるじゃと?」
ユルグ「風の音か」
幽子「悪魔くんたち、遅いわね」
妖虎「お父さんの受賞パーティが盛り上がっとるんじゃろう。大いに喜ばしいことじゃからのう」
灰怒羅「…」
2020/08/05(水) 17:07:18.11ID:???
魔州「灰怒羅か」
灰怒羅「はい、魔州様。悪魔くんの仲間が三人、この天狗のねぐらへやってきます」
魔州「狙いはアニマムディの魔鏡だな。だがあの鏡は、この魔州がメシアである証。
指一本触れさせはせぬわ。灰怒羅よ」
灰怒羅「はい」
魔州「ベルゼブブが打ち損じた悪魔くんを始末しろ」
灰怒羅「は!」
灰怒羅「はい、魔州様。悪魔くんの仲間が三人、この天狗のねぐらへやってきます」
魔州「狙いはアニマムディの魔鏡だな。だがあの鏡は、この魔州がメシアである証。
指一本触れさせはせぬわ。灰怒羅よ」
灰怒羅「はい」
魔州「ベルゼブブが打ち損じた悪魔くんを始末しろ」
灰怒羅「は!」
2020/08/05(水) 17:20:33.57ID:???
茂「しげると。はい」
キリヒト「ありがとうございました」
貧太「お願いします」
コハル「お父さんスター作家みたいね」
茂「ははは。スターはよかったな」
コハル「スターに恥じない良いお仕事してくださいね」
茂「ああ、やるとも」
コハル「はい」
茂「ありがと。母さんもどうだい?」
コハル「ふふ。私はもう十分。少し酔っちゃったみたい」
エツ子「お父さんとお母さんとっても楽しそう」
真吾「うん…」
エツ子「これが家庭の幸せっていうのね」
真吾「そ、そうだな…」
エツ子「もう、気のない返事」
キリヒト「ありがとうございました」
貧太「お願いします」
コハル「お父さんスター作家みたいね」
茂「ははは。スターはよかったな」
コハル「スターに恥じない良いお仕事してくださいね」
茂「ああ、やるとも」
コハル「はい」
茂「ありがと。母さんもどうだい?」
コハル「ふふ。私はもう十分。少し酔っちゃったみたい」
エツ子「お父さんとお母さんとっても楽しそう」
真吾「うん…」
エツ子「これが家庭の幸せっていうのね」
真吾「そ、そうだな…」
エツ子「もう、気のない返事」
2020/08/05(水) 17:40:13.03ID:???
メフィスト2世「(ずるずるずるずる)」
百目「(ずるずるずる)」
サシペレレ「あ…」
真吾「(早く妖虎たちのところへ行かなくちゃ)」
サシペレレ「あ、えっと」
エツ子「サシペレレさん。ラーメン食べないの?」
サシペレレ「いえ、あの」
メフィスト2世「なんだサシペレレ。なら俺が」
サシペレレ「ダメ。(ずずずずずーっ)ごちそうさま」
エツ子・メフィスト2世・百目「(ズコッ)」
百目「(ずるずるずる)」
サシペレレ「あ…」
真吾「(早く妖虎たちのところへ行かなくちゃ)」
サシペレレ「あ、えっと」
エツ子「サシペレレさん。ラーメン食べないの?」
サシペレレ「いえ、あの」
メフィスト2世「なんだサシペレレ。なら俺が」
サシペレレ「ダメ。(ずずずずずーっ)ごちそうさま」
エツ子・メフィスト2世・百目「(ズコッ)」
2020/08/05(水) 17:54:11.47ID:???
コハル「Zzz…」
真吾「あーあ、母さん眠っちゃった。今日は大変だったから疲れたんだよ」
茂「うん、そうだな。今夜はこの辺でお開きにするか」
真吾「そ、そうしよう!」
真吾「あーあ、母さん眠っちゃった。今日は大変だったから疲れたんだよ」
茂「うん、そうだな。今夜はこの辺でお開きにするか」
真吾「そ、そうしよう!」
2020/08/05(水) 17:59:46.52ID:???
キリヒト「おじさん、ごちそうさまでした」
茂「いやいや、ありがとう。みんな」
情報屋「じゃあね」
貧太「じゃあね」
茂「さーて、母さんを寝かすとするか」
茂「いやいや、ありがとう。みんな」
情報屋「じゃあね」
貧太「じゃあね」
茂「さーて、母さんを寝かすとするか」
2020/08/05(水) 18:19:08.52ID:???
茂「さあさ、母さん」
コハル「あ〜…幸せなの…」
真吾「さ、天狗のねぐらへ急ごう」
コハル「あ〜…幸せなの…」
真吾「さ、天狗のねぐらへ急ごう」
2020/08/05(水) 18:30:44.05ID:???
エツ子「あら、メフィスト2世さんもう帰っちゃうの?」
真吾・メフィスト2世・百目・サシペレレ「!」
エツ子「まだいいじゃない。私が特製ラーメンつくってあげるから」
メフィスト2世「と、特製ラーメン!あ、え」
真吾「…」
メフィスト2世「あ、食べる食べる」
エツ子「そう、じゃあすぐにつくるわね」
真吾「メフィスト2世」
メフィスト2世「へへへへ。エッちゃんが親切に言ってくれるのに、断れないだろ?後からすぐ行くからさ」
真吾「天狗のねぐら分かるのか?」
メフィスト2世「追跡用発信機があるじゃないか」
真吾「え」
メフィスト2世「なあ、百目」
百目「モ、モン…」
真吾・メフィスト2世・百目・サシペレレ「!」
エツ子「まだいいじゃない。私が特製ラーメンつくってあげるから」
メフィスト2世「と、特製ラーメン!あ、え」
真吾「…」
メフィスト2世「あ、食べる食べる」
エツ子「そう、じゃあすぐにつくるわね」
真吾「メフィスト2世」
メフィスト2世「へへへへ。エッちゃんが親切に言ってくれるのに、断れないだろ?後からすぐ行くからさ」
真吾「天狗のねぐら分かるのか?」
メフィスト2世「追跡用発信機があるじゃないか」
真吾「え」
メフィスト2世「なあ、百目」
百目「モ、モン…」
2020/08/06(木) 16:23:43.46ID:???
真吾「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、あ…先生」
先生「埋れ木くん」
真吾「何してるんですか?こんなところで」
先生「先生大変なことしちゃったの。誕生日に父がプレゼントしてくれたルピーの指輪を落としちゃったの」
真吾「ええ?」
先生「明日父が来るの。ねえ、一緒に探して」
真吾「えー!」
百目・サシペレレ「…」
先生「お願い」
真吾「うーん…」
先生「埋れ木くん」
真吾「何してるんですか?こんなところで」
先生「先生大変なことしちゃったの。誕生日に父がプレゼントしてくれたルピーの指輪を落としちゃったの」
真吾「ええ?」
先生「明日父が来るの。ねえ、一緒に探して」
真吾「えー!」
百目・サシペレレ「…」
先生「お願い」
真吾「うーん…」
2020/08/06(木) 16:27:43.96ID:???
妖虎「この奥が、天狗のねぐらじゃ」
ユルグ「よし。探ってみよう」
妖虎「幽子ちゃんはここにいてくれ」
幽子「はい」
ユルグ「よし。探ってみよう」
妖虎「幽子ちゃんはここにいてくれ」
幽子「はい」
2020/08/06(木) 16:34:59.21ID:???
妖虎「魔州はおらんようじゃな。ん?あれがアニマムディの魔境じゃ」
ユルグ「あれが?」
ユルグ「あれが?」
2020/08/06(木) 16:47:36.32ID:???
先生「ここよ。きっとここだわ。先生ここでスケッチしてたの。
すると綺麗な蝶が飛んできたので、捕まえようと追いかけたの。その時落としたんだわ。きっとそうよ」
百目「うーん、見つからないモン」
真吾「百目でも見つけられないんだ。先生明日にしたらどうですか?あれ?先生?」
先生「ふふふふふ、はははははは、ははははは」
真吾「あ!」
百目・サシペレレ「!」
灰怒羅「…」
真吾「お前は何者だ!」
灰怒羅「メシア大林寺魔州様の一番弟子,、灰怒羅」
真吾「灰怒羅?」
灰怒羅「まんまとひっかっかったね、坊や。命はもらったよ!はあ!」
すると綺麗な蝶が飛んできたので、捕まえようと追いかけたの。その時落としたんだわ。きっとそうよ」
百目「うーん、見つからないモン」
真吾「百目でも見つけられないんだ。先生明日にしたらどうですか?あれ?先生?」
先生「ふふふふふ、はははははは、ははははは」
真吾「あ!」
百目・サシペレレ「!」
灰怒羅「…」
真吾「お前は何者だ!」
灰怒羅「メシア大林寺魔州様の一番弟子,、灰怒羅」
真吾「灰怒羅?」
灰怒羅「まんまとひっかっかったね、坊や。命はもらったよ!はあ!」
2020/08/06(木) 16:58:13.28ID:???
真吾「あ」
百目「モン!」
真吾・サシペレレ「…!」
百目「モンモンモンモン、モン!」
サシペレレ「うわあー!…バブー」
百目「サシペレレ―」
真吾「百目!しまった!うわ!」
サシペレレ「バブー、バブー」
百目「く、苦しいモン…」
灰怒羅「ははは。苦しみながら死ぬがいい」
メフィスト2世「あ、悪魔くん!悪魔くん!ん!?お前の仕業か。よし、魔力、電撃パンチ!」
灰怒羅「ふっ!」
百目「モン!」
真吾・サシペレレ「…!」
百目「モンモンモンモン、モン!」
サシペレレ「うわあー!…バブー」
百目「サシペレレ―」
真吾「百目!しまった!うわ!」
サシペレレ「バブー、バブー」
百目「く、苦しいモン…」
灰怒羅「ははは。苦しみながら死ぬがいい」
メフィスト2世「あ、悪魔くん!悪魔くん!ん!?お前の仕業か。よし、魔力、電撃パンチ!」
灰怒羅「ふっ!」
2020/08/06(木) 17:14:04.63ID:???
灰怒羅「わあ!こしゃくな!はあ!」
メフィスト2世「おっと」
真吾・百目「?」
真吾「百目、灰怒羅の目を封じるんだ」
百目「分かったモン。モンモンモンモーン!」
灰怒羅「きゃ」
メフィスト2世「魔力、遠心分離!」
灰怒羅「あ、あああー!」
サル「キーッ、ウキーッ」
メフィスト2世「ああ、あいつの正体はサルだったのか」
真吾「魔州の妖術で、人間にされていたんだ」
サル「ウキ―ッ」
百目「はい」
サシペレレ「うう」
百目「ふふ」
真吾「さあ、妖虎たちのところへ急ごう」
メフィスト2世「おっと」
真吾・百目「?」
真吾「百目、灰怒羅の目を封じるんだ」
百目「分かったモン。モンモンモンモーン!」
灰怒羅「きゃ」
メフィスト2世「魔力、遠心分離!」
灰怒羅「あ、あああー!」
サル「キーッ、ウキーッ」
メフィスト2世「ああ、あいつの正体はサルだったのか」
真吾「魔州の妖術で、人間にされていたんだ」
サル「ウキ―ッ」
百目「はい」
サシペレレ「うう」
百目「ふふ」
真吾「さあ、妖虎たちのところへ急ごう」
2020/08/06(木) 17:17:18.95ID:???
真吾「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり!出でよ、第8使徒、家獣!」
家獣「バウー!」
家獣「バウー!」
2020/08/06(木) 17:36:02.51ID:???
妖虎「この鏡の中に視鬼魅がいるのじゃ。黒い影の正体を知っている視鬼魅がな」
ユルグ「その視鬼魅とやらを呼び出してみよう」
妖虎「うむ。視鬼魅様。メシア悪魔くんは復活しました。どうかお姿を現し、この世を乱す黒い影の正体を教えていただきたい」
ユルグ「視鬼魅様、どうかお姿を。…ダメか」
魔州「ふふふふふふふふ」
妖虎・ユルグ「?」
妖虎「お前は魔州」
魔州「愚か者め。視鬼魅様はこのわしにしか答えんのだ。くらえ!妖気波!」
妖虎「くう、おのれ。うがあー」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
魔州「ふふふ、ははははは」
幽子「妖虎おじいちゃんとユルグさんが心配。豆ユーレイちゃん、様子見てきて」
豆ユーレイたち「幽子ちゃんのためならユーレイヒー、ユーレイヒー、ユーレイヒー」
ユルグ「その視鬼魅とやらを呼び出してみよう」
妖虎「うむ。視鬼魅様。メシア悪魔くんは復活しました。どうかお姿を現し、この世を乱す黒い影の正体を教えていただきたい」
ユルグ「視鬼魅様、どうかお姿を。…ダメか」
魔州「ふふふふふふふふ」
妖虎・ユルグ「?」
妖虎「お前は魔州」
魔州「愚か者め。視鬼魅様はこのわしにしか答えんのだ。くらえ!妖気波!」
妖虎「くう、おのれ。うがあー」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
魔州「ふふふ、ははははは」
幽子「妖虎おじいちゃんとユルグさんが心配。豆ユーレイちゃん、様子見てきて」
豆ユーレイたち「幽子ちゃんのためならユーレイヒー、ユーレイヒー、ユーレイヒー」
2020/08/06(木) 17:56:35.40ID:???
妖虎「があー」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
魔州「たあ」
妖虎・ユルグ「うわあー!」
魔州「ふふふふふふ。思い知ったか。秘術、妖気金縛り」
豆ユーレイA「…」
魔州「貴様らの体は気体となって消え去るのだ。はははははは」
豆ユーレイB「ひえー、それはたーいへん」
豆ユーレイC「霊気ー」
豆ユーレイD「金縛りー」
豆ユーレイE「気体ー」
豆ユーレイF「それは大変ー。幽子ちゃん大変。針金で縛られて電気で機械にされたって」
幽子「え、どういうこと?」
豆ユーレイF「さあ」
幽子「もう、豆ユーレイちゃん集まって!」
豆ユーレイたち「はーい」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
魔州「たあ」
妖虎・ユルグ「うわあー!」
魔州「ふふふふふふ。思い知ったか。秘術、妖気金縛り」
豆ユーレイA「…」
魔州「貴様らの体は気体となって消え去るのだ。はははははは」
豆ユーレイB「ひえー、それはたーいへん」
豆ユーレイC「霊気ー」
豆ユーレイD「金縛りー」
豆ユーレイE「気体ー」
豆ユーレイF「それは大変ー。幽子ちゃん大変。針金で縛られて電気で機械にされたって」
幽子「え、どういうこと?」
豆ユーレイF「さあ」
幽子「もう、豆ユーレイちゃん集まって!」
豆ユーレイたち「はーい」
2020/08/06(木) 17:59:10.82ID:???
メフィスト2世「ありゃ、豆ユーレイだ」
2020/08/06(木) 18:04:53.42ID:???
真吾「妖虎とユルグが金縛りに!?」
幽子「早く助けないと、二人とも気体になってしまうわ」
真吾「よし、家獣を先頭に、一気に突入だ!」
家獣「バウー!バウー!」
幽子「早く助けないと、二人とも気体になってしまうわ」
真吾「よし、家獣を先頭に、一気に突入だ!」
家獣「バウー!バウー!」
2020/08/06(木) 18:21:16.59ID:???
魔州「…」
真吾「…!妖虎…ユルグ…!?」
魔州「妖気金縛りはわしを倒さぬ限り解けん」
メフィスト2世「ちくしょう」
魔州「鏡の中の視鬼魅様がメシアと認めたわしは不死身。お前らごときに倒されはせん」
真吾「むう」
メフィスト2世「何を言ってやがる!メシアはこの悪魔くんだ」
百目「そうだモン」
魔州「黙れ!アニマムディの魔境を祀る聖なるほこらを汚す者は生かしておけん!」
真吾「ぐ」
サシペレレ「うわ!」
幽子「きゃー」
百目「う」
メフィスト2世「魔力、ステッキブーメラン!」
魔州「たあ!」
百目「ポーン!」
魔州「お、うわー」
サシペレレ「それー!たあ!」
魔州「うわあー」
真吾「ふっ」
魔州「うわー、う」
百目「わーい、やったモン」
メフィスト2世「へへ、木偶の坊、立ってみろい」
魔州「…月霊召喚」
真吾「…!妖虎…ユルグ…!?」
魔州「妖気金縛りはわしを倒さぬ限り解けん」
メフィスト2世「ちくしょう」
魔州「鏡の中の視鬼魅様がメシアと認めたわしは不死身。お前らごときに倒されはせん」
真吾「むう」
メフィスト2世「何を言ってやがる!メシアはこの悪魔くんだ」
百目「そうだモン」
魔州「黙れ!アニマムディの魔境を祀る聖なるほこらを汚す者は生かしておけん!」
真吾「ぐ」
サシペレレ「うわ!」
幽子「きゃー」
百目「う」
メフィスト2世「魔力、ステッキブーメラン!」
魔州「たあ!」
百目「ポーン!」
魔州「お、うわー」
サシペレレ「それー!たあ!」
魔州「うわあー」
真吾「ふっ」
魔州「うわー、う」
百目「わーい、やったモン」
メフィスト2世「へへ、木偶の坊、立ってみろい」
魔州「…月霊召喚」
2020/08/06(木) 18:47:20.23ID:???
魔州「◎△$♪×¥●&%#?!」
月霊「がうう」
真吾「なんだ、あれは」
家獣「バウ、バウー!」
月霊「がう」
家獣「バウ、バウ、バウ」
真吾・サシペレレ「!」
メフィスト2世「くそ、魔力、絶対零度!」
百目「ポーン!」
月霊「…」
真吾「なんてやつだ!」
魔州「○!※□◇#△!」
真吾「幽子、照魔鏡であいつの魔力を奪うんだ」
幽子「はい。えい」
月霊「がうう」
メフィスト2世「幽子!」
月霊「(バシッ)」
メフィスト2世「ああー、ああー!」
月霊「(バシッ)」
サシペレレ「う、わ、あああ(メリメリメリ…)」
真吾「あれは、魔州が操る精霊怪物なんだ」
百目「やだモン、やだモン」
月霊「(バシッ)」
真吾「百目!」
百目「モン…モン…(メリメリメリ…)」
幽子「こわいー」
魔州「ふふふふふ」
月霊「がう」
幽子「あ」
真吾「幽子」
魔州「小僧、最期だ」
月霊「がうう」
真吾「なんだ、あれは」
家獣「バウ、バウー!」
月霊「がう」
家獣「バウ、バウ、バウ」
真吾・サシペレレ「!」
メフィスト2世「くそ、魔力、絶対零度!」
百目「ポーン!」
月霊「…」
真吾「なんてやつだ!」
魔州「○!※□◇#△!」
真吾「幽子、照魔鏡であいつの魔力を奪うんだ」
幽子「はい。えい」
月霊「がうう」
メフィスト2世「幽子!」
月霊「(バシッ)」
メフィスト2世「ああー、ああー!」
月霊「(バシッ)」
サシペレレ「う、わ、あああ(メリメリメリ…)」
真吾「あれは、魔州が操る精霊怪物なんだ」
百目「やだモン、やだモン」
月霊「(バシッ)」
真吾「百目!」
百目「モン…モン…(メリメリメリ…)」
幽子「こわいー」
魔州「ふふふふふ」
月霊「がう」
幽子「あ」
真吾「幽子」
魔州「小僧、最期だ」
2020/08/06(木) 19:06:22.93ID:???
真吾「そうだ、このソロモンの笛で。(♪〜)」
月霊「!」
魔州「○▼※△☆▲※◎★●!」
真吾「(♪〜)」
月霊「がうう…」
魔州「(月霊、小僧を叩き潰せ)」
真吾「(♪〜。魔州、僕はあなたと戦いに来たんじゃないんだ。僕らの敵は黒い影)」
魔州「(ふん、聞く耳持たぬわ)」
真吾「(♪〜。その正体をアニマムディの魔境の視鬼魅が知っているんです)」
魔州「(月霊よ、早く小僧を)」
月霊「がう」
真吾「(♪〜。魔州、あなたの力を、みんなの平和と幸せを守るために使ってください)」
魔州「(わしの力はわしのために使う。小僧、とどめだ!)」
月霊「がう!」
真吾・幽子「!」
アニマムディの魔境『(ビリビリビリビリ)』
魔州「ぎゃああああああああ!!」
真吾「あ!」
月霊「がうううう!!」
魔州「ぎゃああああああああ!!」
メフィスト2世・サシペレレ・百目・ユルグ・妖虎「…!」
月霊「!」
魔州「○▼※△☆▲※◎★●!」
真吾「(♪〜)」
月霊「がうう…」
魔州「(月霊、小僧を叩き潰せ)」
真吾「(♪〜。魔州、僕はあなたと戦いに来たんじゃないんだ。僕らの敵は黒い影)」
魔州「(ふん、聞く耳持たぬわ)」
真吾「(♪〜。その正体をアニマムディの魔境の視鬼魅が知っているんです)」
魔州「(月霊よ、早く小僧を)」
月霊「がう」
真吾「(♪〜。魔州、あなたの力を、みんなの平和と幸せを守るために使ってください)」
魔州「(わしの力はわしのために使う。小僧、とどめだ!)」
月霊「がう!」
真吾・幽子「!」
アニマムディの魔境『(ビリビリビリビリ)』
魔州「ぎゃああああああああ!!」
真吾「あ!」
月霊「がうううう!!」
魔州「ぎゃああああああああ!!」
メフィスト2世・サシペレレ・百目・ユルグ・妖虎「…!」
2020/08/06(木) 19:24:54.32ID:???
アニマムディの魔境『…』
妖虎「悪魔くん、視鬼魅様じゃ」
真吾「あの人が…ゴクリ」
視鬼魅「メシア悪魔くん。ソロモンの笛の音がわしを2000年の眠りから目覚めさせ、魔境の中から出してくれた」
真吾「視鬼魅…」
視鬼魅「おお、悪魔くんこそ一万年に一人現れるまっことの救世主じゃよ」
魔州「し、視鬼魅様…あなたは、この魔州こそメシアだと言ったではないか」
視鬼魅「思いあがるな!わしゃ眠りの中で絶えずメシアに呼び掛けていたのだ。お前をメシアと言った覚えはないぞ」
魔州「な、なんということを」
視鬼魅「魔境の封印を解いてくれてこそ真のメシア。それが出来なかったお前はただの妖術使いにすぎん」
魔州「…おのれー!!」
視鬼魅「不埒者め!妖力奪取!」
魔州「うわああー!!」
真吾・メフィスト2世・ユルグ・幽子・百目・妖虎・サシペレレ「ああ…」
年老いた魔州「……」
視鬼魅「さっさと立ち去れい!そして、もう一度修行に励むがよい!」
年老いた魔州「……」
サル「キッ。ウキッ」
妖虎「悪魔くん、視鬼魅様じゃ」
真吾「あの人が…ゴクリ」
視鬼魅「メシア悪魔くん。ソロモンの笛の音がわしを2000年の眠りから目覚めさせ、魔境の中から出してくれた」
真吾「視鬼魅…」
視鬼魅「おお、悪魔くんこそ一万年に一人現れるまっことの救世主じゃよ」
魔州「し、視鬼魅様…あなたは、この魔州こそメシアだと言ったではないか」
視鬼魅「思いあがるな!わしゃ眠りの中で絶えずメシアに呼び掛けていたのだ。お前をメシアと言った覚えはないぞ」
魔州「な、なんということを」
視鬼魅「魔境の封印を解いてくれてこそ真のメシア。それが出来なかったお前はただの妖術使いにすぎん」
魔州「…おのれー!!」
視鬼魅「不埒者め!妖力奪取!」
魔州「うわああー!!」
真吾・メフィスト2世・ユルグ・幽子・百目・妖虎・サシペレレ「ああ…」
年老いた魔州「……」
視鬼魅「さっさと立ち去れい!そして、もう一度修行に励むがよい!」
年老いた魔州「……」
サル「キッ。ウキッ」
2020/08/06(木) 19:51:50.31ID:???
真吾「視鬼魅。教えてください。黒い影の正体を」
視鬼魅「その正体は、魔界の超悪魔、東嶽大帝じゃ」
真吾「東嶽大帝!?」
視鬼魅「左様。9900万の悪魔を従えた東嶽大帝じゃ」
真吾「9900万の悪魔…」
視鬼魅「中国の五岳は、神々の御座す山々なのじゃ。
その五岳の中の東岳で、神に仕えておった東嶽大帝は、神々を裏切り、悪辣非道な行いをし、
神々の怒りを買い、東岳の山中へ閉じ込められたのじゃが、
その東嶽大帝が闇の魔界の大魔王として蘇り、動き出した。
天上界。地獄界。妖精界。悪魔界。そして人間界の全てを混乱に陥れ、君臨する大魔王たらんとしてな。
その東嶽大帝と戦えるのは、一万年に一人現れる我らがメシア、悪魔くんなのじゃ」
真吾「僕が?」
視鬼魅「そうじゃ。生きとし生けるものの幸せのため戦うのじゃ。そして、全ての世界に平和の王国を築くためにな」
真吾「はい」
視鬼魅「ソロモンの笛で魔境から出られたのは、黒い影の正体を悪魔くんに教えるため、神がひと時お許しになったのじゃ」
真吾「ではまた鏡の中へ?」
視鬼魅「そうじゃ。悪魔くんが使命を果たした時、わしゃまっこと自由の身になれる」
真吾「視鬼魅、僕は必ず使命を果たします」
視鬼魅「約束したぞ」
真吾「はい」
視鬼魅「その日まで、さらばじゃ」
視鬼魅「その正体は、魔界の超悪魔、東嶽大帝じゃ」
真吾「東嶽大帝!?」
視鬼魅「左様。9900万の悪魔を従えた東嶽大帝じゃ」
真吾「9900万の悪魔…」
視鬼魅「中国の五岳は、神々の御座す山々なのじゃ。
その五岳の中の東岳で、神に仕えておった東嶽大帝は、神々を裏切り、悪辣非道な行いをし、
神々の怒りを買い、東岳の山中へ閉じ込められたのじゃが、
その東嶽大帝が闇の魔界の大魔王として蘇り、動き出した。
天上界。地獄界。妖精界。悪魔界。そして人間界の全てを混乱に陥れ、君臨する大魔王たらんとしてな。
その東嶽大帝と戦えるのは、一万年に一人現れる我らがメシア、悪魔くんなのじゃ」
真吾「僕が?」
視鬼魅「そうじゃ。生きとし生けるものの幸せのため戦うのじゃ。そして、全ての世界に平和の王国を築くためにな」
真吾「はい」
視鬼魅「ソロモンの笛で魔境から出られたのは、黒い影の正体を悪魔くんに教えるため、神がひと時お許しになったのじゃ」
真吾「ではまた鏡の中へ?」
視鬼魅「そうじゃ。悪魔くんが使命を果たした時、わしゃまっこと自由の身になれる」
真吾「視鬼魅、僕は必ず使命を果たします」
視鬼魅「約束したぞ」
真吾「はい」
視鬼魅「その日まで、さらばじゃ」
2020/08/06(木) 19:54:39.39ID:???
ファウスト博士「まさかと思っておったが、やはり東嶽大帝が。悪魔くん。これは大変なことになるぞ」
2020/08/06(木) 20:03:08.65ID:???
真吾「アムドスキアスが、バイオリンを使ってインドの子供たちを悪夢の世界に閉じ込めてしまう。
そして、インドの四賢人とフランネールは、全ての原因が僕だと言ってソロモンの笛を奪ってしまうんだ。
悪夢の世界の中で、僕は今、悪魔くんであることを試される…。
悪魔くん。奪われたソロモンの笛!!
夢よ、届け君の心に」
『奪われたソロモンの笛!!』
そして、インドの四賢人とフランネールは、全ての原因が僕だと言ってソロモンの笛を奪ってしまうんだ。
悪夢の世界の中で、僕は今、悪魔くんであることを試される…。
悪魔くん。奪われたソロモンの笛!!
夢よ、届け君の心に」
『奪われたソロモンの笛!!』
2020/08/07(金) 16:29:55.75ID:???
真吾「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
2020/08/07(金) 16:30:26.63ID:???
『奪われたソロモンの笛!!』
2020/08/07(金) 16:40:53.61ID:???
アムドスキアス「お呼びですか。東嶽大帝様」
東嶽大帝「アムドスキアスか。お前の力で聖なるガンジスの流れを悲しみと絶望の川と変えるのだ。
秩序は混乱に、平穏は不安に変えることが悪魔王国建設の礎となるのだ」
アムドスキアス「…」
東嶽大帝「アムドスキアスか。お前の力で聖なるガンジスの流れを悲しみと絶望の川と変えるのだ。
秩序は混乱に、平穏は不安に変えることが悪魔王国建設の礎となるのだ」
アムドスキアス「…」
2020/08/07(金) 16:54:37.86ID:???
アムドスキアス「(♪〜)」
インドの子供たち「あ…ああ…」
インドの男の子A「あ、ああ…はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、助けてー!わあー!」
インドの子供たちの父親・母親「!」
インドの子供たち「あ、ああ…」
インドの子供たちの父親「ど、どうした。おい、起きろ。起きるんだ」
インドの子供たちの母親「起きなさい、みんな」
インドの子供たちの父親「ど、どうした」
インドの子供たちの母親「どうしたの…」
インドの子供たちの父親「しっかりしろ!起きろ」
インドの子供たちの母親「あなた」
インドの子供たちの父親「…」
インドの子供たち「あ…ああ…」
インドの男の子A「あ、ああ…はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、助けてー!わあー!」
インドの子供たちの父親・母親「!」
インドの子供たち「あ、ああ…」
インドの子供たちの父親「ど、どうした。おい、起きろ。起きるんだ」
インドの子供たちの母親「起きなさい、みんな」
インドの子供たちの父親「ど、どうした」
インドの子供たちの母親「どうしたの…」
インドの子供たちの父親「しっかりしろ!起きろ」
インドの子供たちの母親「あなた」
インドの子供たちの父親「…」
2020/08/07(金) 17:11:00.06ID:???
インドの男A「眠ったまま、ゆすっても叩いても起きないんだよ」
インドの男B「ああ、うちの子もだ。ずっとうなされ続けている」
インドの男C「どうしたらいいんだ。長老」
長老「祈るのじゃ。ガンジスの流れに向かってひたすら祈り続けるのじゃ」
インドの子供たちの父親「どうか、どうか私たちの子供をお救いください。お願いします」
フランネール「…」
インドの男B「ああ、うちの子もだ。ずっとうなされ続けている」
インドの男C「どうしたらいいんだ。長老」
長老「祈るのじゃ。ガンジスの流れに向かってひたすら祈り続けるのじゃ」
インドの子供たちの父親「どうか、どうか私たちの子供をお救いください。お願いします」
フランネール「…」
2020/08/07(金) 17:29:58.44ID:???
貧太「あーあ、一匹も釣れなかったな」
百目「ボク、空き缶と長靴釣ったモン」
情報屋「バーカ。何でも釣ればいいってもんじゃないの」
百目「だって、自分のお尻を釣った情報屋よりマシだモン」
情報屋「うるせえ」
真吾・貧太「あはははは」
真吾「?」
町の人たち「ガヤガヤ」
百目「なんの騒ぎだモン?」
情報屋「人の集まる所特ダネあり!へへ、お先に」
百目「あ!」
町の人たち「ヘビが出るとか」「コブラかな」「やめてよこわい」
フランネール「(♪〜)」
町の人たち「わあ…!」「あら」「おお」
情報屋「特ダネ!」
百目「すごいモン」
貧太「どんな仕掛けがあるんだ?悪魔くん」
真吾「さあ」
フランネール「…」
百目「ボク、空き缶と長靴釣ったモン」
情報屋「バーカ。何でも釣ればいいってもんじゃないの」
百目「だって、自分のお尻を釣った情報屋よりマシだモン」
情報屋「うるせえ」
真吾・貧太「あはははは」
真吾「?」
町の人たち「ガヤガヤ」
百目「なんの騒ぎだモン?」
情報屋「人の集まる所特ダネあり!へへ、お先に」
百目「あ!」
町の人たち「ヘビが出るとか」「コブラかな」「やめてよこわい」
フランネール「(♪〜)」
町の人たち「わあ…!」「あら」「おお」
情報屋「特ダネ!」
百目「すごいモン」
貧太「どんな仕掛けがあるんだ?悪魔くん」
真吾「さあ」
フランネール「…」
2020/08/07(金) 17:54:08.52ID:???
真吾「ZZZ…」
百目「Zzz…」
フランネール「(♪〜)」
真吾「…よせよ、百目」
百目「Zzz…」
真吾「…ん?わあ、なんだ!離せ!おい、起きてくれ百目!百目!ぐ…!」
百目「むにゃ…こんな時間にどこ行くんだモン」
真吾「わあ!」
百目「ああ、悪魔くん!…!」
真吾「離せ!う…お前は昼間の」
フランネール「おとなしくするんだ。これからお前をインドの四賢人様の所へお連れする」
真吾「一体僕に何の用が、わー!」
フランネール「○×△☆♯♭●□▲★※」
百目玉「…」
百目「Zzz…」
フランネール「(♪〜)」
真吾「…よせよ、百目」
百目「Zzz…」
真吾「…ん?わあ、なんだ!離せ!おい、起きてくれ百目!百目!ぐ…!」
百目「むにゃ…こんな時間にどこ行くんだモン」
真吾「わあ!」
百目「ああ、悪魔くん!…!」
真吾「離せ!う…お前は昼間の」
フランネール「おとなしくするんだ。これからお前をインドの四賢人様の所へお連れする」
真吾「一体僕に何の用が、わー!」
フランネール「○×△☆♯♭●□▲★※」
百目玉「…」
2020/08/07(金) 17:54:08.84ID:???
真吾「ZZZ…」
百目「Zzz…」
フランネール「(♪〜)」
真吾「…よせよ、百目」
百目「Zzz…」
真吾「…ん?わあ、なんだ!離せ!おい、起きてくれ百目!百目!ぐ…!」
百目「むにゃ…こんな時間にどこ行くんだモン」
真吾「わあ!」
百目「ああ、悪魔くん!…!」
真吾「離せ!う…お前は昼間の」
フランネール「おとなしくするんだ。これからお前をインドの四賢人様の所へお連れする」
真吾「一体僕に何の用が、わー!」
フランネール「○×△☆♯♭●□▲★※」
百目玉「…」
百目「Zzz…」
フランネール「(♪〜)」
真吾「…よせよ、百目」
百目「Zzz…」
真吾「…ん?わあ、なんだ!離せ!おい、起きてくれ百目!百目!ぐ…!」
百目「むにゃ…こんな時間にどこ行くんだモン」
真吾「わあ!」
百目「ああ、悪魔くん!…!」
真吾「離せ!う…お前は昼間の」
フランネール「おとなしくするんだ。これからお前をインドの四賢人様の所へお連れする」
真吾「一体僕に何の用が、わー!」
フランネール「○×△☆♯♭●□▲★※」
百目玉「…」
2020/08/07(金) 17:57:38.65ID:???
メフィスト2世「なんだって!?悪魔くんがインドに連れていかれたって?」
百目「うん、目玉が聞いたモン」
メフィスト2世「こりゃただ事じゃないぜ。よし、俺たちもインドへ行ってみよう」
百目「うんだモン」
百目「うん、目玉が聞いたモン」
メフィスト2世「こりゃただ事じゃないぜ。よし、俺たちもインドへ行ってみよう」
百目「うんだモン」
2020/08/08(土) 18:55:58.20ID:???
真吾「う、ああ、窮屈だった」
フランネール「四賢人様」
真吾「!」
フランネール「悪魔くんを連行しました」
真吾「…!」
フランネール「四賢人様」
真吾「!」
フランネール「悪魔くんを連行しました」
真吾「…!」
2020/08/08(土) 19:28:41.02ID:???
林住賢人「お前が悪魔くんか。思ったより可愛いらしい顔をしておるな」
遊行賢人「東嶽大帝と戦うには頼りない気もするのう」
真吾「東嶽大帝を、東嶽大帝を知っているんですか!」
林住賢人「もちろんじゃ。わしらは悪魔くんと12使徒が東嶽大帝率いる悪魔軍団と戦ってることも知っておる」
真吾「一体、あなたたちは」
遊行賢人「わしらは、一生を4つに分けて、それぞれ各地を修行して歩いておるのじゃ」
学生賢人「はじめに万物の秩序と法則を学ぶ学生期」
家住賢人「そして、それを実践して歩く家住期」
林住賢人「さらに深い悟りの境地に達し、森林の中で生活を送る林住期」
遊行賢人「最後は静かに死を待ちながらも、修行を続ける遊行期」
フランネール「遊行賢人様が死んで火葬にされた灰は、このガンジス川に流されて天に昇り、
やがて雨となってこの世に戻って再び生まれ変わることが出来るのだ」
林住賢人「わしらは自然に少しも逆らうことなく」
学生賢人「生まれ」
家住賢人「生き」
林住賢人「死に」
遊行賢人「そして再生するのじゃ。それが静かに死を迎えようとこの地に戻ってみれば、どうじゃ。
東嶽大帝の差し向けたアムドスキアスのバイオリンの音で子供たちは悪夢の世界に閉じ込められ、
親たちは嘆き悲しんでおる」
真吾「アムドスキアス。あの世界中の楽器を弾きこなすことが出来るという悪魔が」
遊行賢人「東嶽大帝と戦うには頼りない気もするのう」
真吾「東嶽大帝を、東嶽大帝を知っているんですか!」
林住賢人「もちろんじゃ。わしらは悪魔くんと12使徒が東嶽大帝率いる悪魔軍団と戦ってることも知っておる」
真吾「一体、あなたたちは」
遊行賢人「わしらは、一生を4つに分けて、それぞれ各地を修行して歩いておるのじゃ」
学生賢人「はじめに万物の秩序と法則を学ぶ学生期」
家住賢人「そして、それを実践して歩く家住期」
林住賢人「さらに深い悟りの境地に達し、森林の中で生活を送る林住期」
遊行賢人「最後は静かに死を待ちながらも、修行を続ける遊行期」
フランネール「遊行賢人様が死んで火葬にされた灰は、このガンジス川に流されて天に昇り、
やがて雨となってこの世に戻って再び生まれ変わることが出来るのだ」
林住賢人「わしらは自然に少しも逆らうことなく」
学生賢人「生まれ」
家住賢人「生き」
林住賢人「死に」
遊行賢人「そして再生するのじゃ。それが静かに死を迎えようとこの地に戻ってみれば、どうじゃ。
東嶽大帝の差し向けたアムドスキアスのバイオリンの音で子供たちは悪夢の世界に閉じ込められ、
親たちは嘆き悲しんでおる」
真吾「アムドスキアス。あの世界中の楽器を弾きこなすことが出来るという悪魔が」
2020/08/08(土) 19:43:08.52ID:???
家住賢人「この聖なるガンジスは、親たちの祈りの声でいっぱいじゃ」
学生賢人「それは悪魔くん。君のせいなのだ。君がぐずぐずしているから」
真吾「えぇ…」
学生賢人「秩序が乱れあちこちで混乱が起こっておるのだ」
真吾「…僕は、これでも一生懸命やっているんです!だけど、まだ力が足りなくて…」
遊行賢人「力が足りぬなら悪魔くんでいる資格はない」
真吾「ええ、そ、そんな!わあ!」
遊行賢人「悪魔くんでない者にソロモンの笛は無用の物じゃ。どこへでも行くがよい」
真吾「え、あ、待ってください!ぼ、僕は!え!四賢人!?」
百目「メフィスト2世、早く早く!」
メフィスト2世「分かってらい。ちぇ、乗っかってるだけで呑気なもんだぜ」
真吾「だあ!わー!あーいて。一体どっちへ行けばこのジャングルから出られるんだ。
あ、助かった。家だ!」
学生賢人「それは悪魔くん。君のせいなのだ。君がぐずぐずしているから」
真吾「えぇ…」
学生賢人「秩序が乱れあちこちで混乱が起こっておるのだ」
真吾「…僕は、これでも一生懸命やっているんです!だけど、まだ力が足りなくて…」
遊行賢人「力が足りぬなら悪魔くんでいる資格はない」
真吾「ええ、そ、そんな!わあ!」
遊行賢人「悪魔くんでない者にソロモンの笛は無用の物じゃ。どこへでも行くがよい」
真吾「え、あ、待ってください!ぼ、僕は!え!四賢人!?」
百目「メフィスト2世、早く早く!」
メフィスト2世「分かってらい。ちぇ、乗っかってるだけで呑気なもんだぜ」
真吾「だあ!わー!あーいて。一体どっちへ行けばこのジャングルから出られるんだ。
あ、助かった。家だ!」
2020/08/08(土) 19:46:32.87ID:???
真吾「ごめんください」
インドの子供たちの父親・母親「?」
真吾「どうしたんですか?」
インドの子供たち「うう…ああ…」
インドの子供たちの父親・母親「?」
真吾「どうしたんですか?」
インドの子供たち「うう…ああ…」
2020/08/08(土) 19:55:26.09ID:???
インドの子供の父親「そのバイオリンの音を聞いても、私たちは何でもありませんでした。
鳥も獣も大丈夫です。人間の子供たちの純粋な心にだけ悪夢を植え付けるんです」
真吾「(アムドスキアスめ。許せないぞ。ソロモンの笛を取り戻すより、
子供たちを悪夢の世界から助け出してやるのが先だ!)」
鳥も獣も大丈夫です。人間の子供たちの純粋な心にだけ悪夢を植え付けるんです」
真吾「(アムドスキアスめ。許せないぞ。ソロモンの笛を取り戻すより、
子供たちを悪夢の世界から助け出してやるのが先だ!)」
2020/08/09(日) 18:10:34.02ID:???
百目「モンモン、モンモン」
メフィスト2世「うへえ、やっと着いたのはいいけど」
百目「インドって広いんだモン」
メフィスト2世「悪魔くんはどこにいるんだ?」
メフィスト2世「うへえ、やっと着いたのはいいけど」
百目「インドって広いんだモン」
メフィスト2世「悪魔くんはどこにいるんだ?」
2020/08/09(日) 18:15:29.37ID:???
真吾「アムドスキアス!どうした、僕が怖いのか!出てこい!」
アムドスキアス「東嶽大帝様の思惑通り騒ぎにつられて悪魔くんが現れたか(♪〜)」
真吾「あ!…う!(バイオリンの音が聞こえないように耳に綿を詰めてきたのに)
アムドスキアス「耳をおさえたりしてもムダだ。このバイオリンの音はお前の脳に直接響くのだ」
真吾「う!しまった…。う…」
メフィスト2世・百目「あ」
メフィスト2世「誰がこんなところでバイオリンなんて弾いてやがるんだ」
アムドスキアス「東嶽大帝様の思惑通り騒ぎにつられて悪魔くんが現れたか(♪〜)」
真吾「あ!…う!(バイオリンの音が聞こえないように耳に綿を詰めてきたのに)
アムドスキアス「耳をおさえたりしてもムダだ。このバイオリンの音はお前の脳に直接響くのだ」
真吾「う!しまった…。う…」
メフィスト2世・百目「あ」
メフィスト2世「誰がこんなところでバイオリンなんて弾いてやがるんだ」
2020/08/09(日) 18:25:37.65ID:???
真吾「あ…眠っちゃダメだ。眠っちゃ……」
百目「こっちから聞こえてくるモン」
メフィスト2世「あそこだ!見ろ」
百目「あ。悪魔くん!」
メフィスト2世「おい!しっかりしろ!」
百目「悪魔くん」
真吾「アムドスキアスのバイオリンを止めてくれ」
メフィスト2世「任せとけ!魔力、ハットノコギリ!…!どこへ行きやがった」
アムドスキアス「(♪〜)」
真吾「あ…」
メフィスト2世「ちっくしょう。どこに隠れてやがるんだ。こうなったら片っ端から稲妻電撃をお見舞いしてやる。
魔力!あ、ああー!くそー!どうなってるんだ」
百目「出られないモン」
真吾「メフィスト2世、百目」
百目「こっちから聞こえてくるモン」
メフィスト2世「あそこだ!見ろ」
百目「あ。悪魔くん!」
メフィスト2世「おい!しっかりしろ!」
百目「悪魔くん」
真吾「アムドスキアスのバイオリンを止めてくれ」
メフィスト2世「任せとけ!魔力、ハットノコギリ!…!どこへ行きやがった」
アムドスキアス「(♪〜)」
真吾「あ…」
メフィスト2世「ちっくしょう。どこに隠れてやがるんだ。こうなったら片っ端から稲妻電撃をお見舞いしてやる。
魔力!あ、ああー!くそー!どうなってるんだ」
百目「出られないモン」
真吾「メフィスト2世、百目」
2020/08/09(日) 18:51:10.63ID:???
ファウスト博士「こ、これは。ああ」
こうもり猫「何やってんだよ。メフィスト2世と百目は」
ファウスト博士「あの水晶玉の中では魔力が一切使えないようじゃ」
鳥乙女「あ、あれは!?」
象人「あれは、インドの四賢人だぞう」
こうもり猫「ひい、ふう、みいって五人いるじゃねえかよう」
象人「もう一人は召使いのフランネールだぞう」
ファウスト博士「やはりそうか」
幽子・象人・鳥乙女・こうもり猫「?」
ファウスト博士「百目とメフィスト2世をあの水晶玉に入れたのは四賢人じゃ」
こうもり猫「なにをー!四賢人だか何だか知らねえが、
何で悪魔くんの邪魔をして、アムドスキアスの味方をするんでげしょ」
ファウスト博士「これは大きな試練じゃ。誰の力にも頼らず、アムドスキアスの魔力に打ち勝たねばならないのじゃ。
ここは正念場じゃぞ。悪魔くん」
真吾「うわっ…」
百目「悪魔くん、悪魔くんたら」
メフィスト2世「目を覚ますんだ」
アムドスキアス「悪魔くんはもはや、夢魔界地獄へ落ちた」
こうもり猫「何やってんだよ。メフィスト2世と百目は」
ファウスト博士「あの水晶玉の中では魔力が一切使えないようじゃ」
鳥乙女「あ、あれは!?」
象人「あれは、インドの四賢人だぞう」
こうもり猫「ひい、ふう、みいって五人いるじゃねえかよう」
象人「もう一人は召使いのフランネールだぞう」
ファウスト博士「やはりそうか」
幽子・象人・鳥乙女・こうもり猫「?」
ファウスト博士「百目とメフィスト2世をあの水晶玉に入れたのは四賢人じゃ」
こうもり猫「なにをー!四賢人だか何だか知らねえが、
何で悪魔くんの邪魔をして、アムドスキアスの味方をするんでげしょ」
ファウスト博士「これは大きな試練じゃ。誰の力にも頼らず、アムドスキアスの魔力に打ち勝たねばならないのじゃ。
ここは正念場じゃぞ。悪魔くん」
真吾「うわっ…」
百目「悪魔くん、悪魔くんたら」
メフィスト2世「目を覚ますんだ」
アムドスキアス「悪魔くんはもはや、夢魔界地獄へ落ちた」
2020/08/09(日) 19:03:15.66ID:???
真吾「うわーーっ!…!」
アムドスキアス「夢魔モーラが見せる数々の恐怖に、悪魔くんが一言でも助けてくれと叫んだなら」
インドの子供たち「うう…」
アムドスキアス「その瞬間から、魂はこのオレのものとなるのだ」
真吾「くそー、お前なんかに魂を売り渡してたまるか!僕は負けないぞ。きっとあの子供たちを助け出してやる!あ、うわー!」
モーラ「ふははははは」
真吾「!」
モーラ「痛みも苦しみも本物だよ。さあ泣いて助けを求めるがいい。そうすればあの子供たちもこの世界から出られるんだ」
真吾「!」
メフィスト2世・百目「悪魔くん!」
真吾「あ…ああ…」
アムドスキアス「夢魔モーラが見せる数々の恐怖に、悪魔くんが一言でも助けてくれと叫んだなら」
インドの子供たち「うう…」
アムドスキアス「その瞬間から、魂はこのオレのものとなるのだ」
真吾「くそー、お前なんかに魂を売り渡してたまるか!僕は負けないぞ。きっとあの子供たちを助け出してやる!あ、うわー!」
モーラ「ふははははは」
真吾「!」
モーラ「痛みも苦しみも本物だよ。さあ泣いて助けを求めるがいい。そうすればあの子供たちもこの世界から出られるんだ」
真吾「!」
メフィスト2世・百目「悪魔くん!」
真吾「あ…ああ…」
2020/08/10(月) 15:22:33.70ID:???
真吾「はあ、はあ」
悪魔A・B・C「ギャハハハハ」
真吾「うわー!た…!うわ!」
モーラ「ははははは。恐怖がまた恐怖を呼ぶ。これが夢魔界地獄さ」
悪魔A・B・C「ギャハハハハ」
真吾「うわー!た…!うわ!」
モーラ「ははははは。恐怖がまた恐怖を呼ぶ。これが夢魔界地獄さ」
2020/08/10(月) 15:28:42.60ID:???
悪魔たち「ギャハハハハ」
真吾「!」
悪魔たち「ギャハハハハ」
モーラ「さあ大きな声で叫ぶんだ。助けてくれーって。そうすればこの夢魔界地獄から出られるんだよ」
真吾「いやだ」
モーラ「強情なやつだ。じわじわと焼いておやり」
真吾「!」
悪魔たち「とりゃー」
真吾「あっつい…う…」
幽子「きゃ」
鳥乙女「悪魔くん」
妖虎「もう黙って見ておれん」
ファウスト博士「待て。これは悪魔くんの戦いなのじゃ」
メフィスト2世「ちくしょう、ここから出しやがれ!」
百目「悪魔くん!」
真吾「た、助け…」
インド四賢人「…」
モーラ「ははははは、はははははは」
真吾「!」
悪魔たち「ギャハハハハ」
モーラ「さあ大きな声で叫ぶんだ。助けてくれーって。そうすればこの夢魔界地獄から出られるんだよ」
真吾「いやだ」
モーラ「強情なやつだ。じわじわと焼いておやり」
真吾「!」
悪魔たち「とりゃー」
真吾「あっつい…う…」
幽子「きゃ」
鳥乙女「悪魔くん」
妖虎「もう黙って見ておれん」
ファウスト博士「待て。これは悪魔くんの戦いなのじゃ」
メフィスト2世「ちくしょう、ここから出しやがれ!」
百目「悪魔くん!」
真吾「た、助け…」
インド四賢人「…」
モーラ「ははははは、はははははは」
2020/08/10(月) 15:32:52.07ID:???
真吾「(た、助けてと言ってしまえば、僕もあの子供たちも助かるんだ。だけど…!)」
インドの子供たち「悪魔くん、しっかり!」「悪魔くん負けちゃダメだよ「悪魔くん」「悪魔くん頑張れ!」
こうもり猫「よいしょ!」
鳥乙女「がんばって!」
真吾「う…」
青ピクシー・赤ピクシー「がんばれ、がんばれ」
ヨナルデパズトーリ「がんばるのである」
真吾「う…」
妖虎「頑張るんじゃ、悪魔くん」
家獣「バウー」
百目「悪魔くん、頑張るんだモン」
メフィスト2世「悪魔くん、負けるな!」
真吾「うう…う…」
東嶽大帝『わっはっはっはっはっはっは』
真吾「う…」
インドの子供たち「悪魔くん!」「悪魔くん!頑張って!」「悪魔くん!負けちゃダメ!」
真吾「そうだ。僕は悪魔くんなんだ)」
インドの子供たち「悪魔くん、しっかり!」「悪魔くん負けちゃダメだよ「悪魔くん」「悪魔くん頑張れ!」
こうもり猫「よいしょ!」
鳥乙女「がんばって!」
真吾「う…」
青ピクシー・赤ピクシー「がんばれ、がんばれ」
ヨナルデパズトーリ「がんばるのである」
真吾「う…」
妖虎「頑張るんじゃ、悪魔くん」
家獣「バウー」
百目「悪魔くん、頑張るんだモン」
メフィスト2世「悪魔くん、負けるな!」
真吾「うう…う…」
東嶽大帝『わっはっはっはっはっはっは』
真吾「う…」
インドの子供たち「悪魔くん!」「悪魔くん!頑張って!」「悪魔くん!負けちゃダメ!」
真吾「そうだ。僕は悪魔くんなんだ)」
2020/08/10(月) 15:44:50.29ID:???
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
ほら! バランガバランガ 僕らの悪魔くん
ファウスト博士「おお」
12使徒たち「!」
悪魔たち「!」
真吾「(そうか、僕の心の恐怖心がこいつらを生んでいるんだ。勇気を出すんだ)」
くじけた涙に 悪魔は寄ってくる
忘れちゃいけない 友情の力を
ひとりじゃ動かぬ 岩さえブッ飛ばす
奇蹟を呼ぶのは 心をつないだ仲間さ
悪魔たち「ぎゃああああ!!」
モーラ「…!」
闇が燃えれば Shiyu-Shiyu
何か起きるぜ No-No
魔界の罠が ジワジワ迫る!
ここにもそこにも あそこにも!!
モーラ「バカな。バカな!はっ!」
真吾「とりゃあ!」
モーラ「う、うわああああ!!」
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
ほら! 熱い夢が ぼくらの魔法だぜ!
ほら! バランガバランガ 僕らの悪魔くん
ファウスト博士「おお」
12使徒たち「!」
悪魔たち「!」
真吾「(そうか、僕の心の恐怖心がこいつらを生んでいるんだ。勇気を出すんだ)」
くじけた涙に 悪魔は寄ってくる
忘れちゃいけない 友情の力を
ひとりじゃ動かぬ 岩さえブッ飛ばす
奇蹟を呼ぶのは 心をつないだ仲間さ
悪魔たち「ぎゃああああ!!」
モーラ「…!」
闇が燃えれば Shiyu-Shiyu
何か起きるぜ No-No
魔界の罠が ジワジワ迫る!
ここにもそこにも あそこにも!!
モーラ「バカな。バカな!はっ!」
真吾「とりゃあ!」
モーラ「う、うわああああ!!」
エロイムエッサイム エロイムエッサイム
ほら! 熱い夢が ぼくらの魔法だぜ!
2020/08/10(月) 15:52:34.45ID:???
インドの子供たち「!」
真吾「さあ」
メフィスト2世「やった、悪魔くんが勝ったんだー」
百目「ははは、悪魔くん」
ユルグ・ヨナルデパズトーリ・幽子・ピクシー・妖虎・家獣・象人・鳥乙女・サシペレレ・こうもり猫「わーい!」
ファウスト博士「おお」
真吾「さあ」
メフィスト2世「やった、悪魔くんが勝ったんだー」
百目「ははは、悪魔くん」
ユルグ・ヨナルデパズトーリ・幽子・ピクシー・妖虎・家獣・象人・鳥乙女・サシペレレ・こうもり猫「わーい!」
ファウスト博士「おお」
2020/08/10(月) 15:58:46.66ID:???
遊行賢人「よくやった。その勇気こそが大切なのじゃ。さあ、ソロモンの笛を吹いてみるがいい」
真吾「は、はい(♪〜)」
アムドスキアス「く、くそー。うわあああああ!!…」
遊行賢人「おお、まさしく宇宙に流れる神の音色。生きとし生けるものに秩序と平穏を与える万物の共鳴音じゃ」
インドの子供たち「わーい、あははははは」
ファウスト博士「大きな試練を乗り越えて、悪魔くんはまた一つ成長しおった。いよいよじゃな」
真吾「は、はい(♪〜)」
アムドスキアス「く、くそー。うわあああああ!!…」
遊行賢人「おお、まさしく宇宙に流れる神の音色。生きとし生けるものに秩序と平穏を与える万物の共鳴音じゃ」
インドの子供たち「わーい、あははははは」
ファウスト博士「大きな試練を乗り越えて、悪魔くんはまた一つ成長しおった。いよいよじゃな」
2020/08/10(月) 16:00:10.35ID:???
遊行賢人「ガンジスの流れは清められた。これでわしも安心して自然に還ることが出来る。
次にわしが生まれてくる時には、平穏な時代が訪れていることじゃろう。頼むぞ、悪魔くん」
真吾「はい」
次にわしが生まれてくる時には、平穏な時代が訪れていることじゃろう。頼むぞ、悪魔くん」
真吾「はい」
78名無しが氏んでも代わりはいるもの
2020/08/10(月) 21:17:41.18ID:VUCYSd1Y カヲルくん好き
79名無しが氏んでも代わりはいるもの
2020/08/15(土) 19:00:44.80ID:DR7yJ0Pu 楽しいから
2020/08/28(金) 14:20:27.66ID:???
悪魔くん「巨大な渦巻きが次々と船を沈めていくんだ。
伝説の海坊主セドナの仕業なのか。
僕は、セドナの味方をするヒロシくんを信じて、初めて変形魔法陣をつくるんだ。
でも、僕のパワーが弱ければ、冥界に引きずり込まれてしまうかもしれない。
悪魔くん。遠い海から来たセドナ。
夢よ、届け君の心に」
『遠い海から来たセドナ』
伝説の海坊主セドナの仕業なのか。
僕は、セドナの味方をするヒロシくんを信じて、初めて変形魔法陣をつくるんだ。
でも、僕のパワーが弱ければ、冥界に引きずり込まれてしまうかもしれない。
悪魔くん。遠い海から来たセドナ。
夢よ、届け君の心に」
『遠い海から来たセドナ』
2020/08/28(金) 14:24:09.64ID:???
悪魔くん「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
2020/08/28(金) 14:28:50.18ID:???
『遠い海から来たセドナ』
2020/08/28(金) 14:41:24.67ID:???
情報屋「えー、悪魔くんの彼女!?」
悪魔くん「違うよー。みんなに紹介するよ。僕たちの友達で幽子っていうんだ」
幽子「あの…幽子です」
メフィスト2世「俺からもよろしく頼むよ」
貧太「ひ、貧太です。よろしく」
キリヒト「キリヒトです」
情報屋「あー、ちょっとこっち見て。はい」
幽子「あ…」
豆ユーレイたち「うちの幽子ちゃんは恥ずかしがり屋ー」
貧太・キリヒト・情報屋「?」
メフィスト2世「ごほん」
エツ子「ねえ、百目ちゃん。メフィスト2世さんと幽子ちゃんとどういう関係なの?」
百目「友達なんだモン」
エツ子「もう、ただの友達とかそれ以上とか色々あるじゃない」
百目「色々って」
エツ子「はっきり言えないような仲なの?どうなの、百目ちゃん」
百目「苦しいんだモン」
悪魔くん「エツ子ったらメフィスト2世にヤキモチ焼いてるみたいだぞ」
エツ子「なんか言った?お兄ちゃん」
悪魔くん「べ、別にー。そうだ。みんなボート乗りに行こう」
エツ子「待って、私も―」
百目「あーん。ボクもボート乗りたいんだモン」
悪魔くん「違うよー。みんなに紹介するよ。僕たちの友達で幽子っていうんだ」
幽子「あの…幽子です」
メフィスト2世「俺からもよろしく頼むよ」
貧太「ひ、貧太です。よろしく」
キリヒト「キリヒトです」
情報屋「あー、ちょっとこっち見て。はい」
幽子「あ…」
豆ユーレイたち「うちの幽子ちゃんは恥ずかしがり屋ー」
貧太・キリヒト・情報屋「?」
メフィスト2世「ごほん」
エツ子「ねえ、百目ちゃん。メフィスト2世さんと幽子ちゃんとどういう関係なの?」
百目「友達なんだモン」
エツ子「もう、ただの友達とかそれ以上とか色々あるじゃない」
百目「色々って」
エツ子「はっきり言えないような仲なの?どうなの、百目ちゃん」
百目「苦しいんだモン」
悪魔くん「エツ子ったらメフィスト2世にヤキモチ焼いてるみたいだぞ」
エツ子「なんか言った?お兄ちゃん」
悪魔くん「べ、別にー。そうだ。みんなボート乗りに行こう」
エツ子「待って、私も―」
百目「あーん。ボクもボート乗りたいんだモン」
2020/08/28(金) 15:00:53.30ID:???
悪魔くん「誰もいないんですかー?」
情報屋「気味の悪いボート屋だな」
メフィスト2世「おーい、構わないから乗っちまおうぜ」
エツ子「私メフィスト2世さんと一緒に乗ろう」
おじいさん「ボートは終わりじゃ」
真吾・キリヒト・情報屋「?」
一同「うわー!」
おじいさん「今日はもう店じまいじゃ。悪いことは言わん。やめておいたほうがいい」
情報屋「だってまだ昼過ぎたばっかしだよ。ボート貸すのが商売じゃないか」
悪魔くん「どうしてですか。おじいさん」
情報屋「気味の悪いボート屋だな」
メフィスト2世「おーい、構わないから乗っちまおうぜ」
エツ子「私メフィスト2世さんと一緒に乗ろう」
おじいさん「ボートは終わりじゃ」
真吾・キリヒト・情報屋「?」
一同「うわー!」
おじいさん「今日はもう店じまいじゃ。悪いことは言わん。やめておいたほうがいい」
情報屋「だってまだ昼過ぎたばっかしだよ。ボート貸すのが商売じゃないか」
悪魔くん「どうしてですか。おじいさん」
2020/08/28(金) 15:24:06.10ID:???
一同「!?」
おじいさん「この瀬戸岬の沖には、昔から海坊主という魔物が住んでおるという言い伝えがあってな」
情報屋「ははー、海坊主だって。はは。う」
おじいさん「その住処を荒らす人間がいると嵐を起こして船を沈めてしまうそうじゃ」
キリヒト「そういえば最近この辺りで、船の海難事故が相次いで起きてるんですよね」
情報屋「そんなの迷信に決まってるぜ。きっと台風かなんかの事故だよ」
キリヒト「でも、嵐になるような天気じゃないのに、事件は次々と起こっているんですよ。全く原因は不明だそうです
エツ子「やーだー。今夜ここに泊まるのに、なんだか怖くなってきちゃった」
百目「大丈夫だモン。ボクが付いてるんだモン」
情報屋「海坊主か、よし特ダネをつかんでやるぞ。わ!なんだ君は」
ヒロシ「セドナは悪者なんかじゃない!」
エツ子「なに?あの子」
貧太「セドナだって?」
悪魔くん「セドナ?」
ヒロシ「セドナは何もしてないんだ!」
悪魔くん「あ、待って!」
おじいさん「…」
おじいさん「この瀬戸岬の沖には、昔から海坊主という魔物が住んでおるという言い伝えがあってな」
情報屋「ははー、海坊主だって。はは。う」
おじいさん「その住処を荒らす人間がいると嵐を起こして船を沈めてしまうそうじゃ」
キリヒト「そういえば最近この辺りで、船の海難事故が相次いで起きてるんですよね」
情報屋「そんなの迷信に決まってるぜ。きっと台風かなんかの事故だよ」
キリヒト「でも、嵐になるような天気じゃないのに、事件は次々と起こっているんですよ。全く原因は不明だそうです
エツ子「やーだー。今夜ここに泊まるのに、なんだか怖くなってきちゃった」
百目「大丈夫だモン。ボクが付いてるんだモン」
情報屋「海坊主か、よし特ダネをつかんでやるぞ。わ!なんだ君は」
ヒロシ「セドナは悪者なんかじゃない!」
エツ子「なに?あの子」
貧太「セドナだって?」
悪魔くん「セドナ?」
ヒロシ「セドナは何もしてないんだ!」
悪魔くん「あ、待って!」
おじいさん「…」
2020/08/28(金) 15:46:50.06ID:???
悪魔くん「おい、君に聞きたいことあるんだ。海坊主のことをセドナって言ったね」
ヒロシ「…」
ヒロシ「…」
2020/08/28(金) 15:56:53.58ID:???
百目「ヒロシくんって言うんだモン」
ヒロシ「僕の父さんは貨物船の船長をしていたんだ。でも、3年前、
いつもと同じように母さんと僕は、港で父さんを見送ったんだ。それが父さんを見た最後だった。
瀬戸岬沖で船が行方不明になったんだ」
悪魔くん「瀬戸岬沖…」
百目「この近くだモン」
ヒロシ「ここは、父さんによく連れてきてもらった思い出の場所なんだ。
ここに立って海を見てると、父さんが帰ってくるような気がして。そんな時なんだ。
僕が初めてセドナを見たのは…」
ヒロシ「僕の父さんは貨物船の船長をしていたんだ。でも、3年前、
いつもと同じように母さんと僕は、港で父さんを見送ったんだ。それが父さんを見た最後だった。
瀬戸岬沖で船が行方不明になったんだ」
悪魔くん「瀬戸岬沖…」
百目「この近くだモン」
ヒロシ「ここは、父さんによく連れてきてもらった思い出の場所なんだ。
ここに立って海を見てると、父さんが帰ってくるような気がして。そんな時なんだ。
僕が初めてセドナを見たのは…」
2020/08/28(金) 16:01:39.23ID:???
ヒロシ「…あ。ああ。あ、うわー!うわ…ん?ん?うわ!き、君は!?」
セドナ「セ、ド、ナ」
ヒロシ「セドナ?セドナ」
セドナ「セ、ド、ナ」
セドナ「セ、ド、ナ」
ヒロシ「セドナ?セドナ」
セドナ「セ、ド、ナ」
2020/08/28(金) 16:17:16.84ID:???
ヒロシ「みんな夢だって誰も信じてくれなかったけど、そうじゃない。
セドナが僕を助けてくれたんだ
だからあのセドナが人間を襲うなんてある訳ないよ」
百目「ボクもそう思うモン。ボクも一度セドナに会ってみたいんだモン。ね、悪魔くん」
悪魔くん「う、うん」
ヒロシ「ありがとう、僕の話を信じてくれて。なんだか元気が出てきちゃった。じゃあね!」
百目「またセドナに会えるといいんだモン」
ヒロシ「うん!」
百目「どうしたんだモン。悪魔くん」
悪魔くん「(悪魔辞典にあった冥界の守護神セドナは滅多に人間の前に現れることはないという。
だとしたら、ヒロシくんの話は一体どういうことなんだ)」
セドナが僕を助けてくれたんだ
だからあのセドナが人間を襲うなんてある訳ないよ」
百目「ボクもそう思うモン。ボクも一度セドナに会ってみたいんだモン。ね、悪魔くん」
悪魔くん「う、うん」
ヒロシ「ありがとう、僕の話を信じてくれて。なんだか元気が出てきちゃった。じゃあね!」
百目「またセドナに会えるといいんだモン」
ヒロシ「うん!」
百目「どうしたんだモン。悪魔くん」
悪魔くん「(悪魔辞典にあった冥界の守護神セドナは滅多に人間の前に現れることはないという。
だとしたら、ヒロシくんの話は一体どういうことなんだ)」
2020/08/28(金) 16:30:31.10ID:???
ルキフェル「どうした、グラウコス」
おじいさん(グラウコス)「は。ルキフェル様。うまい具合に悪魔くんが現れましてございます」
ルキフェル「ほう、あの小僧を始末して手柄をあげれば、
東嶽大帝様もサタン王国をこの世に再建することをお許しくださるはず。ぬかるでないぞ、グラウコス」
おじいさん(グラウコス)「は」
おじいさん(グラウコス)「は。ルキフェル様。うまい具合に悪魔くんが現れましてございます」
ルキフェル「ほう、あの小僧を始末して手柄をあげれば、
東嶽大帝様もサタン王国をこの世に再建することをお許しくださるはず。ぬかるでないぞ、グラウコス」
おじいさん(グラウコス)「は」
2020/08/30(日) 13:30:07.62ID:???
エツ子「天気予報でも台風が来るなんて言ってなかったのに」
貧太「ひょっとしたらあのおじいさんが言ってた海坊主が現れたのかもしれないぞ」
情報屋「はは。絶対スクープ写真撮ってやるぞ」
一同「?」
悪魔くん「なんだろう」
貧太「ひょっとしたらあのおじいさんが言ってた海坊主が現れたのかもしれないぞ」
情報屋「はは。絶対スクープ写真撮ってやるぞ」
一同「?」
悪魔くん「なんだろう」
2020/08/30(日) 13:41:08.08ID:???
村の人たち「……」
情報屋「海坊主、どこにいるの」
ヒロシ「…」
情報屋「!」
悪魔くん「ヒロシくん何があったの?」
女性A「誰かうちの人の船を助けに行ってください。お願いします」
男性A「こんな嵐だなんて、海坊主のせいとしか考えられんわい」
女性A「助けてください。お願いします」
ヒロシ「セドナじゃない…セドナじゃ…」
悪魔くん「ヒロシくん」
村の人たち「あー危ない!」「危ないぞ!」
ヒロシの母親「あ、ヒロシ!どこに行くの!」
悪魔くん「百目、君はメフィスト2世を呼んできてくれ」
百目「うんだモン」
悪魔くん「僕はあの子を追う。ヒロシくーん!」
情報屋「海坊主、どこにいるの」
ヒロシ「…」
情報屋「!」
悪魔くん「ヒロシくん何があったの?」
女性A「誰かうちの人の船を助けに行ってください。お願いします」
男性A「こんな嵐だなんて、海坊主のせいとしか考えられんわい」
女性A「助けてください。お願いします」
ヒロシ「セドナじゃない…セドナじゃ…」
悪魔くん「ヒロシくん」
村の人たち「あー危ない!」「危ないぞ!」
ヒロシの母親「あ、ヒロシ!どこに行くの!」
悪魔くん「百目、君はメフィスト2世を呼んできてくれ」
百目「うんだモン」
悪魔くん「僕はあの子を追う。ヒロシくーん!」
2020/08/30(日) 13:45:51.87ID:???
悪魔くん「ヒロシくーん!戻ってくるんだー!」
ヒロシ「(セドナのせいなら僕がやめさせなきゃ。でも、絶対そうじゃないよね…)うわー!」
悪魔くん「このままじゃヒロシくんが…よし」
ヒロシ「(セドナのせいなら僕がやめさせなきゃ。でも、絶対そうじゃないよね…)うわー!」
悪魔くん「このままじゃヒロシくんが…よし」
2020/08/30(日) 13:49:45.60ID:???
ヒロシ「あ…うわ…」
悪魔くん「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり!出でよ、第8使徒、家獣!」
家獣「バウー」
悪魔くん「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり!出でよ、第8使徒、家獣!」
家獣「バウー」
2020/08/30(日) 14:09:26.12ID:???
悪魔くん「いたぞ。ヒロシくーん!」
ヒロシ「あ、うわー!」
悪魔くん「よし、今度はあの漁船だ」
家獣「バウー」
悪魔くん「こ、これは」
グラウコス「ふふふふふ。待っていたぞ、悪魔くん」
悪魔くん「お前はグラウコス…あ!」
家獣「バウー」
悪魔くん「家獣、頑張れ。飛び出すんだ!」
家獣「バウー。バウ、バウー」
百目「悪魔くーん」
メフィスト2世「なんだあの魚みたいなやつは。悪魔くんを頼んだ」
幽子「はい」
百目「僕に任せるんだモン」
メフィスト2世「俺が相手だ!魔力、稲妻電撃!逃がすか」
百目「家獣、頑張るんだモン」
幽子「もう少しよ」
家獣「バウー」
悪魔くん「頼む、家獣」
家獣「バウー」
百目「わー」
幽子「きゃー」
メフィスト2世「?」
グラウコス「くらえ!」
メフィスト2世「うわあー!」
ヒロシ「あ、うわー!」
悪魔くん「よし、今度はあの漁船だ」
家獣「バウー」
悪魔くん「こ、これは」
グラウコス「ふふふふふ。待っていたぞ、悪魔くん」
悪魔くん「お前はグラウコス…あ!」
家獣「バウー」
悪魔くん「家獣、頑張れ。飛び出すんだ!」
家獣「バウー。バウ、バウー」
百目「悪魔くーん」
メフィスト2世「なんだあの魚みたいなやつは。悪魔くんを頼んだ」
幽子「はい」
百目「僕に任せるんだモン」
メフィスト2世「俺が相手だ!魔力、稲妻電撃!逃がすか」
百目「家獣、頑張るんだモン」
幽子「もう少しよ」
家獣「バウー」
悪魔くん「頼む、家獣」
家獣「バウー」
百目「わー」
幽子「きゃー」
メフィスト2世「?」
グラウコス「くらえ!」
メフィスト2世「うわあー!」
2020/08/30(日) 14:15:00.89ID:???
家獣「バウー」
幽子「ぷはー」
百目「苦しかったモン」
悪魔くん「みんな大丈夫か」
百目「うんだモン」
幽子「はい」
メフィスト2世「うわ。せっかくの服が台無しだぜ。しかしどこだここは」
百目「あそこに島があるんだモン」
幽子「ぷはー」
百目「苦しかったモン」
悪魔くん「みんな大丈夫か」
百目「うんだモン」
幽子「はい」
メフィスト2世「うわ。せっかくの服が台無しだぜ。しかしどこだここは」
百目「あそこに島があるんだモン」
2020/08/30(日) 14:38:13.72ID:???
メフィスト2世「薄気味の悪い島だぜ」
悪魔くん「遭難した漁船だ」
メフィスト2世「あ、ほんとだ」
悪魔くん「気を失ってるだけだ。しばらくそっとしておこう」
メフィスト2世「おかしな島だなあ。どう見ても空って感じじゃないぜ、こりゃ」
グラウコス「ふふふ」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・幽子「!?」
グラウコス「どうやら生き延びたようだな」
悪魔くん「グラウコス、出てこい!」
グラウコス「ふふふふ」
悪魔くん「海に棲む悪魔グラウコス。あの岬で嵐を起こし、船を襲っていたのはお前の仕業だったんだな!」
百目「やっぱりセドナじゃなかったモン、ヒロシくん。この変な顔したやつだったんだモン」
グラウコス「へ、変な顔だと。黙れ!この島がお前たちの墓場だ。覚悟しろ!」
メフィスト2世「えい、サンゴの化け物め!おわ!」
グラウコス「えい!」
悪魔くん・ヒロシ「うわ!」
百目・幽子「わ!」
家獣「バウ」
悪魔くん「遭難した漁船だ」
メフィスト2世「あ、ほんとだ」
悪魔くん「気を失ってるだけだ。しばらくそっとしておこう」
メフィスト2世「おかしな島だなあ。どう見ても空って感じじゃないぜ、こりゃ」
グラウコス「ふふふ」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・幽子「!?」
グラウコス「どうやら生き延びたようだな」
悪魔くん「グラウコス、出てこい!」
グラウコス「ふふふふ」
悪魔くん「海に棲む悪魔グラウコス。あの岬で嵐を起こし、船を襲っていたのはお前の仕業だったんだな!」
百目「やっぱりセドナじゃなかったモン、ヒロシくん。この変な顔したやつだったんだモン」
グラウコス「へ、変な顔だと。黙れ!この島がお前たちの墓場だ。覚悟しろ!」
メフィスト2世「えい、サンゴの化け物め!おわ!」
グラウコス「えい!」
悪魔くん・ヒロシ「うわ!」
百目・幽子「わ!」
家獣「バウ」
2020/08/30(日) 15:16:25.18ID:???
悪魔くん「グラウコス!お前の本当の目的は一体なんだ!」
グラウコス「ふふ。世界各地で暴れていたオレは、ルキフェル様の命令で日本に来た。お前を始末するためにな」
悪魔くん「ルキフェルの命令?」
グラウコス「まもなくルキフェル様が再びこの世にサタン王国を築き支配する。そこでオレは海の世界を頂くって寸法よ」
メフィスト2世「そうはいくか。ぐ…わあ」
グラウコス「ふふ。いいものを見せてやろう。お前たちの周りにあるのはサンゴの樹だ」
悪魔くん「…?」
グラウコス「すくすく育った樹には実がいっぱいなっておる」
百目・幽子「?」
グラウコス「さあ見えるか?霊魂の実が。ふふ、俺が襲って集めた人間どもの魂だ」
悪魔くん「なんだって!」
グラウコス「ふん、だがもしオレの魔力が消えるようなことがあれば、
サンゴの樹は朽ち果て、霊魂の実は成仏出来ずに未来永劫彷徨うことになる」
メフィスト2世「いい加減なことを言うな!えい、魔力、電撃パンチ!家獣!」
家獣「バウー」
メフィスト2世「へっ、こんなもんで俺の相手をしようなんて笑わせるぜ」
グラウコス「ふふ」
グラウコス「ふふ。世界各地で暴れていたオレは、ルキフェル様の命令で日本に来た。お前を始末するためにな」
悪魔くん「ルキフェルの命令?」
グラウコス「まもなくルキフェル様が再びこの世にサタン王国を築き支配する。そこでオレは海の世界を頂くって寸法よ」
メフィスト2世「そうはいくか。ぐ…わあ」
グラウコス「ふふ。いいものを見せてやろう。お前たちの周りにあるのはサンゴの樹だ」
悪魔くん「…?」
グラウコス「すくすく育った樹には実がいっぱいなっておる」
百目・幽子「?」
グラウコス「さあ見えるか?霊魂の実が。ふふ、俺が襲って集めた人間どもの魂だ」
悪魔くん「なんだって!」
グラウコス「ふん、だがもしオレの魔力が消えるようなことがあれば、
サンゴの樹は朽ち果て、霊魂の実は成仏出来ずに未来永劫彷徨うことになる」
メフィスト2世「いい加減なことを言うな!えい、魔力、電撃パンチ!家獣!」
家獣「バウー」
メフィスト2世「へっ、こんなもんで俺の相手をしようなんて笑わせるぜ」
グラウコス「ふふ」
2020/08/31(月) 17:33:32.67ID:???
千年サンゴ「アウ…」
百目「わ、なんだモン」
家獣「バウー」
メフィスト2世「サンゴの化け物め!」
百目「ポーン!」
幽子「えいっ」
霊魂「うう…」
悪魔くん「!」
ヒロシの父親「ヒロシ…ヒロシ…」
ヒロシ「父さん!」
ヒロシの父親「ヒロシ…ヒロシ…」
ヒロシの父親「父さん?父さーん!」
悪魔くん「ヒロシくん!」
ヒロシの父親「ヒロシ…」
ヒロシ「父さーん!」
悪魔くん「やめろ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「ちょ、ちょっとなんだよ」
ヒロシの父親「ヒロシ…」
ヒロシ「父さん!」
悪魔くん「!」
グラウコス「ふふふふふ。そーら千年サンゴ共に喰い殺され、お前たちの魂もサンゴの化石の中に永遠に閉じ込められるがいい!」
百目「わ、なんだモン」
家獣「バウー」
メフィスト2世「サンゴの化け物め!」
百目「ポーン!」
幽子「えいっ」
霊魂「うう…」
悪魔くん「!」
ヒロシの父親「ヒロシ…ヒロシ…」
ヒロシ「父さん!」
ヒロシの父親「ヒロシ…ヒロシ…」
ヒロシの父親「父さん?父さーん!」
悪魔くん「ヒロシくん!」
ヒロシの父親「ヒロシ…」
ヒロシ「父さーん!」
悪魔くん「やめろ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「ちょ、ちょっとなんだよ」
ヒロシの父親「ヒロシ…」
ヒロシ「父さん!」
悪魔くん「!」
グラウコス「ふふふふふ。そーら千年サンゴ共に喰い殺され、お前たちの魂もサンゴの化石の中に永遠に閉じ込められるがいい!」
2020/08/31(月) 17:35:59.33ID:???
千年サンゴ「アウ…」
百目「わ、なんだモン」
家獣「バウー」
メフィスト2世「サンゴの化け物め!」
百目「ポーン!」
幽子「えいっ」
霊魂「うう…」
悪魔くん「!」
ヒロシの父親「ヒロシ…ヒロシ…」
ヒロシ「父さん!」
ヒロシの父親「ヒロシ…ヒロシ…」
ヒロシ「父さん?父さーん!」
悪魔くん「ヒロシくん!」
ヒロシの父親「ヒロシ…」
ヒロシ「父さーん!」
悪魔くん「やめろ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「ちょ、ちょっとなんだよ」
ヒロシの父親「ヒロシ…」
ヒロシ「父さん!」
悪魔くん「!」
グラウコス「ふふふふふ。そーら千年サンゴ共に喰い殺され、お前たちの魂もサンゴの化石の中に永遠に閉じ込められるがいい!」
百目「わ、なんだモン」
家獣「バウー」
メフィスト2世「サンゴの化け物め!」
百目「ポーン!」
幽子「えいっ」
霊魂「うう…」
悪魔くん「!」
ヒロシの父親「ヒロシ…ヒロシ…」
ヒロシ「父さん!」
ヒロシの父親「ヒロシ…ヒロシ…」
ヒロシ「父さん?父さーん!」
悪魔くん「ヒロシくん!」
ヒロシの父親「ヒロシ…」
ヒロシ「父さーん!」
悪魔くん「やめろ、メフィスト2世!」
メフィスト2世「ちょ、ちょっとなんだよ」
ヒロシの父親「ヒロシ…」
ヒロシ「父さん!」
悪魔くん「!」
グラウコス「ふふふふふ。そーら千年サンゴ共に喰い殺され、お前たちの魂もサンゴの化石の中に永遠に閉じ込められるがいい!」
2020/08/31(月) 17:44:19.00ID:???
千年サンゴ「アウ…」「アウ」
百目「どんどん増えていくモン」
メフィスト2世「くそ、攻撃できないとなると俺たちは一体どうすりゃいいんだ」
千年サンゴ「アウ…」「アウ」
グラウコス「千年サンゴ共、一気に喰い殺せ!」
メフィスト2世「こら気持ち悪いよ、離れろ!」
百目「(がぶがぶ)美味しくないんだモン」
幽子「…」
豆ユーレイたち「危ない幽子ちゃーん」
家獣「バウー」
悪魔くん「ああ!」
メフィスト2世「悪魔くん、なんとかしてくれ。もうたまんないぜ」
悪魔くん「うん、分かった。みんな頼む!」
家獣「バウー」
百目「どんどん増えていくモン」
メフィスト2世「くそ、攻撃できないとなると俺たちは一体どうすりゃいいんだ」
千年サンゴ「アウ…」「アウ」
グラウコス「千年サンゴ共、一気に喰い殺せ!」
メフィスト2世「こら気持ち悪いよ、離れろ!」
百目「(がぶがぶ)美味しくないんだモン」
幽子「…」
豆ユーレイたち「危ない幽子ちゃーん」
家獣「バウー」
悪魔くん「ああ!」
メフィスト2世「悪魔くん、なんとかしてくれ。もうたまんないぜ」
悪魔くん「うん、分かった。みんな頼む!」
家獣「バウー」
2020/08/31(月) 17:50:05.99ID:???
百目「もうあっち行くんだモン。しっしモン」
家獣「バウー」
幽子「頑張って、家獣さん」
悪魔くん「出でよ、第3使徒、ヨナルデパズトーリ!」
家獣「バウー」
幽子「頑張って、家獣さん」
悪魔くん「出でよ、第3使徒、ヨナルデパズトーリ!」
2020/08/31(月) 18:02:30.97ID:???
悪魔くん「学者、グラウコスを倒せばヒロシくんのお父さんたちの霊魂が成仏出来なくなる。
一体僕たちはどうやってグラウコスと戦ったらいいんだ。教えてくれ」
ヨナルデパズトーリ「ふーむ」
悪魔くん「学者」
ヨナルデパズトーリ「セドナを呼び出してその霊力を借りるしかないのである」
悪魔くん「セドナ?」
ヨナルデパズトーリ「うむ、悪魔くんも知ってるようにセドナは滅多に冥界から出てくることはないのである」
悪魔くん「うん」
ヨナルデパズトーリ「そして恐るべき冥界の魔人を呼び出すには、凄まじい力が必要なのである。
もしその力が足りなければセドナの怒りを買って、冥界に引きずり込まれてしまうことになるのである。悪魔くん」
悪魔くん「やってみるよ」
家獣「バウー。バウー」
百目「こっち来ちゃダメモン」
グラウコス「?」
一体僕たちはどうやってグラウコスと戦ったらいいんだ。教えてくれ」
ヨナルデパズトーリ「ふーむ」
悪魔くん「学者」
ヨナルデパズトーリ「セドナを呼び出してその霊力を借りるしかないのである」
悪魔くん「セドナ?」
ヨナルデパズトーリ「うむ、悪魔くんも知ってるようにセドナは滅多に冥界から出てくることはないのである」
悪魔くん「うん」
ヨナルデパズトーリ「そして恐るべき冥界の魔人を呼び出すには、凄まじい力が必要なのである。
もしその力が足りなければセドナの怒りを買って、冥界に引きずり込まれてしまうことになるのである。悪魔くん」
悪魔くん「やってみるよ」
家獣「バウー。バウー」
百目「こっち来ちゃダメモン」
グラウコス「?」
2020/08/31(月) 18:02:31.03ID:???
悪魔くん「学者、グラウコスを倒せばヒロシくんのお父さんたちの霊魂が成仏出来なくなる。
一体僕たちはどうやってグラウコスと戦ったらいいんだ。教えてくれ」
ヨナルデパズトーリ「ふーむ」
悪魔くん「学者」
ヨナルデパズトーリ「セドナを呼び出してその霊力を借りるしかないのである」
悪魔くん「セドナ?」
ヨナルデパズトーリ「うむ、悪魔くんも知ってるようにセドナは滅多に冥界から出てくることはないのである」
悪魔くん「うん」
ヨナルデパズトーリ「そして恐るべき冥界の魔人を呼び出すには、凄まじい力が必要なのである。
もしその力が足りなければセドナの怒りを買って、冥界に引きずり込まれてしまうことになるのである。悪魔くん」
悪魔くん「やってみるよ」
家獣「バウー。バウー」
百目「こっち来ちゃダメモン」
グラウコス「?」
一体僕たちはどうやってグラウコスと戦ったらいいんだ。教えてくれ」
ヨナルデパズトーリ「ふーむ」
悪魔くん「学者」
ヨナルデパズトーリ「セドナを呼び出してその霊力を借りるしかないのである」
悪魔くん「セドナ?」
ヨナルデパズトーリ「うむ、悪魔くんも知ってるようにセドナは滅多に冥界から出てくることはないのである」
悪魔くん「うん」
ヨナルデパズトーリ「そして恐るべき冥界の魔人を呼び出すには、凄まじい力が必要なのである。
もしその力が足りなければセドナの怒りを買って、冥界に引きずり込まれてしまうことになるのである。悪魔くん」
悪魔くん「やってみるよ」
家獣「バウー。バウー」
百目「こっち来ちゃダメモン」
グラウコス「?」
2020/08/31(月) 18:13:37.81ID:???
悪魔くん「アブリハブラ、ゼラウケス…」
グラウコス「今更何をしようというのだ」
百目「あっち行けだモンモン」
悪魔くん「…」
メフィスト2世「このー」
悪魔くん「…」
幽子「もう、いやーん」
悪魔くん「…」
家獣「バウー!」
悪魔くん「…」
ヨナルデパズトーリ「頑張るのだ、悪魔くん」
悪魔くん「(セドナ。僕は、ヒロシくんのお父さんたちの霊魂を助けてあげたいんだ。
そして、この海をグラウコスから守るためにも」
ヒロシ「(父さんたちやみんなを助けて。セドナ)」
悪魔くん「(頼む、出てきてくれ。セドナ)」
百目「…悪魔くん」
悪魔くん「うわああああ!!!」
グラウコス「今更何をしようというのだ」
百目「あっち行けだモンモン」
悪魔くん「…」
メフィスト2世「このー」
悪魔くん「…」
幽子「もう、いやーん」
悪魔くん「…」
家獣「バウー!」
悪魔くん「…」
ヨナルデパズトーリ「頑張るのだ、悪魔くん」
悪魔くん「(セドナ。僕は、ヒロシくんのお父さんたちの霊魂を助けてあげたいんだ。
そして、この海をグラウコスから守るためにも」
ヒロシ「(父さんたちやみんなを助けて。セドナ)」
悪魔くん「(頼む、出てきてくれ。セドナ)」
百目「…悪魔くん」
悪魔くん「うわああああ!!!」
2020/08/31(月) 18:25:46.35ID:???
ヨナルデパズトーリ「悪魔くん。おお」
メフィスト2世・百目・幽子「!」
グラウコス「!」
ヨナルデパズトーリ「今だ、悪魔くん」
悪魔くん「出でよ、セドナ―!」
ヒロシ「セドナ!」
セドナ「ハハ」
千年サンゴ「アウ…」「アウ…」
百目「やったモン」
ヒロシ「…っ」
グラウコス「おのれ、セドナめ。はあー!」
百目「うわー!」
ヒロシ「わー!あー!」
悪魔くん「ヒロシくん!」
グラウコス「この子の命が惜しかったらおとなしくするんだな。セドナ」
百目「ヒロシくん」
グラウコス「オレが海を支配するにはお前がいてはジャマだ!」
メフィスト2世・百目・幽子「!」
グラウコス「!」
ヨナルデパズトーリ「今だ、悪魔くん」
悪魔くん「出でよ、セドナ―!」
ヒロシ「セドナ!」
セドナ「ハハ」
千年サンゴ「アウ…」「アウ…」
百目「やったモン」
ヒロシ「…っ」
グラウコス「おのれ、セドナめ。はあー!」
百目「うわー!」
ヒロシ「わー!あー!」
悪魔くん「ヒロシくん!」
グラウコス「この子の命が惜しかったらおとなしくするんだな。セドナ」
百目「ヒロシくん」
グラウコス「オレが海を支配するにはお前がいてはジャマだ!」
2020/08/31(月) 18:30:54.11ID:???
ヒロシ「セドナー!セドナー!セドナ!」
セドナ「バア」
グラウコス「な、なんだと!うわああ!」
幽子「ヒロシくんが」
百目「落っこっちゃうモン」
メフィスト2世「おっと」
ヒロシ「セドナ!」
セドナ「ハハハハ」
セドナ「バア」
グラウコス「な、なんだと!うわああ!」
幽子「ヒロシくんが」
百目「落っこっちゃうモン」
メフィスト2世「おっと」
ヒロシ「セドナ!」
セドナ「ハハハハ」
2020/08/31(月) 18:42:08.25ID:???
悪魔くん「これは?」
ヨナルデパズトーリ「ここはグラウコスの魔力でつくられた海底の洞窟だったのである」
メフィスト2世「げっ、それじゃ海が落っこちてくる訳かよ」
幽子「人魂が」
百目「どっか行っちゃうのかモン」
悪魔くん「海の守護神であるセドナが霊魂をちゃんと守ってくれるんだ」
ヒロシ「と、父さん。父さん」
悪魔くん「(ヒロシくん…)ヒロシくん、行くぞ」
ヒロシ「うん」
悪魔くん「ヒロシくん、君のお父さんの魂は、必ずセドナが大切に守ってくれるよ」
ヒロシ「うん。さよなら、父さん。ありがとう、セドナ」
ヨナルデパズトーリ「ここはグラウコスの魔力でつくられた海底の洞窟だったのである」
メフィスト2世「げっ、それじゃ海が落っこちてくる訳かよ」
幽子「人魂が」
百目「どっか行っちゃうのかモン」
悪魔くん「海の守護神であるセドナが霊魂をちゃんと守ってくれるんだ」
ヒロシ「と、父さん。父さん」
悪魔くん「(ヒロシくん…)ヒロシくん、行くぞ」
ヒロシ「うん」
悪魔くん「ヒロシくん、君のお父さんの魂は、必ずセドナが大切に守ってくれるよ」
ヒロシ「うん。さよなら、父さん。ありがとう、セドナ」
2020/08/31(月) 18:58:35.77ID:???
ヒロシの母親「もうあんたって子は。母さんがこんなに心配してるのに」
ヒロシ「ごめんね、母さん。でも僕二度と心配かけたりしない。もう大丈夫だよ」
ヒロシの母親「ほんと?」
ヒロシ「だって僕、父さんと約束したんだもん」
ヒロシの母親「父さんと?」
ヒロシ「うん」
メフィスト2世「悪魔くんも母ちゃんに心配ばかりかけちゃダメだぜ」
悪魔くん「えー」
コハル「真吾ー!」
悪魔くん「まずい」
コハル「もうどこ行ってたの!百目ちゃんも今度という今度は許しませんよ!」
悪魔くん「逃げるぞ、百目」
百目「うんだモン」
メフィスト2世「はははははは」
エツ子「メフィスト2世さーん」
メフィスト2世「?」
エツ子「まさかずっと幽子ちゃんと一緒だったんじゃないでしょうね。どうなのー」
メフィスト2世「おっと、待ってくれ。悪魔くーん」
ヨナルデパズトーリ・幽子・家獣「ははははは」
コハル「こらー!待ちなさい―!」
エツ子「メフィスト2世さーん!」
ヒロシ「ごめんね、母さん。でも僕二度と心配かけたりしない。もう大丈夫だよ」
ヒロシの母親「ほんと?」
ヒロシ「だって僕、父さんと約束したんだもん」
ヒロシの母親「父さんと?」
ヒロシ「うん」
メフィスト2世「悪魔くんも母ちゃんに心配ばかりかけちゃダメだぜ」
悪魔くん「えー」
コハル「真吾ー!」
悪魔くん「まずい」
コハル「もうどこ行ってたの!百目ちゃんも今度という今度は許しませんよ!」
悪魔くん「逃げるぞ、百目」
百目「うんだモン」
メフィスト2世「はははははは」
エツ子「メフィスト2世さーん」
メフィスト2世「?」
エツ子「まさかずっと幽子ちゃんと一緒だったんじゃないでしょうね。どうなのー」
メフィスト2世「おっと、待ってくれ。悪魔くーん」
ヨナルデパズトーリ・幽子・家獣「ははははは」
コハル「こらー!待ちなさい―!」
エツ子「メフィスト2世さーん!」
2020/08/31(月) 19:06:03.42ID:???
悪魔くん「ルキフェルの黒魔法陣で、地底の闇から魔女へドラが復活してきた。
そしてこうもり猫はまた魔女のお使い魔になってしまう。
僕たちに罠をしかけるこうもり猫。
目を覚ませ。君も夢で結ばれた僕たちの仲間じゃないか。
悪魔くん。黒魔法陣と魔女ヘドラ。
夢よ、届け君の心に」
『黒魔法陣と魔女ヘドラ』
そしてこうもり猫はまた魔女のお使い魔になってしまう。
僕たちに罠をしかけるこうもり猫。
目を覚ませ。君も夢で結ばれた僕たちの仲間じゃないか。
悪魔くん。黒魔法陣と魔女ヘドラ。
夢よ、届け君の心に」
『黒魔法陣と魔女ヘドラ』
2020/09/01(火) 15:20:49.97ID:???
悪魔くん「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
2020/09/01(火) 15:21:31.96ID:???
『黒魔法陣と魔女ヘドラ』
2020/09/01(火) 15:36:33.86ID:???
ルキフェル「闇に封じ込まれし我がしもべよ。その姿を再び地上に現すのだ。
出でよ、魔女ヘドラ。ふはははは」
ヘドラ「ルキフェル様、地の底の闇の中から助け出していただき、誠にありがとう存じます」
ルキフェル「私の力をもってすれば封印を解くなど容易いことだ。ヘドラ」
ヘドラ「心得てございます。いかようなお申しつけでも」
ルキフェル「人間に味方する悪魔どもを残らず捕まえて、東嶽大帝様に差し出すのだ。
歯向かう者は始末しろ。サタン王国のため働くのだ、ヘドラ。はははははは」
ヘドラ「仰せの通りに」
出でよ、魔女ヘドラ。ふはははは」
ヘドラ「ルキフェル様、地の底の闇の中から助け出していただき、誠にありがとう存じます」
ルキフェル「私の力をもってすれば封印を解くなど容易いことだ。ヘドラ」
ヘドラ「心得てございます。いかようなお申しつけでも」
ルキフェル「人間に味方する悪魔どもを残らず捕まえて、東嶽大帝様に差し出すのだ。
歯向かう者は始末しろ。サタン王国のため働くのだ、ヘドラ。はははははは」
ヘドラ「仰せの通りに」
2020/09/01(火) 15:53:33.48ID:???
ファウスト博士「バカもん!」
青ピクシー・赤ピクシー「わあ」
豆ユーレイたち「ひええ」
ファウスト博士「何度教えたら分かるんじゃ。お前たちに定められた運命数はただの背番号ではないのじゃ。
悪魔くんを中心にして、この12の数字には、宇宙にまで繋がる深ーい意味が隠されておるのじゃ」
こうもり猫「いやー、人間界の夏休みに合わせて、ちょいと遊びすぎちゃったもんでねー」
鳥乙女「あんたはいつも遊んでばかりじゃない。夏休みも何もないくせに」
こうもり猫「あらら。鳥乙女さん。そんなこと言っていいのかなー。
メフィスト2世と一緒に盆踊りに顔を出してたじゃないか」
鳥乙女「あれは、悪魔くんがわざわざ呼び出してくれたから。それにメフィスト2世みたいに人前で踊ったりしなかったわ」
メフィスト2世「なんだよ。ピクシーだってやぐらの縁の下で踊ってたぜ」
青ピクシー・赤ピクシー「こうもり猫なんか拾った綿あめ食べてた」
メフィスト2世「はははははは」
こうもり猫「なんだと。もういっぺん言ってみろ」
鳥乙女「メフィスト2世なんかエツ子ちゃんと踊りたがってたわよねー」
メフィスト2世「違う」
こうもり猫「いや、踊ってましたねー」
青ピクシー・赤ピクシー「踊ってた、踊ってたー」
ファウスト博士「うるさーい!メフィスト2世、こうもり猫、鳥乙女、ピクシーたちは、
その問題が全部解けるまで居残りじゃ」
メフィスト2世「…」
こうもり猫「え」
家獣「バウー」
青ピクシー・赤ピクシー「わあ」
豆ユーレイたち「ひええ」
ファウスト博士「何度教えたら分かるんじゃ。お前たちに定められた運命数はただの背番号ではないのじゃ。
悪魔くんを中心にして、この12の数字には、宇宙にまで繋がる深ーい意味が隠されておるのじゃ」
こうもり猫「いやー、人間界の夏休みに合わせて、ちょいと遊びすぎちゃったもんでねー」
鳥乙女「あんたはいつも遊んでばかりじゃない。夏休みも何もないくせに」
こうもり猫「あらら。鳥乙女さん。そんなこと言っていいのかなー。
メフィスト2世と一緒に盆踊りに顔を出してたじゃないか」
鳥乙女「あれは、悪魔くんがわざわざ呼び出してくれたから。それにメフィスト2世みたいに人前で踊ったりしなかったわ」
メフィスト2世「なんだよ。ピクシーだってやぐらの縁の下で踊ってたぜ」
青ピクシー・赤ピクシー「こうもり猫なんか拾った綿あめ食べてた」
メフィスト2世「はははははは」
こうもり猫「なんだと。もういっぺん言ってみろ」
鳥乙女「メフィスト2世なんかエツ子ちゃんと踊りたがってたわよねー」
メフィスト2世「違う」
こうもり猫「いや、踊ってましたねー」
青ピクシー・赤ピクシー「踊ってた、踊ってたー」
ファウスト博士「うるさーい!メフィスト2世、こうもり猫、鳥乙女、ピクシーたちは、
その問題が全部解けるまで居残りじゃ」
メフィスト2世「…」
こうもり猫「え」
家獣「バウー」
2020/09/01(火) 16:01:59.78ID:???
百目「悪魔くん、勉強しなくていいのかモン。明日はテストだモン」
悪魔くん「うん、分かってるんだけど、グラウコスが言ったサタン王国再建のことが気になってさ。
東嶽大帝と何か関係があるんだろうか。…復活か」
悪魔くん「うん、分かってるんだけど、グラウコスが言ったサタン王国再建のことが気になってさ。
東嶽大帝と何か関係があるんだろうか。…復活か」
2020/09/01(火) 16:05:17.28ID:???
チビコウモリ「キーキー」
2020/09/01(火) 16:08:58.47ID:???
こうもり猫「あーあ、やだやだ。うまいこと抜け出す方法はないかな」
チビコウモリ「キキ―」
こうもり猫「あ、見られてる。誰だ?」
チビコウモリ「キキ―」
こうもり猫「おお、おめえは」
チビコウモリ「キキ―」
こうもり猫「あ、見られてる。誰だ?」
チビコウモリ「キキ―」
こうもり猫「おお、おめえは」
2020/09/01(火) 16:29:16.33ID:???
チビコウモリ「キーキ―」
こうもり猫「なんだって。そりゃほんとのことか?え?」
チビコウモリ「キキ」
こうもり猫「俺っちの一族のメキシココウモリが、悪魔狩りをして捕まえた悪魔を、
グルマルキン城に閉じ込めてるってか。え?」
チビコウモリ「キキー」
こうもり猫「わーん、わーん。牢の中に閉じ込められてるメスコウモリを救うため、
あっしのところに助けを求めて来たのか。わーん、こりゃほっとけねえべ。わーん、わーん」
豆ユーレイたち「すっきり、どっきり、すっきり、トイレのあとは手を洗いましょう。
こうもり猫は泣き虫だー。うちの幽子ちゃんも泣き虫だー」
こうもり猫「どうせみんなに話したって、勉強サボる口実だと思われるのがオチだもんなー。
ま、これは俺っちのもめ事だから自分で片付けるしかねえかな」
チビコウモリ「キー」
こうもり猫「いいってことよ。それより俺の背中に乗んな。ずっと飛びっぱなしでバテただろ?な?」
チビコウモリ「キー」
こうもり猫「さあ、グルマルキン城までひとっとびだ。あらよっと」
こうもり猫「なんだって。そりゃほんとのことか?え?」
チビコウモリ「キキ」
こうもり猫「俺っちの一族のメキシココウモリが、悪魔狩りをして捕まえた悪魔を、
グルマルキン城に閉じ込めてるってか。え?」
チビコウモリ「キキー」
こうもり猫「わーん、わーん。牢の中に閉じ込められてるメスコウモリを救うため、
あっしのところに助けを求めて来たのか。わーん、こりゃほっとけねえべ。わーん、わーん」
豆ユーレイたち「すっきり、どっきり、すっきり、トイレのあとは手を洗いましょう。
こうもり猫は泣き虫だー。うちの幽子ちゃんも泣き虫だー」
こうもり猫「どうせみんなに話したって、勉強サボる口実だと思われるのがオチだもんなー。
ま、これは俺っちのもめ事だから自分で片付けるしかねえかな」
チビコウモリ「キー」
こうもり猫「いいってことよ。それより俺の背中に乗んな。ずっと飛びっぱなしでバテただろ?な?」
チビコウモリ「キー」
こうもり猫「さあ、グルマルキン城までひとっとびだ。あらよっと」
2020/09/01(火) 16:35:36.72ID:???
ファウスト博士「(聖なる調べ聞こえし時、希望の翼は飛翔する。
父上の残された日記にあるこの言葉を、一日も早く実現させねば)」
父上の残された日記にあるこの言葉を、一日も早く実現させねば)」
2020/09/02(水) 14:57:23.40ID:???
メフィスト2世「あー、もうやだ!親父の見舞いがてら顔を出したらこの始末。
ちくしょう。こうもり猫のやつどこ行ったんだ」
鳥乙女「しょうがないわよ。根っからのいい加減悪魔なんだから」
幽子「あの」
豆ユーレイたち「今日の幽子ちゃんはおしゃべりやさんー」
ちくしょう。こうもり猫のやつどこ行ったんだ」
鳥乙女「しょうがないわよ。根っからのいい加減悪魔なんだから」
幽子「あの」
豆ユーレイたち「今日の幽子ちゃんはおしゃべりやさんー」
2020/09/02(水) 15:03:36.41ID:???
メフィスト2世「なに」
鳥乙女「それじゃこうもり猫は一人で助けに行ったの?」
鳥乙女「それじゃこうもり猫は一人で助けに行ったの?」
2020/09/02(水) 15:14:03.21ID:???
悪魔くん「何もしないおとなしい悪魔たちをそんな目に遭わせるなんて許せない!
こうもり猫だけに任せておけないぞ」
メフィスト2世「そうこなくっちゃ。よーし」
悪魔くん「でもメフィスト2世、山ほどの宿題どうするんだい」
百目「そうだモン。ファウスト博士に叱られるモン」
メフィスト2世「へへ。そんなこと言ってられねえや。魔動カー!」
悪魔くん「うわー!」
百目「これ、メフィストのおじいちゃんのだもん」
メフィスト2世「へへ。親父に借りて見えない学校に停めておいたんだ。さ、早く。あ!お前たち」
鳥乙女「メフィスト2世だけ宿題から逃げるのは許せないわ」
青ピクシー・赤ピクシー「宿題は、幽子ちゃんと豆ユーレイがやってるよ」
メフィスト2世「調子いいんだから」
百目「メフィスト2世も幽子ちゃんに頼んできてたんだモン」
メフィスト2世「ふふ、ふふふ」
こうもり猫だけに任せておけないぞ」
メフィスト2世「そうこなくっちゃ。よーし」
悪魔くん「でもメフィスト2世、山ほどの宿題どうするんだい」
百目「そうだモン。ファウスト博士に叱られるモン」
メフィスト2世「へへ。そんなこと言ってられねえや。魔動カー!」
悪魔くん「うわー!」
百目「これ、メフィストのおじいちゃんのだもん」
メフィスト2世「へへ。親父に借りて見えない学校に停めておいたんだ。さ、早く。あ!お前たち」
鳥乙女「メフィスト2世だけ宿題から逃げるのは許せないわ」
青ピクシー・赤ピクシー「宿題は、幽子ちゃんと豆ユーレイがやってるよ」
メフィスト2世「調子いいんだから」
百目「メフィスト2世も幽子ちゃんに頼んできてたんだモン」
メフィスト2世「ふふ、ふふふ」
2020/09/02(水) 15:20:32.81ID:???
こうもり猫「(ゴクリ)」
チビコウモリ「キー」
こうもり猫「心配するなって。メキシココウモリなんて俺っちの弟分みたいなもんよ。
ちょちょいのちょいと片を付けてやる」
チビコウモリ「キー」
こうもり猫「心配するなって。メキシココウモリなんて俺っちの弟分みたいなもんよ。
ちょちょいのちょいと片を付けてやる」
2020/09/02(水) 15:25:41.52ID:???
鳥乙女「ちょっと、もっとちゃんと運転できないの?」
メフィスト2世「道が悪いんだよ。運転はいいんだけど」
悪魔くん「うわー」
百目「道なんかないモン。空だモン」
メフィスト2世「じゃあこいつがポンコツだからだよ。親父が腰を痛めたのもきっとこいつのせいだぜ」
メフィスト2世「道が悪いんだよ。運転はいいんだけど」
悪魔くん「うわー」
百目「道なんかないモン。空だモン」
メフィスト2世「じゃあこいつがポンコツだからだよ。親父が腰を痛めたのもきっとこいつのせいだぜ」
2020/09/02(水) 15:40:41.32ID:???
チビコウモリ「キー」
こうもり猫「おい、出てきやがれ!こうもり猫様が参上仕ったぜ。…!」
メキシココウモリ「へへへへへ。こうもり猫か。そろそろ来る頃だと思ってたぜ」
こうもり猫「へっ、それなら話が早いや。俺っちがなんで来たか分かってるんだろうな」
ヘドラ「はははははは」
チビコウモリ「ウゥ」
こうもり猫「…まさか…」
ヘドラ「驚いたようだね。私が地底から二度と出てこれないと思っていたのかい」
こうもり猫「…!それは」
ヘドラ「吸血コウモリの血に、マタタビと、118種類の呪いの草の根をすりこんでつくったゾンビエキスさ。
これを一口飲んだだけで、生きながら地獄の苦しみを味わえる」
メキシココウモリ「こうもり猫、悪魔の掟は分かってるな?」
ヘドラ「お前は私の使い魔として、忠実なしもべとなる契約を交わした。
契約に背いた時は自らの手でゾンビエキスを飲まなくてはならないんだ」
こうもり猫「…!……」
こうもり猫「おい、出てきやがれ!こうもり猫様が参上仕ったぜ。…!」
メキシココウモリ「へへへへへ。こうもり猫か。そろそろ来る頃だと思ってたぜ」
こうもり猫「へっ、それなら話が早いや。俺っちがなんで来たか分かってるんだろうな」
ヘドラ「はははははは」
チビコウモリ「ウゥ」
こうもり猫「…まさか…」
ヘドラ「驚いたようだね。私が地底から二度と出てこれないと思っていたのかい」
こうもり猫「…!それは」
ヘドラ「吸血コウモリの血に、マタタビと、118種類の呪いの草の根をすりこんでつくったゾンビエキスさ。
これを一口飲んだだけで、生きながら地獄の苦しみを味わえる」
メキシココウモリ「こうもり猫、悪魔の掟は分かってるな?」
ヘドラ「お前は私の使い魔として、忠実なしもべとなる契約を交わした。
契約に背いた時は自らの手でゾンビエキスを飲まなくてはならないんだ」
こうもり猫「…!……」
2020/09/02(水) 15:52:52.42ID:???
こうもり猫「あれ、やだなー。なに勘違いしてるんすか?あっしはね、この裏切りチビコウモリを捕まえて来たんすよ」
チビコウモリ「ウッ」
ヘドラ「…」
こうもり猫「待った。ひひひひひ」
チビコウモリ「キー、キー、キー、キー」
チビコウモリ「ウッ」
ヘドラ「…」
こうもり猫「待った。ひひひひひ」
チビコウモリ「キー、キー、キー、キー」
2020/09/02(水) 16:21:49.42ID:???
こうもり猫「へへっ。こうやってお前を捕まえれば、ヘドラ様にご褒美がいただけると思ってね。
ま、悪く思わないでちょうだい」
チビコウモリ「キー!」
こうもり猫「おっ」
メスコウモリ「キーキー」
こうもり猫「…。へへ、どうでやんす?これで信用していただけやんしたかねー」
メキシココウモリ「ふーん、どうだかな」
こうもり猫「信じてくださいよー。あっしははなっから悪魔くんとか見えない学校とかに味方する気はなかったんすから。
ヘドラ様がいなくなっちまったんでどうしていいのか分かんないで迷ってるうちに、
勝手に12使徒だなんて言われてもう迷惑もいいところ」
メキシココウモリ「お前は昔から調子が良かったからね。これくらいじゃ信用できないぜ」
こうもり猫「あらら」
ヘドラ「まあいい。こうもり猫の使い道はまだ色々ある。それに私に盾ついたりしたら、その時は嫌でもゾンビエキスを飲まねばならぬのだから」
こうもり猫「またまた、そんな怖いこと言いっこなし。よろしく頼んますよ。あねさんにあにさん。あ、よいしょ!」
メキシココウモリ「へへ、あにさんか。あに?なんだ。ふんふん、そうか。悪魔くんがこっちに来るそうです」
こうもり猫「悪魔くんが?」
チビコウモリ「キーキー」
白悪魔「わーん、わーん」
ヘドラ「うるさい!飛んで火にいる夏の虫とはこのことだな。こうもり猫、悪魔くんたちをこの城の迷宮の間に導くのだ」
こうもり猫「迷宮の間?」
ヘドラ「迷宮の間に入ったら簡単には出ることはできまい。その間に人間に味方する悪魔を全部捕まえてしまうのだ」
こうもり猫「ほ、ほんとにそれだけでしょうね」
ヘドラ「…」
こうもり猫「いえいえいえ、殺したりしたら、寝覚めが悪そうだから。ね」
ま、悪く思わないでちょうだい」
チビコウモリ「キー!」
こうもり猫「おっ」
メスコウモリ「キーキー」
こうもり猫「…。へへ、どうでやんす?これで信用していただけやんしたかねー」
メキシココウモリ「ふーん、どうだかな」
こうもり猫「信じてくださいよー。あっしははなっから悪魔くんとか見えない学校とかに味方する気はなかったんすから。
ヘドラ様がいなくなっちまったんでどうしていいのか分かんないで迷ってるうちに、
勝手に12使徒だなんて言われてもう迷惑もいいところ」
メキシココウモリ「お前は昔から調子が良かったからね。これくらいじゃ信用できないぜ」
こうもり猫「あらら」
ヘドラ「まあいい。こうもり猫の使い道はまだ色々ある。それに私に盾ついたりしたら、その時は嫌でもゾンビエキスを飲まねばならぬのだから」
こうもり猫「またまた、そんな怖いこと言いっこなし。よろしく頼んますよ。あねさんにあにさん。あ、よいしょ!」
メキシココウモリ「へへ、あにさんか。あに?なんだ。ふんふん、そうか。悪魔くんがこっちに来るそうです」
こうもり猫「悪魔くんが?」
チビコウモリ「キーキー」
白悪魔「わーん、わーん」
ヘドラ「うるさい!飛んで火にいる夏の虫とはこのことだな。こうもり猫、悪魔くんたちをこの城の迷宮の間に導くのだ」
こうもり猫「迷宮の間?」
ヘドラ「迷宮の間に入ったら簡単には出ることはできまい。その間に人間に味方する悪魔を全部捕まえてしまうのだ」
こうもり猫「ほ、ほんとにそれだけでしょうね」
ヘドラ「…」
こうもり猫「いえいえいえ、殺したりしたら、寝覚めが悪そうだから。ね」
2020/09/03(木) 17:14:41.78ID:???
百目「すごい風だモン」
メフィスト2世「そうだ、気を付けろ。巻き込まれたら一気に天国まで舞い上げられてしまうぞ」
鳥乙女「あ、あれを見て!」
悪魔くん「こうもり猫…!」
メフィスト2世「そうだ、気を付けろ。巻き込まれたら一気に天国まで舞い上げられてしまうぞ」
鳥乙女「あ、あれを見て!」
悪魔くん「こうもり猫…!」
2020/09/03(木) 17:18:43.81ID:???
悪魔くん「しっかりしろ。こうもり猫」
百目「死んでるのかモン?」
悪魔くん「わ」
百目「なんだモン!」
こうもり猫「!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「わあー!」
こうもり猫「仕方がなかったでやんすよー!」
百目「死んでるのかモン?」
悪魔くん「わ」
百目「なんだモン!」
こうもり猫「!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「わあー!」
こうもり猫「仕方がなかったでやんすよー!」
2020/09/03(木) 17:24:00.27ID:???
メフィスト2世「いてててて…」
百目「ここはどこだモン」
メフィスト2世「こうもり猫のやつ。助けにきた俺たちを罠にかけやがった」
鳥乙女「ひどいわ」
悪魔くん「でもここを出るのは一苦労だぞ。見てごらん」
百目「なんだモン。どっち見ていいんだか分かんないモン」
悪魔くん「これじゃあ迷子になっちゃうなあ。そうだ、印をつけてと。とりあえず行ってみよう」
百目「早くここ抜け出さないと目が疲れるんだモン」
メフィスト2世「それにしてもみんな似たような廊下だな」
百目「ここはどこだモン」
メフィスト2世「こうもり猫のやつ。助けにきた俺たちを罠にかけやがった」
鳥乙女「ひどいわ」
悪魔くん「でもここを出るのは一苦労だぞ。見てごらん」
百目「なんだモン。どっち見ていいんだか分かんないモン」
悪魔くん「これじゃあ迷子になっちゃうなあ。そうだ、印をつけてと。とりあえず行ってみよう」
百目「早くここ抜け出さないと目が疲れるんだモン」
メフィスト2世「それにしてもみんな似たような廊下だな」
2020/09/03(木) 17:27:02.14ID:???
ヘドラ「よくやった、こうもり猫。
次の仕事はメキシココウモリと一緒に、人間に味方するこしゃくな悪魔たちを捕まえてくるんだ」
こうもり猫「パパラパ―。お任せください」
ヘドラ「ふふふふふ」
次の仕事はメキシココウモリと一緒に、人間に味方するこしゃくな悪魔たちを捕まえてくるんだ」
こうもり猫「パパラパ―。お任せください」
ヘドラ「ふふふふふ」
2020/09/03(木) 17:31:02.40ID:???
こうもり猫「へへ。人間に味方する悪魔っていえば、この近くにもいるんですよ。大物がね」
メキシココウモリ「え、ほんとか。どこにいるんだ?」
こうもり猫「ま、あっしについてきてくださいよ」
メキシココウモリ「よーし」
メキシココウモリ「え、ほんとか。どこにいるんだ?」
こうもり猫「ま、あっしについてきてくださいよ」
メキシココウモリ「よーし」
2020/09/03(木) 17:35:36.85ID:???
こうもり猫「はあ、はあ。もう動けましぇーん」
メキシココウモリ「ふーん、ここが入り口」
こうもり猫「そうですけど。長旅でちと疲れがきてるんで、あにさん。一つ頼んますよ」
メキシココウモリ「ふっ、あにさんか。へへ、よいしょ。よく見てろ!そら!」
こうもり猫「そこで遊んでろい!どりゃあ」
メキシココウモリ「何すんだ!こら!ちょっと何する!」
こうもり猫「よーし、お次っと」
メキシココウモリ「ふーん、ここが入り口」
こうもり猫「そうですけど。長旅でちと疲れがきてるんで、あにさん。一つ頼んますよ」
メキシココウモリ「ふっ、あにさんか。へへ、よいしょ。よく見てろ!そら!」
こうもり猫「そこで遊んでろい!どりゃあ」
メキシココウモリ「何すんだ!こら!ちょっと何する!」
こうもり猫「よーし、お次っと」
2020/09/03(木) 17:46:01.40ID:???
百目「んー、また同じとこだモン」
メフィスト2世「これで7回目か。どうなってるんだ」
鳥乙女「私、のどが渇いてきたな」
百目「ボクもだモン」
悪魔くん「とにかく出口を見つけなくちゃ。さあ、行こう」
メフィスト2世「これで7回目か。どうなってるんだ」
鳥乙女「私、のどが渇いてきたな」
百目「ボクもだモン」
悪魔くん「とにかく出口を見つけなくちゃ。さあ、行こう」
2020/09/03(木) 17:53:21.26ID:???
ヘドラ「ふふふふふふ。そうやって歩き回れ。そのうち疲れてのどがカラカラに渇きあがる。
(こうもり猫め。まんまと悪魔くんを始末する手助けをしてくれた。ふふふふふふ)」
(こうもり猫め。まんまと悪魔くんを始末する手助けをしてくれた。ふふふふふふ)」
2020/09/03(木) 17:55:09.07ID:???
メフィスト2世「はあ、のどがカラカラだ」
百目「もう歩けないモン」
鳥乙女「何か飲みたいわ」
悪魔くん「まるでだまし絵だ。上に行ってると思ったら、下に下ってるんだ」
ヘドラ「次の部屋には支度をしておいた。たっぷりとのどの渇きを潤すがいい」
百目「もう歩けないモン」
鳥乙女「何か飲みたいわ」
悪魔くん「まるでだまし絵だ。上に行ってると思ったら、下に下ってるんだ」
ヘドラ「次の部屋には支度をしておいた。たっぷりとのどの渇きを潤すがいい」
2020/09/03(木) 17:56:01.60ID:???
鳥乙女「もうのどがカラカラよ」
悪魔くん「今までとは違う部屋みたいだ」
百目「あ、飲むもんがあるモン」
赤ピクシー・青ピクシー「やったね!」
悪魔くん「今までとは違う部屋みたいだ」
百目「あ、飲むもんがあるモン」
赤ピクシー・青ピクシー「やったね!」
2020/09/03(木) 18:01:10.62ID:???
こうもり猫「あねさん。大変でやんすよ。はあ、はあ」
ヘドラ「どうした、メキシココウモリは」
こうもり猫「それが、手強いやつがいましてね、あねさんに応援を。あ!」
百目『グレープジュースだモン』
こうもり猫「ゾ、ゾンビエキス…」
ヘドラ「そうとも。さあ、飲め!一気にゾンビエキスを」
こうもり猫「そ、そんな。迷宮の間に閉じ込めるだけだと言ったのに!」
ヘドラ「うるさい!最初からこうするつもりだったのさ。ふふふふふ」
こうもり猫「なんてこった…俺はみんなを…仲間を…」
メフィスト2世『それじゃあ、乾杯といこう』
悪魔くん『乾杯!』
こうもり猫「ダメだー!!」
ヘドラ「どうした、メキシココウモリは」
こうもり猫「それが、手強いやつがいましてね、あねさんに応援を。あ!」
百目『グレープジュースだモン』
こうもり猫「ゾ、ゾンビエキス…」
ヘドラ「そうとも。さあ、飲め!一気にゾンビエキスを」
こうもり猫「そ、そんな。迷宮の間に閉じ込めるだけだと言ったのに!」
ヘドラ「うるさい!最初からこうするつもりだったのさ。ふふふふふ」
こうもり猫「なんてこった…俺はみんなを…仲間を…」
メフィスト2世『それじゃあ、乾杯といこう』
悪魔くん『乾杯!』
こうもり猫「ダメだー!!」
2020/09/03(木) 18:14:55.84ID:???
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「いただきまーす!」
こうもり猫「ダメだー!!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「!」
こうもり猫「それ飲んじゃダメ!」
鳥乙女「あんたを信じたおかげでのどがカラカラなのよ」
こうもり猫「飲んじゃダメだよ!」
青ピクシー・赤ピクシー「わあ!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女「!」
悪魔くん「毒だ!飲むんじゃない!」
こうもり猫「……へっへっへっへ…」
ヘドラ『ははははははは』
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「!」
ヘドラ『裏切り者のこうもり猫め。悪魔の契約に背いた罰を受けるがいい』
悪魔くん「ヘドラだな!」
ヘドラ『分かったかい。悪魔くん』
悪魔くん「お前は、地の底に封じ込められていたはずだろ。それがなぜ」
ヘドラ『すべてはサタン王国のためさ』
こうもり猫「あ!…あ!」
悪魔くん・百目・鳥乙女「!」
メフィスト2世「やめろ、こうもり猫!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「わあー!」
こうもり猫「ああっ。(ゴク)」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「ああー!」
こうもり猫「ん、ん、あああー!」
こうもり猫「ダメだー!!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「!」
こうもり猫「それ飲んじゃダメ!」
鳥乙女「あんたを信じたおかげでのどがカラカラなのよ」
こうもり猫「飲んじゃダメだよ!」
青ピクシー・赤ピクシー「わあ!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女「!」
悪魔くん「毒だ!飲むんじゃない!」
こうもり猫「……へっへっへっへ…」
ヘドラ『ははははははは』
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「!」
ヘドラ『裏切り者のこうもり猫め。悪魔の契約に背いた罰を受けるがいい』
悪魔くん「ヘドラだな!」
ヘドラ『分かったかい。悪魔くん』
悪魔くん「お前は、地の底に封じ込められていたはずだろ。それがなぜ」
ヘドラ『すべてはサタン王国のためさ』
こうもり猫「あ!…あ!」
悪魔くん・百目・鳥乙女「!」
メフィスト2世「やめろ、こうもり猫!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「わあー!」
こうもり猫「ああっ。(ゴク)」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・鳥乙女・ピクシー「ああー!」
こうもり猫「ん、ん、あああー!」
2020/09/03(木) 18:18:42.16ID:???
ヘドラ『ゾンビエキスを飲んだ者は、生きながら地獄の苦しみを受けるのだ』
悪魔くん「ピクシー、早く解毒剤だ」
青ピクシー・赤ピクシー「ゾンビエキスの解毒剤なんて、ピクシー知らない」
鳥乙女「そんな。それじゃこうもり猫は」
メフィスト2世「助からねえっていうのか」
悪魔くん「そうだ、学者だ。ヨナルデパズトーリなら分かるはずだ」
悪魔くん「ピクシー、早く解毒剤だ」
青ピクシー・赤ピクシー「ゾンビエキスの解毒剤なんて、ピクシー知らない」
鳥乙女「そんな。それじゃこうもり猫は」
メフィスト2世「助からねえっていうのか」
悪魔くん「そうだ、学者だ。ヨナルデパズトーリなら分かるはずだ」
2020/09/03(木) 18:37:31.95ID:???
ヘドラ『ふふふふふ、ははははははは』
悪魔くん「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり!
出でよ、第3使徒、ヨナルデパズトーリ!」
ヨナルデパズトーリ「なんじゃい、悪魔くん。あが、あが…」
悪魔くん「え?あ!」
ヘドラ「ははははははは。この城の中では、魔法陣も役には立たないのさ。この城がお前たちの墓になるんだ」
メフィスト2世「けっ、それはこっちのセリフだぜ。
おとなしい白悪魔をとっつかまえようなんてやつは、この俺が許さねえ!」
百目「そうだモン」
ヘドラ「ん?」
メフィスト2世「逃げろ、百目!」
百目「わ、わあ!」
メフィスト2世「お、どこ行きやがった。そら!お、また消えやがった」
ヘドラ「ふふふふふ、ふふふふふ」
メフィスト2世「…!」
悪魔くん「メフィスト2世!たあ!」
ヘドラ「フッ」
悪魔くん・青ピクシー・赤ピクシー「わあ!」
ヘドラ「う!」
メフィスト2世「わあ」
悪魔くん「!」
ヘドラ「たあ!」
百目「モン!」
ヘドラ「きゃあ…うう」
悪魔くん「そうか、光だ」
メフィスト2世「任せとけ、悪魔くん。鳥乙女、行くぞ」
鳥乙女「任せて!」
悪魔くん「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム。我は求め訴えたり!
出でよ、第3使徒、ヨナルデパズトーリ!」
ヨナルデパズトーリ「なんじゃい、悪魔くん。あが、あが…」
悪魔くん「え?あ!」
ヘドラ「ははははははは。この城の中では、魔法陣も役には立たないのさ。この城がお前たちの墓になるんだ」
メフィスト2世「けっ、それはこっちのセリフだぜ。
おとなしい白悪魔をとっつかまえようなんてやつは、この俺が許さねえ!」
百目「そうだモン」
ヘドラ「ん?」
メフィスト2世「逃げろ、百目!」
百目「わ、わあ!」
メフィスト2世「お、どこ行きやがった。そら!お、また消えやがった」
ヘドラ「ふふふふふ、ふふふふふ」
メフィスト2世「…!」
悪魔くん「メフィスト2世!たあ!」
ヘドラ「フッ」
悪魔くん・青ピクシー・赤ピクシー「わあ!」
ヘドラ「う!」
メフィスト2世「わあ」
悪魔くん「!」
ヘドラ「たあ!」
百目「モン!」
ヘドラ「きゃあ…うう」
悪魔くん「そうか、光だ」
メフィスト2世「任せとけ、悪魔くん。鳥乙女、行くぞ」
鳥乙女「任せて!」
2020/09/03(木) 18:43:22.57ID:???
悪魔くん「!」
ヘドラ「悪魔くんさえやってしまえば」
悪魔くん「…!」
鳥乙女「ピンクハリケーン!」
ヘドラ「う!」
メフィスト2世「魔力、ウィングライトボール!」
ヘドラ「ぎゃああああ!!!ルキフェル様…ハイルサタン。サタンに栄光あれ!……」
悪魔くん「(なぜ、今サタン王国の復活なんだ)ん?」
こうもり猫「どっこ…」
ヘドラ「悪魔くんさえやってしまえば」
悪魔くん「…!」
鳥乙女「ピンクハリケーン!」
ヘドラ「う!」
メフィスト2世「魔力、ウィングライトボール!」
ヘドラ「ぎゃああああ!!!ルキフェル様…ハイルサタン。サタンに栄光あれ!……」
悪魔くん「(なぜ、今サタン王国の復活なんだ)ん?」
こうもり猫「どっこ…」
2020/09/03(木) 18:47:44.72ID:???
悪魔くん「治ってくれよ」
鳥乙女「…」
こうもり猫「…」
鳥乙女「…!」
悪魔くん「良かった、こうもり猫」
青ピクシー・赤ピクシー「やったー!やったー!」
チビコウモリ・メスコウモリ「キーキー」
こうもり猫「宿題やらなきゃファウスト博士に叱られるでやんすよ」
メフィスト2世・鳥乙女「あはははははは」
鳥乙女「…」
こうもり猫「…」
鳥乙女「…!」
悪魔くん「良かった、こうもり猫」
青ピクシー・赤ピクシー「やったー!やったー!」
チビコウモリ・メスコウモリ「キーキー」
こうもり猫「宿題やらなきゃファウスト博士に叱られるでやんすよ」
メフィスト2世・鳥乙女「あはははははは」
2020/09/03(木) 18:51:23.82ID:???
幽子「ごめんなさい、ついお昼寝しちゃって」
メフィスト2世・鳥乙女・ピクシー・こうもり猫「えー!」
ファウスト博士「バカもん!」
こうもり猫「こうなったら、逃げるに限るんでげしょ」
メフィスト2世「え。待って、俺も行くー!」
青ピクシー・赤ピクシー「わああ」
鳥乙女「私も連れてって」
メフィスト2世・鳥乙女・ピクシー・こうもり猫「えー!」
ファウスト博士「バカもん!」
こうもり猫「こうなったら、逃げるに限るんでげしょ」
メフィスト2世「え。待って、俺も行くー!」
青ピクシー・赤ピクシー「わああ」
鳥乙女「私も連れてって」
2020/09/03(木) 18:58:40.21ID:???
悪魔くん「エジプトの地下王国で眠っているはずのミイラたちが彷徨い始めた。
ルキフェルが地下王国のオシリス王を連れ去ったからなんだ。
そして、天国と地獄を往来する天空船までもがルキフェルの待つ魔界城へ引き寄せられる。
悪魔くん。魔空間へ消える天空船の謎。
夢よ、届け君の心に」
『魔空間へ消える天空船の謎』
ルキフェルが地下王国のオシリス王を連れ去ったからなんだ。
そして、天国と地獄を往来する天空船までもがルキフェルの待つ魔界城へ引き寄せられる。
悪魔くん。魔空間へ消える天空船の謎。
夢よ、届け君の心に」
『魔空間へ消える天空船の謎』
2020/09/04(金) 16:30:58.94ID:???
悪魔くん「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
2020/09/04(金) 16:31:35.60ID:???
『魔空間へ消える天空船の謎』
2020/09/04(金) 16:35:59.04ID:???
ファウスト博士「これは…!」
悪魔くん「博士が僕を直接呼ぶなんて」
百目「きっと大変なことがあったんだモン」
ファウスト博士『急げ、悪魔くん。見えない学校へ早く来てくれ!』
悪魔くん「博士が僕を直接呼ぶなんて」
百目「きっと大変なことがあったんだモン」
ファウスト博士『急げ、悪魔くん。見えない学校へ早く来てくれ!』
2020/09/04(金) 17:05:25.87ID:???
ファウスト博士「実は、サタン王国再興を企むルキフェルの動きを見張るために、
各地に見えない学校の魔眼を派遣していたのじゃが、まずこれを見てくれ。悪魔くん。
魔眼から送られてきている映像じゃ」
悪魔くん「これは、エジプト」
メフィスト2世「あ、ミイラたちが目覚めていくぜ」
悪魔くん「博士、一体これは」
ファウスト博士「うむ。おとなしく地下に眠っていた彼らが何故今になって彷徨い出ようとしているのか、
わしにもまるで見当が付かん」
各地に見えない学校の魔眼を派遣していたのじゃが、まずこれを見てくれ。悪魔くん。
魔眼から送られてきている映像じゃ」
悪魔くん「これは、エジプト」
メフィスト2世「あ、ミイラたちが目覚めていくぜ」
悪魔くん「博士、一体これは」
ファウスト博士「うむ。おとなしく地下に眠っていた彼らが何故今になって彷徨い出ようとしているのか、
わしにもまるで見当が付かん」
2020/09/04(金) 17:08:41.54ID:???
悪魔くん「学者、ミイラたちの魂はエジプトにあるという地下王国に集められるんだったよね?」
ヨナルデパズトーリ「その通り。再び蘇る時がくるまでオシリス王という立派な王が守っているはずなのだが」
鳥乙女「そのオシリス王に何かあったのかしら」
メフィスト2世「悪魔くん、急いでエジプトに行って調べてみようぜ」
悪魔くん「うん。ユルグ、アフリカ出身の君は、エジプトに詳しいはずだ。一緒に来てくれ」
ユルグ「ああ、行ってもいいぜ」
鳥乙女「私も」
象人「わしもだぞう」
幽子「悪魔くん、私も」
悪魔くん「ちょっと待って。みんなの気持ちは分かるけど、全員で行くわけにはいかないよ。
ここに残って、博士と一緒に東嶽大帝や、ルキフェルの動きを見張るのも大切な仕事なんだからね」
ファウスト博士「うむ」
ヨナルデパズトーリ「その通り。再び蘇る時がくるまでオシリス王という立派な王が守っているはずなのだが」
鳥乙女「そのオシリス王に何かあったのかしら」
メフィスト2世「悪魔くん、急いでエジプトに行って調べてみようぜ」
悪魔くん「うん。ユルグ、アフリカ出身の君は、エジプトに詳しいはずだ。一緒に来てくれ」
ユルグ「ああ、行ってもいいぜ」
鳥乙女「私も」
象人「わしもだぞう」
幽子「悪魔くん、私も」
悪魔くん「ちょっと待って。みんなの気持ちは分かるけど、全員で行くわけにはいかないよ。
ここに残って、博士と一緒に東嶽大帝や、ルキフェルの動きを見張るのも大切な仕事なんだからね」
ファウスト博士「うむ」
2020/09/04(金) 17:12:30.93ID:???
メフィスト2世「悪魔くん、ミイラたちがいたぜ」
悪魔くん「よし、降りて調べてみよう」
家獣「バウー」
悪魔くん「よし、降りて調べてみよう」
家獣「バウー」
2020/09/04(金) 17:24:20.34ID:???
百目「ほんとにあの人たち死んでるのかモン?」
悪魔くん「うん。本当は、何万年か経って、再び蘇る時がくるまでおとなしく眠っているはずなんだけど」
メフィスト2世「のこのこ何しに出てきやがった!」
ミイラA「オレの魂を奪ったのはお前たちか!」
ミイラたち「返せ!」
悪魔くん・百目「えー!」
百目「悪魔くーん」
メフィスト2世「薄気味の悪い野郎どもめ!魔力…」
悪魔くん「やめろ」
メフィスト2世「え」
悪魔くん「ミイラたちにも何か訳があるかも知れない」
象人「よし、わしが加減してやってやるぞう。鼻息魔力だぞう!」
ミイラたち「うわー!」
悪魔くん「うん。本当は、何万年か経って、再び蘇る時がくるまでおとなしく眠っているはずなんだけど」
メフィスト2世「のこのこ何しに出てきやがった!」
ミイラA「オレの魂を奪ったのはお前たちか!」
ミイラたち「返せ!」
悪魔くん・百目「えー!」
百目「悪魔くーん」
メフィスト2世「薄気味の悪い野郎どもめ!魔力…」
悪魔くん「やめろ」
メフィスト2世「え」
悪魔くん「ミイラたちにも何か訳があるかも知れない」
象人「よし、わしが加減してやってやるぞう。鼻息魔力だぞう!」
ミイラたち「うわー!」
2020/09/04(金) 17:31:22.64ID:???
悪魔くん「ミイラたちは、魂を奪われたと言ってたね」
メフィスト2世「ああ、でもやつらの魂はオシリス王が守ってるはずじゃないのかい。悪魔くん」
悪魔くん「うん」
ユルグ「会ってみるしかないな。オシリス王に」
百目「ユルグ地下王国の入り口を知ってるのかモン」
ユルグ「いや、ただ案内人にはうってつけの男が近くに住んでいるはずだ」
悪魔くん「案内人?」
メフィスト2世「ああ、でもやつらの魂はオシリス王が守ってるはずじゃないのかい。悪魔くん」
悪魔くん「うん」
ユルグ「会ってみるしかないな。オシリス王に」
百目「ユルグ地下王国の入り口を知ってるのかモン」
ユルグ「いや、ただ案内人にはうってつけの男が近くに住んでいるはずだ」
悪魔くん「案内人?」
2020/09/05(土) 16:12:30.07ID:???
墓守「ささ、こちらへ」
ユルグ「この男は墓守といって、先祖代々ピラミッドを守る番人なのさ」
悪魔くん「なるほど。それなら安心だ」
墓守「あなたたちのことは地下王国でも有名ですゆえ、さぞかしオシリス王もお喜びになるでしょう」
ユルグ「この男は墓守といって、先祖代々ピラミッドを守る番人なのさ」
悪魔くん「なるほど。それなら安心だ」
墓守「あなたたちのことは地下王国でも有名ですゆえ、さぞかしオシリス王もお喜びになるでしょう」
2020/09/05(土) 16:12:30.09ID:???
墓守「ささ、こちらへ」
ユルグ「この男は墓守といって、先祖代々ピラミッドを守る番人なのさ」
悪魔くん「なるほど。それなら安心だ」
墓守「あなたたちのことは地下王国でも有名ですゆえ、さぞかしオシリス王もお喜びになるでしょう」
ユルグ「この男は墓守といって、先祖代々ピラミッドを守る番人なのさ」
悪魔くん「なるほど。それなら安心だ」
墓守「あなたたちのことは地下王国でも有名ですゆえ、さぞかしオシリス王もお喜びになるでしょう」
2020/09/05(土) 16:22:21.78ID:???
百目「わあ、すごいんだモン」
悪魔くん「うん、紀元前数千年の昔そのままみたいだ」
セト「よく来たな、悪魔くん」
悪魔くん「え」
メフィスト2世「お」
悪魔くん「あ、あなたがオシリス王」
ユルグ「違う、確かやつはアヌビスのセトという男」
悪魔くん「ええ!」
メフィスト2世「なんだって」
墓守「ふふふふふふ」
ユルグ「しまった、これは罠だ」
悪魔くん「うん、紀元前数千年の昔そのままみたいだ」
セト「よく来たな、悪魔くん」
悪魔くん「え」
メフィスト2世「お」
悪魔くん「あ、あなたがオシリス王」
ユルグ「違う、確かやつはアヌビスのセトという男」
悪魔くん「ええ!」
メフィスト2世「なんだって」
墓守「ふふふふふふ」
ユルグ「しまった、これは罠だ」
2020/09/05(土) 16:40:55.14ID:???
セト「行け、ミイラたちよ!」
百目「悪魔くーん」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「へっ、呪われた化け物共め、迷い出たか。いくぞ!魔力、稲妻電撃!あ、あれれ。おかしいなー。
だったら、魔力、火炎放射!どうなってんだ」
悪魔くん「メフィスト2世!逃げるんだ!」
メフィスト2世「くそ」
象人「今度は手加減なしだ。鼻息魔力だぞう。ブゥー!あれ、なんか変だぞう」
悪魔くん「象人も早く逃げるんだ」
メフィスト2世「こ、こんな大事な時にどうして魔力が使えないんだ」
家獣「バウー」
セト「行け行けー!」
悪魔くん「ぎゃあ」
百目「助けて―」
メフィスト2世「わあ」
セト「くっ(どの道袋のネズミだ)ふふははは」
百目「悪魔くーん」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「へっ、呪われた化け物共め、迷い出たか。いくぞ!魔力、稲妻電撃!あ、あれれ。おかしいなー。
だったら、魔力、火炎放射!どうなってんだ」
悪魔くん「メフィスト2世!逃げるんだ!」
メフィスト2世「くそ」
象人「今度は手加減なしだ。鼻息魔力だぞう。ブゥー!あれ、なんか変だぞう」
悪魔くん「象人も早く逃げるんだ」
メフィスト2世「こ、こんな大事な時にどうして魔力が使えないんだ」
家獣「バウー」
セト「行け行けー!」
悪魔くん「ぎゃあ」
百目「助けて―」
メフィスト2世「わあ」
セト「くっ(どの道袋のネズミだ)ふふははは」
2020/09/05(土) 17:01:56.11ID:???
悪魔くん・メフィスト2世・百目・ユルグ・象人・家獣「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」
悪魔くん「ユルグ、セトといえばオシリス王の部下のはずだったね」
ユルグ「ああ。しかしやつが何故」
百目「もう歩けないモン。ん?これなんだモン。あ、あー!」
メフィスト2世「何やってんだ百目」
百目「一人で取れちゃったんだモン」
メフィスト2世「?」
家獣「バウ?」
メフィスト2世「な、なんだあれは」
悪魔くん「岩だ!墓泥棒をやっつける仕掛けだ!」
象人「百目が余計なことするからだぞう」
百目「そんなあ。ボク泥棒じゃないモン」
メフィスト2世「魔力、稲妻電撃!…たあ!全くどうなってんだ」
悪魔くん「みんな、逃げろ!」
百目「わわわ。向こうからも来ちゃったモン!」
象人「いくぞう。うわ!」
悪魔くん「象人!あ、…これじゃ挟み撃ちだ!」
百目「うわあ、ダメだ!これ返すから許してだモン!」
象人「ふう」
悪魔くん「助かったあ…わあ!」
象人「うお!」
家獣「バウー」
メフィスト2世「なんだこりゃ」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・ユルグ・象人・家獣「わあー!」
悪魔くん「ユルグ、セトといえばオシリス王の部下のはずだったね」
ユルグ「ああ。しかしやつが何故」
百目「もう歩けないモン。ん?これなんだモン。あ、あー!」
メフィスト2世「何やってんだ百目」
百目「一人で取れちゃったんだモン」
メフィスト2世「?」
家獣「バウ?」
メフィスト2世「な、なんだあれは」
悪魔くん「岩だ!墓泥棒をやっつける仕掛けだ!」
象人「百目が余計なことするからだぞう」
百目「そんなあ。ボク泥棒じゃないモン」
メフィスト2世「魔力、稲妻電撃!…たあ!全くどうなってんだ」
悪魔くん「みんな、逃げろ!」
百目「わわわ。向こうからも来ちゃったモン!」
象人「いくぞう。うわ!」
悪魔くん「象人!あ、…これじゃ挟み撃ちだ!」
百目「うわあ、ダメだ!これ返すから許してだモン!」
象人「ふう」
悪魔くん「助かったあ…わあ!」
象人「うお!」
家獣「バウー」
メフィスト2世「なんだこりゃ」
悪魔くん・メフィスト2世・百目・ユルグ・象人・家獣「わあー!」
2020/09/05(土) 17:24:51.96ID:???
悪魔くん「だ、大丈夫か。みんな」
メフィスト2世「今度は落とし穴って訳か」
象人「んー?誰かいるぞう」
悪魔くん「何だって…!」
イシス「!」
ユルグ「ん、あなたはひょっとしてイシス王妃じゃないですか?」
イシス「…」
悪魔くん「怖がらないで。僕たちは怪しい者じゃありません」
イシス「え」
悪魔くん「よっぽどひどい目に遭ったみたいだな」
ユルグ「やっぱりあなたは」
イシス「そうです。私はオシリス王の妻、イシスです」
悪魔くん「僕たちはオシリス王を探しています。どうしてこんなことに」
イシス「アヌビスのセトが反乱を起こして私を人質に取り、オシリス王からラーの杖を奪って連れ去ったばかりか、
ミイラたちの魂までもわが物にしてしまったのです」
メフィスト2世「なるほど、それで分かったぞ。自分の魂を奪い返そうとしたミイラたちが彷徨いだしたって訳が」
イシス「うう…」
悪魔くん「それでオシリス王は今どこに」
イシス「天空船です」
悪魔くん「天空船って、まさか!」
メフィスト2世「今度は落とし穴って訳か」
象人「んー?誰かいるぞう」
悪魔くん「何だって…!」
イシス「!」
ユルグ「ん、あなたはひょっとしてイシス王妃じゃないですか?」
イシス「…」
悪魔くん「怖がらないで。僕たちは怪しい者じゃありません」
イシス「え」
悪魔くん「よっぽどひどい目に遭ったみたいだな」
ユルグ「やっぱりあなたは」
イシス「そうです。私はオシリス王の妻、イシスです」
悪魔くん「僕たちはオシリス王を探しています。どうしてこんなことに」
イシス「アヌビスのセトが反乱を起こして私を人質に取り、オシリス王からラーの杖を奪って連れ去ったばかりか、
ミイラたちの魂までもわが物にしてしまったのです」
メフィスト2世「なるほど、それで分かったぞ。自分の魂を奪い返そうとしたミイラたちが彷徨いだしたって訳が」
イシス「うう…」
悪魔くん「それでオシリス王は今どこに」
イシス「天空船です」
悪魔くん「天空船って、まさか!」
2020/09/07(月) 18:17:07.01ID:???
メフィスト2世「悪魔くん、天空船といえば」
悪魔くん「うん、千年に一度、死者の魂を集めて天国へ運ぶという船のことらしい」
イシス「ところがその天空船は、天国へは向かってはいないのです。ルキフェルの待つ魔空間へ」
悪魔くん「ええ、ルキフェルだって!?」
セト「はっはっはっはっは」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「なに!」
セト「さすがは悪魔くん。異変に気付いたお前たちがやって来るだろうということくらいお見通しさ。
もっともこう上手く罠にはまるとは思ってはいなかったがなあ。はっはっはっは」
悪魔くん「むう…」
セト「間もなく魂を求めて血迷ったミイラたちが町や村を襲い始めるだろう。
そうなれば地下王国だけでなく、エジプト全土がこのセトのものとなる。
それはこの地上にサタン王国の再興を願うルキフェル様も認めてくださるな。
さあ、邪魔者は消えてもらおう。王妃と共に冥土へ行くのだな、悪魔くん」
悪魔くん「なにー。待て、セト!」
セト「はっはっはっはっは」
悪魔くん「く、くそー。!?王妃は、確かセトがオシリス王のラーの杖を奪ったと言いましたね?」
セト「ええ」
悪魔くん「そうか、あの杖には、ピラミッドパワーを発生させる力があるんだ」
悪魔くん「うん、千年に一度、死者の魂を集めて天国へ運ぶという船のことらしい」
イシス「ところがその天空船は、天国へは向かってはいないのです。ルキフェルの待つ魔空間へ」
悪魔くん「ええ、ルキフェルだって!?」
セト「はっはっはっはっは」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「なに!」
セト「さすがは悪魔くん。異変に気付いたお前たちがやって来るだろうということくらいお見通しさ。
もっともこう上手く罠にはまるとは思ってはいなかったがなあ。はっはっはっは」
悪魔くん「むう…」
セト「間もなく魂を求めて血迷ったミイラたちが町や村を襲い始めるだろう。
そうなれば地下王国だけでなく、エジプト全土がこのセトのものとなる。
それはこの地上にサタン王国の再興を願うルキフェル様も認めてくださるな。
さあ、邪魔者は消えてもらおう。王妃と共に冥土へ行くのだな、悪魔くん」
悪魔くん「なにー。待て、セト!」
セト「はっはっはっはっは」
悪魔くん「く、くそー。!?王妃は、確かセトがオシリス王のラーの杖を奪ったと言いましたね?」
セト「ええ」
悪魔くん「そうか、あの杖には、ピラミッドパワーを発生させる力があるんだ」
2020/09/07(月) 18:18:22.82ID:???
メフィスト2世「悪魔くん、天空船といえば」
悪魔くん「うん、千年に一度、死者の魂を集めて天国へ運ぶという船のことらしい」
イシス「ところがその天空船は、天国へと向かってはいないのです。ルキフェルの待つ待つ魔空間へ」
悪魔くん「ええ、ルキフェルだって!?」
セト「はっはっはっはっは」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「なに!」
セト「さすがは悪魔くん。異変に気付いたお前たちがやって来るというくらいお見通しさ。
もっともこう上手く罠にはまるとは思ってはいなかったがなあ。はっはっはっは」
悪魔くん「むう…」
セト「間もなく魂を求めて血迷ったミイラたちが町や村を襲い始めるだろう。
そうなれば地下王国だけでなく、エジプト全土がこのセトのものとなる。
それはこの地上にサタン王国の再興を願うルキフェル様も認めてくださるな。
さあ、邪魔者は消えてもらおう。王妃と共に冥土へ行くのだな、悪魔くん」
悪魔くん「なにー。待て、セト!く、くそー。!?王妃は、確かオシリス王がラーの杖を奪ったと言いましたね?」
イシス「ええ」
悪魔くん「そうか、あの杖には、ピラミッドパワーを発生させる力があるんだ」
悪魔くん「うん、千年に一度、死者の魂を集めて天国へ運ぶという船のことらしい」
イシス「ところがその天空船は、天国へと向かってはいないのです。ルキフェルの待つ待つ魔空間へ」
悪魔くん「ええ、ルキフェルだって!?」
セト「はっはっはっはっは」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「なに!」
セト「さすがは悪魔くん。異変に気付いたお前たちがやって来るというくらいお見通しさ。
もっともこう上手く罠にはまるとは思ってはいなかったがなあ。はっはっはっは」
悪魔くん「むう…」
セト「間もなく魂を求めて血迷ったミイラたちが町や村を襲い始めるだろう。
そうなれば地下王国だけでなく、エジプト全土がこのセトのものとなる。
それはこの地上にサタン王国の再興を願うルキフェル様も認めてくださるな。
さあ、邪魔者は消えてもらおう。王妃と共に冥土へ行くのだな、悪魔くん」
悪魔くん「なにー。待て、セト!く、くそー。!?王妃は、確かオシリス王がラーの杖を奪ったと言いましたね?」
イシス「ええ」
悪魔くん「そうか、あの杖には、ピラミッドパワーを発生させる力があるんだ」
2020/09/07(月) 18:32:34.49ID:???
悪魔くん「それでミイラたちを操り、メフィスト2世たちの魔力も封じ込めていたに違いない」
メフィスト2世「えー、じゃあこれからも魔力なしで戦わなきゃならねえってのか」
百目「魔法陣も使えないモン」
悪魔くん「うーん」
イシス「神様、私の命はどうなっても構いません。どうかオシリス王の命とこの地をお守りください」
悪魔くん「諦めちゃいけない。元気を出してください、王妃。魔力は使えなくても僕たちに出来ることはあるはずだ」
メフィスト2世「そうさ。セトやルキフェルの思い通りにはさせねえぞ」
百目「がんばるんだモン、王妃」
イシス「ええ」
メフィスト2世「えー、じゃあこれからも魔力なしで戦わなきゃならねえってのか」
百目「魔法陣も使えないモン」
悪魔くん「うーん」
イシス「神様、私の命はどうなっても構いません。どうかオシリス王の命とこの地をお守りください」
悪魔くん「諦めちゃいけない。元気を出してください、王妃。魔力は使えなくても僕たちに出来ることはあるはずだ」
メフィスト2世「そうさ。セトやルキフェルの思い通りにはさせねえぞ」
百目「がんばるんだモン、王妃」
イシス「ええ」
2020/09/07(月) 18:43:04.89ID:???
イシス「!」
悪魔くん「ああ!」
メフィスト2世「!」
ユルグ「これは」
百目「天井が降りてくるモン」
メフィスト2世「このままだとみんなぺしゃんこにされちまうぜ。くそー、魔力が使えたら」
悪魔くん「ああ!」
メフィスト2世「!」
ユルグ「これは」
百目「天井が降りてくるモン」
メフィスト2世「このままだとみんなぺしゃんこにされちまうぜ。くそー、魔力が使えたら」
2020/09/07(月) 18:51:30.86ID:???
ユルグ「悪魔くん、ひょっとしたらこのどこかに抜け道があるかもしれないぞ」
悪魔くん「よし、家獣と象人で天井を支えていてくれ。その間に僕たちで抜け穴を探す」
象人「分かったぞう」
家獣「バウー」
象人「ぞれー」
家獣「バウー」
象人「ぞれー」
メフィスト2世「くそー、なんとかしなきゃ」
悪魔くん「頑張ってくれ!家獣!象人!」
家獣「バウー」
イシス「神様、か弱き私どもをお助けください」
悪魔くん「よし、家獣と象人で天井を支えていてくれ。その間に僕たちで抜け穴を探す」
象人「分かったぞう」
家獣「バウー」
象人「ぞれー」
家獣「バウー」
象人「ぞれー」
メフィスト2世「くそー、なんとかしなきゃ」
悪魔くん「頑張ってくれ!家獣!象人!」
家獣「バウー」
イシス「神様、か弱き私どもをお助けください」
2020/09/07(月) 19:03:32.34ID:???
百目「抜け穴、抜け穴。抜け穴だモン。ん?同じもんがあるモン。また変なことになったら困るモン。
でも…やめた」
悪魔くん「くそー、まるで見当たらない」
イシス「…」
家獣「バ、バ、バウー」
象人「ぐぞう」
メフィスト2世「悪魔くん、いくら家獣と象人でもムリだ」
象人「ぐぞう」
家獣「バウー」
百目「こうなったら、ダメで元々だモン!でも…やっぱし。モン」
メフィスト2世「あら」
家獣「バウー」
象人「ぐぞう」
百目「迷惑かけたらごめんだモン」
悪魔くん「あ…!」
百目「えーいだモン」
メフィスト2世「百目、お前また何か変なことしたな」
百目「だって、仕方なかったんだモン」
ユルグ「ん?あれを見ろ」
百目「わあ、やったモン」
悪魔くん「うん、よくやった!さ、王妃」
イシス「はい」
でも…やめた」
悪魔くん「くそー、まるで見当たらない」
イシス「…」
家獣「バ、バ、バウー」
象人「ぐぞう」
メフィスト2世「悪魔くん、いくら家獣と象人でもムリだ」
象人「ぐぞう」
家獣「バウー」
百目「こうなったら、ダメで元々だモン!でも…やっぱし。モン」
メフィスト2世「あら」
家獣「バウー」
象人「ぐぞう」
百目「迷惑かけたらごめんだモン」
悪魔くん「あ…!」
百目「えーいだモン」
メフィスト2世「百目、お前また何か変なことしたな」
百目「だって、仕方なかったんだモン」
ユルグ「ん?あれを見ろ」
百目「わあ、やったモン」
悪魔くん「うん、よくやった!さ、王妃」
イシス「はい」
2020/09/07(月) 19:33:24.56ID:???
悪魔くん「急げ、みんな」
イシス「ちょっと待ってください」
悪魔くん「え、な、なんですか。王妃」
イシス「王家に伝わる話によれば、太陽が中空に昇る時、
黄金の部屋でこのラーの石をかざせば大いなる力がピラミッドの中を満たすと」
悪魔くん「つまり、太陽がこのピラミッドの真上に来たとき、
その一瞬だけでもセトのピラミッドパワーを封じることが出来るかもしれないってことですか」
イシス「でも」
悪魔くん「でも?」
イシス「ラーの石を使えば、次の太陽が中空に昇った時スフィンクスは目覚め、
そしてオシリス王のいないことを知れば、悲しみ怒ってこの地上を大混乱に陥れることになるかも知れないのです」
悪魔くん「スフィンクスが目覚める…?王妃、それまでに必ず僕たちがオシリス王を連れ戻してみせます。
信じてください。とにかく今は、このエジプトの地を救わなければ。そして、彷徨っているミイラたちを」
イシス「分かりました」
悪魔くん「ありがとう、王妃。よーし、必ず黄金の部屋まで王妃を守っていくんだ。みんな」
メフィスト2世「よし、分かった」
百目「分かったんだモン」
ミイラたち「うおお」「あああ」
メフィスト2世・百目「!」
百目「来たモン」
象人「ここはわしと家獣で防ぐぞう」
悪魔くん「頼んだぞ」
家獣「バウー」
イシス「ちょっと待ってください」
悪魔くん「え、な、なんですか。王妃」
イシス「王家に伝わる話によれば、太陽が中空に昇る時、
黄金の部屋でこのラーの石をかざせば大いなる力がピラミッドの中を満たすと」
悪魔くん「つまり、太陽がこのピラミッドの真上に来たとき、
その一瞬だけでもセトのピラミッドパワーを封じることが出来るかもしれないってことですか」
イシス「でも」
悪魔くん「でも?」
イシス「ラーの石を使えば、次の太陽が中空に昇った時スフィンクスは目覚め、
そしてオシリス王のいないことを知れば、悲しみ怒ってこの地上を大混乱に陥れることになるかも知れないのです」
悪魔くん「スフィンクスが目覚める…?王妃、それまでに必ず僕たちがオシリス王を連れ戻してみせます。
信じてください。とにかく今は、このエジプトの地を救わなければ。そして、彷徨っているミイラたちを」
イシス「分かりました」
悪魔くん「ありがとう、王妃。よーし、必ず黄金の部屋まで王妃を守っていくんだ。みんな」
メフィスト2世「よし、分かった」
百目「分かったんだモン」
ミイラたち「うおお」「あああ」
メフィスト2世・百目「!」
百目「来たモン」
象人「ここはわしと家獣で防ぐぞう」
悪魔くん「頼んだぞ」
家獣「バウー」
2020/09/07(月) 19:39:49.57ID:???
イシス「そのつきあたりを左へ」
ミイラたち「いひひひひ」
ユルグ「コーン!悪魔くん先へ行ってくれ」
悪魔くん「頼むぞ、ユルグ」
ミイラたち「いひひひひ」
ユルグ「コーン!悪魔くん先へ行ってくれ」
悪魔くん「頼むぞ、ユルグ」
2020/09/10(木) 19:44:09.29ID:???
イシス「ここが黄金の部屋です」
2020/09/10(木) 19:47:34.81ID:???
悪魔くん「ん?」
メフィスト2世「本当にこんな所に太陽の光が届くのか?」
百目「大丈夫かモン。悪魔くん」
悪魔くん「チャンスはたった一回しかない。でも、王妃ならきっと」
メフィスト2世「本当にこんな所に太陽の光が届くのか?」
百目「大丈夫かモン。悪魔くん」
悪魔くん「チャンスはたった一回しかない。でも、王妃ならきっと」
2020/09/10(木) 19:59:08.51ID:???
イシス「我らが太陽の神ラーよ。私たちに力をお授けください」
象人「いくぞう」
イシス「…」
家獣「バウー」
イシス「…」
ユルグ「くそ、悪魔くん!悪魔くん!」
イシス「…」
セト「い、いたぞ」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「野郎、きやがったか」
セト「しぶとい奴らめ、今度こそ始末してやるぞ。 行け、者ども!」
ミイラたち「(ドドドドドドドドド…)」
メフィスト2世「野郎!」
百目「戦うんだモン。このこのこのだモン」
メフィスト2世「てやあ!」
悪魔くん「ふっ、たあ!」
イシス「我らの神よ、邪悪な者たちから我々の王国と地上を守らせたまえ」
象人「いくぞう」
イシス「…」
家獣「バウー」
イシス「…」
ユルグ「くそ、悪魔くん!悪魔くん!」
イシス「…」
セト「い、いたぞ」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「野郎、きやがったか」
セト「しぶとい奴らめ、今度こそ始末してやるぞ。 行け、者ども!」
ミイラたち「(ドドドドドドドドド…)」
メフィスト2世「野郎!」
百目「戦うんだモン。このこのこのだモン」
メフィスト2世「てやあ!」
悪魔くん「ふっ、たあ!」
イシス「我らの神よ、邪悪な者たちから我々の王国と地上を守らせたまえ」
2020/09/10(木) 20:02:18.97ID:???
イシス「…」
メフィスト2世「てやあ!とう!えい!」
百目「えーいだモン!」
悪魔くん「たあ!」
メフィスト2世「てやあ!とう!えい!」
百目「えーいだモン!」
悪魔くん「たあ!」
2020/09/10(木) 20:15:37.72ID:???
悪魔くん「やった!」
イシス「ああ」
悪魔くん「王妃しっかり」
セト「な、何!?」
ミイラ「ぎゃああ」「あああ」
セト「う、う、ぐわあああー。ラ、ラーの杖が…」
悪魔くん「やった。セトのピラミッドパワーが消えていくぞ」
メフィスト2世・百目「…!」
セト「くそー…」
メフィスト2世「もう逃がさんぞ。 今までの分もまとめてお礼をしてやるぜ」
セト「やれるものならやってみろ」
メフィスト2世「野郎、魔力、火炎放射!お、くそ」
ユルグ「悪魔くーん!」
メフィスト2世「え?」
ユルグ「悪魔くん!」
家獣「バウー」
悪魔くん「みんな!大丈夫か?」
イシス「ああ」
悪魔くん「王妃しっかり」
セト「な、何!?」
ミイラ「ぎゃああ」「あああ」
セト「う、う、ぐわあああー。ラ、ラーの杖が…」
悪魔くん「やった。セトのピラミッドパワーが消えていくぞ」
メフィスト2世・百目「…!」
セト「くそー…」
メフィスト2世「もう逃がさんぞ。 今までの分もまとめてお礼をしてやるぜ」
セト「やれるものならやってみろ」
メフィスト2世「野郎、魔力、火炎放射!お、くそ」
ユルグ「悪魔くーん!」
メフィスト2世「え?」
ユルグ「悪魔くん!」
家獣「バウー」
悪魔くん「みんな!大丈夫か?」
2020/09/10(木) 20:25:07.34ID:???
セト「はあ、はあ、うわあー!あっちっちっち」
メフィスト2世「待て!」
セト「うわあ!」
メフィスト2世「野郎、とどめだ!」
悪魔くん「もういいよメフィスト2世」
メフィスト2世「え、悪魔くん。あんなやつまで見逃そうってのか?」
ユルグ「いや、この川は地獄へ続いている。セトも自業自得さ」
悪魔くん・メフィスト2世「え」
セト「覚えていろ。 この仇は必ずルキフェル様が取ってくれようぞ」
メフィスト2世「愚かなやつめが」
メフィスト2世「待て!」
セト「うわあ!」
メフィスト2世「野郎、とどめだ!」
悪魔くん「もういいよメフィスト2世」
メフィスト2世「え、悪魔くん。あんなやつまで見逃そうってのか?」
ユルグ「いや、この川は地獄へ続いている。セトも自業自得さ」
悪魔くん・メフィスト2世「え」
セト「覚えていろ。 この仇は必ずルキフェル様が取ってくれようぞ」
メフィスト2世「愚かなやつめが」
2020/09/10(木) 20:29:43.18ID:???
メフィスト2世「!」
悪魔くん「これは」
イシス「セトが集めていたミイラの魂が地下の墓場へ戻っていきます。
これで、彷徨い出たミイラたちも、安心して元の眠りにつくでしょう」
悪魔くん「そうですね」
悪魔くん「これは」
イシス「セトが集めていたミイラの魂が地下の墓場へ戻っていきます。
これで、彷徨い出たミイラたちも、安心して元の眠りにつくでしょう」
悪魔くん「そうですね」
2020/09/10(木) 20:32:09.59ID:???
悪魔くん「(王妃、あなたとの約束は必ず守ってみせます。
このスフィンクスがその混乱を起こさないためにもね)」
このスフィンクスがその混乱を起こさないためにもね)」
2020/09/10(木) 20:45:26.53ID:???
悪魔くん「天空船が魔空間を?」
ヨナルデパズトーリ「時間と空間を超えた一種の異次元空間。
そしてその魔空間へ行くには、強力な飛行魔力が必要なのである」
鳥乙女「「じゃあ家獣や魔動カーじゃ無理だって訳ね」
メフィスト2世「しかしこのままだとオシリス王はルキフェルに捕まっちまうぜ」
悪魔くん「うん、それに王妃の言ってたように、
明日の太陽が中空に昇るまでにオシリス王を助けないと、スフィンクスが目覚めてしまうんだ」
鳥乙女「何とか魔空間へ行く方法はないのかしら」
悪魔くん「博士」
ファウスト博士「うーむ…」
悪魔くん「博士、なんとか言ってください」
ファウスト博士「聖なる調べ聞こえし時、希望の翼は羽ばたき、いかなる空をも超えていくであろう」
悪魔くん「聖なる調べ。希望の翼?(聖なる調べ。希望の翼…)」
ヨナルデパズトーリ「時間と空間を超えた一種の異次元空間。
そしてその魔空間へ行くには、強力な飛行魔力が必要なのである」
鳥乙女「「じゃあ家獣や魔動カーじゃ無理だって訳ね」
メフィスト2世「しかしこのままだとオシリス王はルキフェルに捕まっちまうぜ」
悪魔くん「うん、それに王妃の言ってたように、
明日の太陽が中空に昇るまでにオシリス王を助けないと、スフィンクスが目覚めてしまうんだ」
鳥乙女「何とか魔空間へ行く方法はないのかしら」
悪魔くん「博士」
ファウスト博士「うーむ…」
悪魔くん「博士、なんとか言ってください」
ファウスト博士「聖なる調べ聞こえし時、希望の翼は羽ばたき、いかなる空をも超えていくであろう」
悪魔くん「聖なる調べ。希望の翼?(聖なる調べ。希望の翼…)」
2020/09/10(木) 20:54:32.79ID:???
悪魔くん「ルキフェルに連れ去られたオシリス王を助けるため、
魔界伝説の中からついに飛び立つ見えない学校。
天空船を追って、魔空間へ入った僕たちが圧倒的な力のプルトーの前に力尽きようとしたその時、
みんなの心と笛の音が、奇跡の力を呼び起こしたんだ。
悪魔くん。羽ばたけ、希望の翼よ!
夢よ、届け君の心に」
『羽ばたけ、希望の翼よ!』
魔界伝説の中からついに飛び立つ見えない学校。
天空船を追って、魔空間へ入った僕たちが圧倒的な力のプルトーの前に力尽きようとしたその時、
みんなの心と笛の音が、奇跡の力を呼び起こしたんだ。
悪魔くん。羽ばたけ、希望の翼よ!
夢よ、届け君の心に」
『羽ばたけ、希望の翼よ!』
2020/09/19(土) 15:03:22.97ID:???
悪魔くん「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
2020/09/19(土) 15:11:54.12ID:???
<ナレーター>
今日の太陽が中空に昇るまでに天空船に捕らえられたオシリス王を救いださなければ、
目覚めたスフィンクスは王のいないことを知り、怒ってこの地上を大混乱に陥れることになるのだった。
今日の太陽が中空に昇るまでに天空船に捕らえられたオシリス王を救いださなければ、
目覚めたスフィンクスは王のいないことを知り、怒ってこの地上を大混乱に陥れることになるのだった。
2020/09/19(土) 15:12:53.88ID:???
『羽ばたけ、希望の翼よ!』
2020/09/19(土) 15:19:39.27ID:???
ファウスト博士「聖なる調べ聞こえし時、希望の翼は羽ばたき、いかなる空をも超えていくであろう」
悪魔くん「聖なる調べって、ああ、ソロモンの笛のことですね!でも希望の翼って…」
ファウスト博士「見えない学校のことじゃ」
悪魔くん「ええ!ソロモンの笛で見えない学校が。あ」
ファウスト博士「じゃが、そのためには想像を絶する力が必要なのじゃ。悪魔くん、
君自身の命にかかわることにもなりかねんのじゃ」
悪魔くん「僕の命…」
悪魔くん「聖なる調べって、ああ、ソロモンの笛のことですね!でも希望の翼って…」
ファウスト博士「見えない学校のことじゃ」
悪魔くん「ええ!ソロモンの笛で見えない学校が。あ」
ファウスト博士「じゃが、そのためには想像を絶する力が必要なのじゃ。悪魔くん、
君自身の命にかかわることにもなりかねんのじゃ」
悪魔くん「僕の命…」
2020/09/19(土) 15:24:13.19ID:???
メフィスト2世「うーん」
百目「大丈夫かモン、悪魔くん」
ヨナルデパズトーリ「うーむ、ただでさえセトとの戦いで疲れ切った体であるからして」
幽子「悪魔くん」
こうもり猫「けっ、笛吹いたくらいでこのバカでかいオンボロ学校が動くわけねえだろうが。
バカだなあ、悪魔くんも」
鳥乙女「何か言った?こうもり猫」
こうもり猫「いいえ、何も言いません」
百目「大丈夫かモン、悪魔くん」
ヨナルデパズトーリ「うーむ、ただでさえセトとの戦いで疲れ切った体であるからして」
幽子「悪魔くん」
こうもり猫「けっ、笛吹いたくらいでこのバカでかいオンボロ学校が動くわけねえだろうが。
バカだなあ、悪魔くんも」
鳥乙女「何か言った?こうもり猫」
こうもり猫「いいえ、何も言いません」
2020/09/19(土) 15:25:59.77ID:???
ファウスト博士「もはや誰にも止めることは出来ん。悪魔くんの力を信じるしかないのじゃ」
2020/09/19(土) 15:29:46.12ID:???
悪魔くん「(王妃とも約束したんだ。必ずオシリス王を救い出してみせるって。
やってみるしかない。僕の命を懸けても)」
百目「悪魔くん」
幽子「頑張ってね。悪魔くん」
悪魔くん「(何としてもソロモンの笛で見えない学校を動かさなきゃ)」
やってみるしかない。僕の命を懸けても)」
百目「悪魔くん」
幽子「頑張ってね。悪魔くん」
悪魔くん「(何としてもソロモンの笛で見えない学校を動かさなきゃ)」
2020/09/19(土) 15:47:17.37ID:???
悪魔くん「(♪〜)」
ファウスト博士「ん!」
メフィスト2世・百目・ヨナルデパズトーリ「!」
悪魔くん「(♪〜。動いてくれ。動いて)う!」
ファウスト博士「…」
幽子「メフィスト2世さん、私たちはこうしているしかないのかしら」
メフィスト2世「うーん…」
鳥乙女「待って、私たちも悪魔くんを手伝うことが出来るかも知れないわ。ほら、いつか博士が」
(ファウスト博士「悪魔くん、今後12使徒の12の運命数と、それぞれの能力が合わさった時、
とても大きな力が生み出されることになるんじゃぞ」)
ヨナルデパズトーリ「うーむ、いやしかし」
鳥乙女「みんなが行かないなら私だけでも行く!」
メフィスト2世「鳥乙女!」
百目「メフィスト2世、みんなで行こうモン」
メフィスト2世「よし」
ファウスト博士「ん!」
メフィスト2世・百目・ヨナルデパズトーリ「!」
悪魔くん「(♪〜。動いてくれ。動いて)う!」
ファウスト博士「…」
幽子「メフィスト2世さん、私たちはこうしているしかないのかしら」
メフィスト2世「うーん…」
鳥乙女「待って、私たちも悪魔くんを手伝うことが出来るかも知れないわ。ほら、いつか博士が」
(ファウスト博士「悪魔くん、今後12使徒の12の運命数と、それぞれの能力が合わさった時、
とても大きな力が生み出されることになるんじゃぞ」)
ヨナルデパズトーリ「うーむ、いやしかし」
鳥乙女「みんなが行かないなら私だけでも行く!」
メフィスト2世「鳥乙女!」
百目「メフィスト2世、みんなで行こうモン」
メフィスト2世「よし」
2020/09/19(土) 15:54:05.42ID:???
悪魔くん「(♪〜)う!」
メフィスト2世・百目・鳥乙女「悪魔くん!」
悪魔くん「(♪〜。みんなの、声がする)」
メフィスト2世「まるで悪魔くんの魂が吸い取られているようだぜ」
百目「悪魔くん」
鳥乙女「見えない学校。さあ、私たちの力も使って」
こうもり猫「よし、俺も」
家獣「バウー」
鳥乙女「あ!」
青ピクシー・赤ピクシー「うう」
メフィスト2世・百目・鳥乙女「悪魔くん!」
悪魔くん「(♪〜。みんなの、声がする)」
メフィスト2世「まるで悪魔くんの魂が吸い取られているようだぜ」
百目「悪魔くん」
鳥乙女「見えない学校。さあ、私たちの力も使って」
こうもり猫「よし、俺も」
家獣「バウー」
鳥乙女「あ!」
青ピクシー・赤ピクシー「うう」
2020/09/19(土) 16:02:29.09ID:???
悪魔くん「(♪〜。見えない学校よ。みんなの心が聞こえるかい?)」
ファウスト博士「そうじゃ、悪魔くん。見えない学校の心に語り掛けるのじゃ」
ヨナルデパズトーリ「むむ」
メフィスト2世「…」
百目「う」
悪魔くん「(♪〜。スフィンクスが暴れ出せば、地上は大混乱に陥ってしまうんだ。
それだけは防がなきゃ。その為には君の力がどうしても必要なんだ」
ファウスト博士「おお」
悪魔くん「(♪〜。僕たちに力を貸して欲しい。羽ばたけ、希望の翼よ!)」
ファウスト博士「そうじゃ、悪魔くん。見えない学校の心に語り掛けるのじゃ」
ヨナルデパズトーリ「むむ」
メフィスト2世「…」
百目「う」
悪魔くん「(♪〜。スフィンクスが暴れ出せば、地上は大混乱に陥ってしまうんだ。
それだけは防がなきゃ。その為には君の力がどうしても必要なんだ」
ファウスト博士「おお」
悪魔くん「(♪〜。僕たちに力を貸して欲しい。羽ばたけ、希望の翼よ!)」
2020/09/19(土) 16:07:32.87ID:???
ファウスト博士「今まさに魔界伝説は蘇った。よくやったぞ、悪魔くん」
悪魔くん「ありがとう…見えない学校…」
百目「悪魔くん!」
鳥乙女「悪魔くん!」
メフィスト2世「やったな、悪魔くん」
悪魔くん「へへ…」
悪魔くん「ありがとう…見えない学校…」
百目「悪魔くん!」
鳥乙女「悪魔くん!」
メフィスト2世「やったな、悪魔くん」
悪魔くん「へへ…」
2020/09/19(土) 16:12:28.08ID:???
ファウスト博士「12使徒たちもよくやってくれた。
みんながここまで悪魔くんを助けることが出来るとは、わしも予想外じゃったよ」
百目「でも悪魔くん、とっても疲れたみたいだモン」
悪魔くん「それは、みんなも一緒じゃないか。だけど戦いはこれからだ!」
メフィスト2世「さあ!出発だ!」
ファウスト博士・悪魔くん・12使徒たち「おー!」
ファウスト博士「いよいよ魔空間へ入っていくぞ」
みんながここまで悪魔くんを助けることが出来るとは、わしも予想外じゃったよ」
百目「でも悪魔くん、とっても疲れたみたいだモン」
悪魔くん「それは、みんなも一緒じゃないか。だけど戦いはこれからだ!」
メフィスト2世「さあ!出発だ!」
ファウスト博士・悪魔くん・12使徒たち「おー!」
ファウスト博士「いよいよ魔空間へ入っていくぞ」
2020/09/19(土) 16:24:59.36ID:???
メフィスト2世「ああ!」
百目「わあー!」
サシペレレ「うわあ!」
青ピクシー・赤ピクシー「わー!」
ファウスト博士「おっ…」
悪魔くん「博士!」
百目「わあー!」
サシペレレ「うわあ!」
青ピクシー・赤ピクシー「わー!」
ファウスト博士「おっ…」
悪魔くん「博士!」
2020/09/19(土) 16:28:17.40ID:???
ファウスト博士「わしのことは構うな。それより、悪魔くん。
わしに代わって見えない学校の舵を頼む」
悪魔くん「はい」
こうもり猫「苦しい。少しはダイエットしろ」
悪魔くん「みんな、しっかり捕まってるんだ!頑張ってくれ、見えない学校」
わしに代わって見えない学校の舵を頼む」
悪魔くん「はい」
こうもり猫「苦しい。少しはダイエットしろ」
悪魔くん「みんな、しっかり捕まってるんだ!頑張ってくれ、見えない学校」
2020/09/19(土) 16:33:50.53ID:???
サシペレレ「ぐ…」
百目「悪魔くんの言うことが分かるみたいなんだモン」
鳥乙女「このままいい子にしててね。見えない学校さん」
こうもり猫「なーにもこんなボロ学校にゴマすることねえだろ、鳥乙女。うお!」
鳥乙女・幽子「ふふふふふ」
鳥乙女「こうもり猫ったら見えない学校に怒られてるわ」
百目「悪魔くんの言うことが分かるみたいなんだモン」
鳥乙女「このままいい子にしててね。見えない学校さん」
こうもり猫「なーにもこんなボロ学校にゴマすることねえだろ、鳥乙女。うお!」
鳥乙女・幽子「ふふふふふ」
鳥乙女「こうもり猫ったら見えない学校に怒られてるわ」
2020/09/19(土) 16:42:43.54ID:???
ルキフェル「ふははははは。飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのこと。
悪魔くんなどに決して邪魔はさせん。
我がもとに集え。サタン王国四天王。
出でよ、プルトー、ベリアル、アイン、グラシアラボラス」
サタン王国四天王「へへへへへへ」
悪魔くんなどに決して邪魔はさせん。
我がもとに集え。サタン王国四天王。
出でよ、プルトー、ベリアル、アイン、グラシアラボラス」
サタン王国四天王「へへへへへへ」
2020/09/20(日) 16:03:55.73ID:???
悪魔くん「天空船は、どこにいるんだろう」
ファウスト博士「おっ…」
悪魔くん「危ない!」
ヨナルデパズトーリ「岩は全て幻なのであるな」
ファウスト博士「おっ…」
悪魔くん「危ない!」
ヨナルデパズトーリ「岩は全て幻なのであるな」
2020/09/20(日) 16:15:11.26ID:???
悪魔くん「あれは…!」
ファウスト博士「天空船じゃ」
12使徒たち「!」
メフィスト2世「すげえ」
悪魔くん「…!」
百目「あの向こうに見えるお城は何なんだモン?」
ヨナルデパズトーリ「うーむ、ルキフェルの魔界城だわさ」
悪魔くん「イシス王妃が言っていたように、天空船はルキフェルのもとへ向かっているんだ」
ファウスト博士「天空船じゃ」
12使徒たち「!」
メフィスト2世「すげえ」
悪魔くん「…!」
百目「あの向こうに見えるお城は何なんだモン?」
ヨナルデパズトーリ「うーむ、ルキフェルの魔界城だわさ」
悪魔くん「イシス王妃が言っていたように、天空船はルキフェルのもとへ向かっているんだ」
2020/09/20(日) 16:21:46.98ID:???
悪魔くん「オシリス王だ!よし、行くぞ!お、あ!」
百目「うわあ!」
悪魔くん「まずい、見えない学校から遠ざけなくちゃ。家獣!」
家獣「バウー。バウ」
プルトー「サタン王国四天王の一人、このプルトー様が相手だ!」
悪魔くん「わあ!」
プルトー「なに!?どこだ!」
ファウスト博士「あの煙はどんなものでも姿を消してしまうという魔力を持った魔煙。
見えない学校もなかなかやりよるわい」
百目「うわあ!」
悪魔くん「まずい、見えない学校から遠ざけなくちゃ。家獣!」
家獣「バウー。バウ」
プルトー「サタン王国四天王の一人、このプルトー様が相手だ!」
悪魔くん「わあ!」
プルトー「なに!?どこだ!」
ファウスト博士「あの煙はどんなものでも姿を消してしまうという魔力を持った魔煙。
見えない学校もなかなかやりよるわい」
2020/09/20(日) 16:36:59.13ID:???
鳥乙女「プルトーは私たちで食い止めるわ。悪魔くんたちは早くオシリス王を」
悪魔くん「よし、分かった」
鳥乙女「ピンクハリケーン!」
サシペレレ「竜巻大回転!…あ」
鳥乙女「…」
家獣「バウー」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
妖虎「ガオー」
プルトー「えい!」
ユルグ・妖虎「わあ!」
鳥乙女「きゃ」
こうもり猫「あちゃちゃ」
悪魔くん「わっ」
メフィスト2世「あたっ」
悪魔くん「みんな大丈夫か!?」
プルトー「さあ、次はお前たちの番だ」
悪魔くん「よし、分かった」
鳥乙女「ピンクハリケーン!」
サシペレレ「竜巻大回転!…あ」
鳥乙女「…」
家獣「バウー」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
妖虎「ガオー」
プルトー「えい!」
ユルグ・妖虎「わあ!」
鳥乙女「きゃ」
こうもり猫「あちゃちゃ」
悪魔くん「わっ」
メフィスト2世「あたっ」
悪魔くん「みんな大丈夫か!?」
プルトー「さあ、次はお前たちの番だ」
2020/09/20(日) 16:38:37.27ID:???
イシス「…」
2020/09/20(日) 16:51:09.39ID:???
プルトー「ふふふふふ」
メフィスト2世「魔力、稲妻電撃!あ、俺の魔力を跳ね返しやがった!」
プルトー「ふっ、所詮お前たちの魔力などこの程度のものよ。
よく見ておけ。魔力とはこのようなものをいうのだ!」
メフィスト2世「ぐ…わああ!!くそー、まるで敵わない」
悪魔くん「みんな見えない学校を飛ばすために力を使い果たしているんだ」
ヨナルデパズトーリ「それに比べてこの魔空間ではプルトーの魔力が思うままに発揮できるのだわさ」
悪魔くん「くそー」
ヨナルデパズトーリ「ああ…」
プルトー「観念するんだな、悪魔くん」
悪魔くん「たあ!」
プルトー「ふっ」
悪魔くん「うわ!う」
プルトー「ルキフェル様、天空船と共によい土産が出来ましたぞ。ぐふふふふ」
ファウスト博士「悪魔くん、もはや力の限界か。このままでは天空船共々みんなまで魔界城へ連れていかれてしまう」
メフィスト2世「魔力、稲妻電撃!あ、俺の魔力を跳ね返しやがった!」
プルトー「ふっ、所詮お前たちの魔力などこの程度のものよ。
よく見ておけ。魔力とはこのようなものをいうのだ!」
メフィスト2世「ぐ…わああ!!くそー、まるで敵わない」
悪魔くん「みんな見えない学校を飛ばすために力を使い果たしているんだ」
ヨナルデパズトーリ「それに比べてこの魔空間ではプルトーの魔力が思うままに発揮できるのだわさ」
悪魔くん「くそー」
ヨナルデパズトーリ「ああ…」
プルトー「観念するんだな、悪魔くん」
悪魔くん「たあ!」
プルトー「ふっ」
悪魔くん「うわ!う」
プルトー「ルキフェル様、天空船と共によい土産が出来ましたぞ。ぐふふふふ」
ファウスト博士「悪魔くん、もはや力の限界か。このままでは天空船共々みんなまで魔界城へ連れていかれてしまう」
2020/09/20(日) 17:10:55.54ID:???
ファウスト博士「ついにスフィンクスまでも。
これは、まるで見えない学校が悲しんでいるようじゃ」
悪魔くん「みんなを助けなきゃ…みんなを…」
プルトー「?」
悪魔くん「(♪〜)」
ファウスト博士「いかん!その体で笛を吹けば今度こそ」
悪魔くん「(♪〜。仲間を見殺しになんかできない。僕たちは諦める訳にはいかないんだ)」
豆ユーレイたち「幽子ちゃん大丈夫ー?」
プルトー「…!」
悪魔くん「(♪〜。イシス王妃のためにも、スフィンクスが目覚めるまでに必ずオシリス王を救い出してみせる。
僕の残る力ををすべてあげるよ。だから立ち上がって。みんな)」
メフィスト2世「ん…悪魔くん!」
百目「悪魔くん」
サシペレレ「んん」
家獣「バウー」
プルトー「バカな…まさに死の淵にあった12使徒たちが…」
これは、まるで見えない学校が悲しんでいるようじゃ」
悪魔くん「みんなを助けなきゃ…みんなを…」
プルトー「?」
悪魔くん「(♪〜)」
ファウスト博士「いかん!その体で笛を吹けば今度こそ」
悪魔くん「(♪〜。仲間を見殺しになんかできない。僕たちは諦める訳にはいかないんだ)」
豆ユーレイたち「幽子ちゃん大丈夫ー?」
プルトー「…!」
悪魔くん「(♪〜。イシス王妃のためにも、スフィンクスが目覚めるまでに必ずオシリス王を救い出してみせる。
僕の残る力ををすべてあげるよ。だから立ち上がって。みんな)」
メフィスト2世「ん…悪魔くん!」
百目「悪魔くん」
サシペレレ「んん」
家獣「バウー」
プルトー「バカな…まさに死の淵にあった12使徒たちが…」
2020/09/20(日) 17:15:44.27ID:???
ファウスト博士「おお、これは。悪魔くんを囲んだ12使徒たちが、
未知なる力を呼び起こすという“六芒星”を描いておる!」
未知なる力を呼び起こすという“六芒星”を描いておる!」
202名無しが氏んでも代わりはいるもの
2020/09/22(火) 18:45:53.93ID:Fu7qy7Sy 生命と始まりと終わり、見れるものならみたいな
って。
って。
203名無しが氏んでも代わりはいるもの
2020/09/22(火) 18:48:15.72ID:Fu7qy7Sy ようやく解読できた感じ。
図示もできるけど、 エヴァの知識自慢しても 「?」なとこあるのでせかせか
打つ事でもないわ かつての趣味の啓蒙思想(としての行為)は楽しかった
図示もできるけど、 エヴァの知識自慢しても 「?」なとこあるのでせかせか
打つ事でもないわ かつての趣味の啓蒙思想(としての行為)は楽しかった
2020/09/23(水) 16:51:52.35ID:???
悪魔くん「オシリス王…」
プルトー「おのれー。もはや天空船は魔界城にたどり着いたも同然。
オシリス王など無用の長物。悪魔くんと一緒にくたばるがいい!てやあ!
う、うわ、ああああああ!」
プルトー「おのれー。もはや天空船は魔界城にたどり着いたも同然。
オシリス王など無用の長物。悪魔くんと一緒にくたばるがいい!てやあ!
う、うわ、ああああああ!」
2020/09/23(水) 16:54:48.31ID:???
スフィンクス「(ゴゴゴゴゴゴゴ…)」
オシリス「鎮まれ。我が王国の守護神、スフィンクスよ。オシリスはここにあり」
イシス「オシリス王!」
オシリス「我らが全能の神、太陽神ラーにかけて誓おう。
もう二度とエジプトに混乱は起こさせん。安心して再び眠りにつくがよい」
オシリス「鎮まれ。我が王国の守護神、スフィンクスよ。オシリスはここにあり」
イシス「オシリス王!」
オシリス「我らが全能の神、太陽神ラーにかけて誓おう。
もう二度とエジプトに混乱は起こさせん。安心して再び眠りにつくがよい」
2020/09/23(水) 17:02:00.08ID:???
イシス「ありがとう、悪魔くん」
オシリス「君のおかげでエジプトは救われた。
だが、この地上を守るのは君しかいない。頼んだぞ、悪魔くん」
悪魔くん「はい」
ファウスト博士「また新たな戦いが始まったようじゃな。悪魔くん」
悪魔くん「どんなことが起ころうと僕たちは負けません。これからは見えない学校も僕たちと一緒なんですから」
オシリス「君のおかげでエジプトは救われた。
だが、この地上を守るのは君しかいない。頼んだぞ、悪魔くん」
悪魔くん「はい」
ファウスト博士「また新たな戦いが始まったようじゃな。悪魔くん」
悪魔くん「どんなことが起ころうと僕たちは負けません。これからは見えない学校も僕たちと一緒なんですから」
2020/09/23(水) 17:06:44.79ID:???
ルキフェル「この天空船を使って世界各地で眠る魂を集めれば、
凄まじい力となる霊魂エネルギーを得ることが出来る。
ついにサタン王国再興の第一歩は記されたのだ」
プルトー「おのれ。今度こそ覚えていろ、悪魔くん」
凄まじい力となる霊魂エネルギーを得ることが出来る。
ついにサタン王国再興の第一歩は記されたのだ」
プルトー「おのれ。今度こそ覚えていろ、悪魔くん」
2020/09/23(水) 17:18:21.30ID:???
悪魔くん「見えない学校を動かして、12使徒たちもめでたく卒業式。
そんな時、天空船を手に入れたルキフェルが、霊魂エネルギーを集め始める。
太古の精気を呼び出す悪魔、白沢を利用し、天空船に霊魂を取り込もうとするんだ。
目覚めてくれ。太古の霊の守り神、四神像。
悪魔くん。消えた見えない学校!
夢よ、届け君の心に」
『消えた見えない学校!』
そんな時、天空船を手に入れたルキフェルが、霊魂エネルギーを集め始める。
太古の精気を呼び出す悪魔、白沢を利用し、天空船に霊魂を取り込もうとするんだ。
目覚めてくれ。太古の霊の守り神、四神像。
悪魔くん。消えた見えない学校!
夢よ、届け君の心に」
『消えた見えない学校!』
209名無しが氏んでも代わりはいるもの
2020/09/26(土) 18:03:29.64ID:BbDhQqBS 残テがアニソン一位だったな
2020/09/29(火) 15:21:26.77ID:???
悪魔くん「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
<ナレーター>
人間に不幸を与える悪魔を退治するため、
一万年に一人現れるという悪魔くんが、
12人の仲間と力を合わせて今立ち上がった。
2020/09/29(火) 15:22:36.13ID:???
<ナレーター>
そして今まさに、魔界伝説が蘇った。
そして今まさに、魔界伝説が蘇った。
2020/09/29(火) 15:23:03.44ID:???
『消えた見えない学校!』
2020/09/29(火) 15:33:48.71ID:???
東嶽大帝「見えない学校が、浮上しおったぞ。
悪魔くんと12使徒の力を少し甘く見たようだな、ルキフェル」
ルキフェル「ご心配には及びません。我らの手には天空船がございます。
天空船を彷徨える霊魂で満たせば、その力は天上界、地獄界、悪魔界、妖精界の4界を、
制する偉大なる力を得ることができると言い伝えられております。見えない学校など恐れるに足りません」
東嶽大帝「ふはは、ルキフェルよ。今の言葉よーく覚えておくぞ。
悪魔くんが本当の力をつけたとき、見えない学校はその全ての能力を発揮するはずだ。
今のうちに手を打たねばならん。急げ、ルキフェル!ダメならサタン王国再興の願いも叶わぬと思え」
ルキフェル「はは。必ずや」
悪魔くんと12使徒の力を少し甘く見たようだな、ルキフェル」
ルキフェル「ご心配には及びません。我らの手には天空船がございます。
天空船を彷徨える霊魂で満たせば、その力は天上界、地獄界、悪魔界、妖精界の4界を、
制する偉大なる力を得ることができると言い伝えられております。見えない学校など恐れるに足りません」
東嶽大帝「ふはは、ルキフェルよ。今の言葉よーく覚えておくぞ。
悪魔くんが本当の力をつけたとき、見えない学校はその全ての能力を発揮するはずだ。
今のうちに手を打たねばならん。急げ、ルキフェル!ダメならサタン王国再興の願いも叶わぬと思え」
ルキフェル「はは。必ずや」
2020/09/29(火) 15:49:27.12ID:???
ファウスト博士「12使徒の諸君。諸君はよく努力し、力を合わせ見えない学校を動かした。
ついに魔界伝説が蘇ったのである。よって、ここに諸君の見えない学校第一課程の卒業式を執り行う。
第1使徒、メフィスト2世。右の者、見えない学校の第一課程を終了したことをここに証明する。
おめでとう。悪魔くんを助けてよく頑張ったな」
悪魔くん「おめでとう、メフィスト2世」
百目「こっち向いてモン」
悪魔くん「あれ、そのカメラ」
百目「ひひ、情報屋のを借りてきたんだモン。はい、チーズだモン」
メフィスト2世「へへ、なんか照れるぜ」
ファウスト博士「第2使徒、ユルグ、以下同文じゃ」
こうもり猫「嬉しそうにしなよ」
ファウスト博士「第3使徒、ヨナルデパズトーリ。第4使徒、幽子。第5使徒、ピクシー。第6使徒、百目」
象人「写すぞう」
ファウスト博士「第7使徒、妖虎。第8使徒、家獣。第9使徒、象人。第10使徒、鳥乙女。第11使徒サシペレレ。お。
最後に、第12使徒、こうもり猫」
ついに魔界伝説が蘇ったのである。よって、ここに諸君の見えない学校第一課程の卒業式を執り行う。
第1使徒、メフィスト2世。右の者、見えない学校の第一課程を終了したことをここに証明する。
おめでとう。悪魔くんを助けてよく頑張ったな」
悪魔くん「おめでとう、メフィスト2世」
百目「こっち向いてモン」
悪魔くん「あれ、そのカメラ」
百目「ひひ、情報屋のを借りてきたんだモン。はい、チーズだモン」
メフィスト2世「へへ、なんか照れるぜ」
ファウスト博士「第2使徒、ユルグ、以下同文じゃ」
こうもり猫「嬉しそうにしなよ」
ファウスト博士「第3使徒、ヨナルデパズトーリ。第4使徒、幽子。第5使徒、ピクシー。第6使徒、百目」
象人「写すぞう」
ファウスト博士「第7使徒、妖虎。第8使徒、家獣。第9使徒、象人。第10使徒、鳥乙女。第11使徒サシペレレ。お。
最後に、第12使徒、こうもり猫」
2020/09/29(火) 16:13:27.30ID:???
ベリアル「これが悪魔くんと12使徒か。間抜け面をしたやつばかりじゃないか。
こんな連中にしてやられてきたとは信じられんな」
ルキフェル「直ちに日本へ向かい、白沢という悪魔を見つけだせ」
ベリアル「白沢?」
ルキフェル「太古の精気を呼び出すことのできる悪魔だ。白沢の力を利用し、
日本の太古の霊魂を集めて、天空船の霊魂エネルギーとするのだ」
プルトー「日本の太古の霊を守るのは確か、玄武、朱雀、青龍、白虎の四神像」
ルキフェル「そうだ、四神像が眠る前の混乱の時代の精気を呼び出し、
その力で霊魂の出口をふさぐ黄泉の石柱を引き抜きさえすれば、
日本だけではなく、連鎖反応により世界各地の霊力帯に異常現象が起こる」
プルトー「ルキフェル様、その役目ぜひこのプルトーに」
ベリアル「エジプトでの失敗を繰り返すつもりか?ルキフェル様、ここはこのベリアルにお任せください」
ルキフェル「よし、二人して行け。ただし失敗は許さぬ」
プルトー・ベリアル「ははあ」
こんな連中にしてやられてきたとは信じられんな」
ルキフェル「直ちに日本へ向かい、白沢という悪魔を見つけだせ」
ベリアル「白沢?」
ルキフェル「太古の精気を呼び出すことのできる悪魔だ。白沢の力を利用し、
日本の太古の霊魂を集めて、天空船の霊魂エネルギーとするのだ」
プルトー「日本の太古の霊を守るのは確か、玄武、朱雀、青龍、白虎の四神像」
ルキフェル「そうだ、四神像が眠る前の混乱の時代の精気を呼び出し、
その力で霊魂の出口をふさぐ黄泉の石柱を引き抜きさえすれば、
日本だけではなく、連鎖反応により世界各地の霊力帯に異常現象が起こる」
プルトー「ルキフェル様、その役目ぜひこのプルトーに」
ベリアル「エジプトでの失敗を繰り返すつもりか?ルキフェル様、ここはこのベリアルにお任せください」
ルキフェル「よし、二人して行け。ただし失敗は許さぬ」
プルトー・ベリアル「ははあ」
2020/10/07(水) 15:32:35.64ID:???
プルトー「白沢、どこにいるのだ?」
ベリアル「貴殿に用があって来たのだ。我らはルキフェル様の使いだ」
プルトー・ベリアル「!」
白沢「ルキフェルだと?東嶽大帝様より伝達があり、誰が来るかと待っていればルキフェルの使いか」
プルトー「太古の精気を操る貴殿の力で、四神像を動かして欲しいのだ」
ベリアル「頼む、貴殿の力が必要なのだ」
白沢「ふん、悪魔界一誇りが高いというサタン王国の四天王がわしの前にひざまずくとはいい気分だ。
力になってやろう。わっはっはっは」
ベリアル「貴殿に用があって来たのだ。我らはルキフェル様の使いだ」
プルトー・ベリアル「!」
白沢「ルキフェルだと?東嶽大帝様より伝達があり、誰が来るかと待っていればルキフェルの使いか」
プルトー「太古の精気を操る貴殿の力で、四神像を動かして欲しいのだ」
ベリアル「頼む、貴殿の力が必要なのだ」
白沢「ふん、悪魔界一誇りが高いというサタン王国の四天王がわしの前にひざまずくとはいい気分だ。
力になってやろう。わっはっはっは」
2020/10/07(水) 15:41:39.57ID:???
白沢「太古の霊魂の出口を塞ぐ黄泉の石柱は、この山の底深くにある。
四神像は、黄泉の石柱を囲む東西南北の位置に眠っているのだ。
地中深く沈みし、大地の精霊よ。立ち上がれ、北の守り神玄武。我がもとへ参じよ」
四神像は、黄泉の石柱を囲む東西南北の位置に眠っているのだ。
地中深く沈みし、大地の精霊よ。立ち上がれ、北の守り神玄武。我がもとへ参じよ」
2020/10/07(水) 15:42:41.46ID:???
白沢「立ち上がれ、南の守り神朱雀よ」
2020/10/07(水) 15:44:19.51ID:???
白沢「東の守り神青龍よ」
2020/10/07(水) 15:44:53.11ID:???
白沢「西の守り神白虎よ」
2020/10/07(水) 15:47:58.34ID:???
白沢「我がもとへ参じよ。四神の力により黄泉の石柱を引く抜くのだ。かかれ!」
プルトー・ベリアル「ああ…」
白沢「わっはっはっは」
プルトー・ベリアル「ああ…」
白沢「わっはっはっは」
2020/10/09(金) 16:48:47.77ID:???
こうもり猫「あー。やっと解放されたって感じだぜ」
悪魔くん「みんな揃って卒業出来て本当に良かったよ」
百目「見えない学校をバックにみんなで記念撮影をしようモン」
妖虎「おお、それはいい」
悪魔くん「今度は僕が写してあげるよ」
鳥乙女「はい、じゃあみんな並んで並んで。幽子ちゃんとピクシーは前。大きい人は後ろよ」
こうもり猫「メフィスト2世と鳥乙女は後ろだな。態度がおっきいから」
メフィスト2世「ん」
鳥乙女「ん」
こうもり猫「よいしょ」
悪魔くん「みんな揃って卒業出来て本当に良かったよ」
百目「見えない学校をバックにみんなで記念撮影をしようモン」
妖虎「おお、それはいい」
悪魔くん「今度は僕が写してあげるよ」
鳥乙女「はい、じゃあみんな並んで並んで。幽子ちゃんとピクシーは前。大きい人は後ろよ」
こうもり猫「メフィスト2世と鳥乙女は後ろだな。態度がおっきいから」
メフィスト2世「ん」
鳥乙女「ん」
こうもり猫「よいしょ」
2020/10/09(金) 16:59:55.53ID:???
悪魔くん「あ、生命玉が」
12使徒たち「!?」
ファウスト博士『諸君、またもや魔眼が恐るべき情報をキャッチしてきた。これを見たまえ』
悪魔くん「あれは白沢」
ファウスト博士『ルキフェルは白沢を使って黄泉の石柱を引き抜き、
そこから太古の霊魂を天空船に取り込もうとしているのじゃ。そうなったら天空船は無敵だ。
なんとしても阻止せねばならん』
ヨナルデパズトーリ「本来太古の霊魂が安らかに眠るための守り神である四神像が白沢に操られてしまったのであるか」
ファウスト博士『四神像を止めるには、悪魔くんと12使徒の力をもってしても、及ばぬかもしれん。
じゃが、なんとしてもやり遂げるのじゃ』
悪魔くん「はい」
12使徒たち「!?」
ファウスト博士『諸君、またもや魔眼が恐るべき情報をキャッチしてきた。これを見たまえ』
悪魔くん「あれは白沢」
ファウスト博士『ルキフェルは白沢を使って黄泉の石柱を引き抜き、
そこから太古の霊魂を天空船に取り込もうとしているのじゃ。そうなったら天空船は無敵だ。
なんとしても阻止せねばならん』
ヨナルデパズトーリ「本来太古の霊魂が安らかに眠るための守り神である四神像が白沢に操られてしまったのであるか」
ファウスト博士『四神像を止めるには、悪魔くんと12使徒の力をもってしても、及ばぬかもしれん。
じゃが、なんとしてもやり遂げるのじゃ』
悪魔くん「はい」
2020/10/09(金) 17:11:35.73ID:???
プルトー「悪魔くん、今度こそ手加減せんぞ」
メフィスト2世「サタン王国の四天王のお出迎えだぜ」
プルトー「はあ!」
家獣「バウ、バウ」
メフィスト2世「へへっ、ワンパターンめ。魔空間で苦戦した時は違うぜ」
ベリアル「おら!」
悪魔くん・百目・こうもり猫「うわー」
家獣「バウー」
ベリアル「おら!」
こうもり猫「お、わあ」
プルトー「はあ!」
悪魔くん「わあ!」
ヨナルデパズトーリ「ぎゃあ」
こうもり猫「よいしょ」
メフィスト2世「くそ、魔力、稲妻電撃!」
ベリアル「なんの!」
メフィスト2世「うわあー!」
悪魔くん「メフィスト2世!ああ、黄泉の石柱がもうあんなに!」
メフィスト2世「サタン王国の四天王のお出迎えだぜ」
プルトー「はあ!」
家獣「バウ、バウ」
メフィスト2世「へへっ、ワンパターンめ。魔空間で苦戦した時は違うぜ」
ベリアル「おら!」
悪魔くん・百目・こうもり猫「うわー」
家獣「バウー」
ベリアル「おら!」
こうもり猫「お、わあ」
プルトー「はあ!」
悪魔くん「わあ!」
ヨナルデパズトーリ「ぎゃあ」
こうもり猫「よいしょ」
メフィスト2世「くそ、魔力、稲妻電撃!」
ベリアル「なんの!」
メフィスト2世「うわあー!」
悪魔くん「メフィスト2世!ああ、黄泉の石柱がもうあんなに!」
2020/10/09(金) 17:21:57.10ID:???
家獣「バウー。バウー!」
悪魔くん「家獣!」
ヨナルデパズトーリ「家獣は四神像のエネルギー波を反射させるつもりである!」
家獣「バウー。バウー。バウー…」
悪魔くん「家獣!」
こうもり猫「立って。ガッツでやんすよ」
悪魔くん・こうもり猫「わあ!」
こうもり猫「あち。あち。しっぽが火事よ。あち。ふーふー」
悪魔くん「メフィスト2世と鳥乙女はあいつらに向かえ。みんなは四神像を操っている白沢を倒すんだ」
こうもり猫「はあ〜…」
悪魔くん「家獣!」
ヨナルデパズトーリ「家獣は四神像のエネルギー波を反射させるつもりである!」
家獣「バウー。バウー。バウー…」
悪魔くん「家獣!」
こうもり猫「立って。ガッツでやんすよ」
悪魔くん・こうもり猫「わあ!」
こうもり猫「あち。あち。しっぽが火事よ。あち。ふーふー」
悪魔くん「メフィスト2世と鳥乙女はあいつらに向かえ。みんなは四神像を操っている白沢を倒すんだ」
こうもり猫「はあ〜…」
2020/10/09(金) 17:39:29.20ID:???
鳥乙女「ピンクハリケーン!」
プルトー「はあ!」
鳥乙女「きゃあ」
メフィスト2世「魔力、ハットノコギリ!えい!む…うわ!」
妖虎「がるるる。ガオー。うおお」
白沢「はは。わしに攻撃を仕掛けようとしてもムダだ」
象人「もう怒ったぞう。ふん、ふん、ふん、ふん、ふん、ふん、ふん、うわ」
百目「ポーン!」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
悪魔くん「(12使徒の得意技が全く通じない)」
白沢「わはははははは」
悪魔くん「(…)」
プルトー「はあ!」
ベリアル「でやあ!」
悪魔くん・12使徒たち「うわああー!」
白沢「わははははは」
プルトー「はあ!」
鳥乙女「きゃあ」
メフィスト2世「魔力、ハットノコギリ!えい!む…うわ!」
妖虎「がるるる。ガオー。うおお」
白沢「はは。わしに攻撃を仕掛けようとしてもムダだ」
象人「もう怒ったぞう。ふん、ふん、ふん、ふん、ふん、ふん、ふん、うわ」
百目「ポーン!」
ユルグ「コーンエッサムコーン!」
悪魔くん「(12使徒の得意技が全く通じない)」
白沢「わはははははは」
悪魔くん「(…)」
プルトー「はあ!」
ベリアル「でやあ!」
悪魔くん・12使徒たち「うわああー!」
白沢「わははははは」
2020/10/09(金) 17:44:12.11ID:???
鳥乙女「うっ」
ヨナルデパズトーリ「悪魔くん、ソロモンの笛を吹き、
四神像を操っている太古の精気を取り払うしかないのである」
悪魔くん「う、うん。みんな、僕の周りに集まってくれ」
ヨナルデパズトーリ「いいか。どんなことがあっても悪魔くんを守るのである」
ヨナルデパズトーリ「悪魔くん、ソロモンの笛を吹き、
四神像を操っている太古の精気を取り払うしかないのである」
悪魔くん「う、うん。みんな、僕の周りに集まってくれ」
ヨナルデパズトーリ「いいか。どんなことがあっても悪魔くんを守るのである」
2020/10/10(土) 17:13:02.62ID:???
悪魔くん「(♪〜。玄武、朱雀、青龍、白虎。君たちは白沢に操られているんだ。
お願いだ。元の守り神に戻ってくれ)」
ベリアル「ふん、ちょうどいい。みんなまとめて始末してやる」
悪魔くん「(♪〜。お願いだ、四神像)」
ベリアル「くらえ!」
鳥乙女「ああ!」
こうもり猫「どうわ!」
百目「みんな頑張るんだモン。わあ!」
ベリアル「はっはっは。12使徒の力などこの程度のものか。ふん!」
幽子「きゃあ」
プルトー「はあ!」
ピクシー「うわあー!」
メフィスト2世「おわ!」
ベリアル「どりゃあ!」
家獣「バウー!」
白沢「わっはっはっはっはっは」
お願いだ。元の守り神に戻ってくれ)」
ベリアル「ふん、ちょうどいい。みんなまとめて始末してやる」
悪魔くん「(♪〜。お願いだ、四神像)」
ベリアル「くらえ!」
鳥乙女「ああ!」
こうもり猫「どうわ!」
百目「みんな頑張るんだモン。わあ!」
ベリアル「はっはっは。12使徒の力などこの程度のものか。ふん!」
幽子「きゃあ」
プルトー「はあ!」
ピクシー「うわあー!」
メフィスト2世「おわ!」
ベリアル「どりゃあ!」
家獣「バウー!」
白沢「わっはっはっはっはっは」
2020/10/10(土) 17:17:00.65ID:???
メフィスト2世「…悪魔くん一人だけじゃないんだ。
俺たち全員が心を一つにして、ソロモンの笛を吹いているんだ」
ベリアル「こんなもの!」
プルトー「はあ!おお」
ベリアル「うおお」
白沢「むむ。バ、バカな」
玄武・朱雀・青龍・白虎「…」
白沢「う…」
プルトー・ベリアル「うう…」
白沢「う…うわあああ!!!!!!」
プルトー「ぎゃああああ!!!!」
ベリアル「うわああああああ!!!!!」
悪魔くん「や、やった…」
俺たち全員が心を一つにして、ソロモンの笛を吹いているんだ」
ベリアル「こんなもの!」
プルトー「はあ!おお」
ベリアル「うおお」
白沢「むむ。バ、バカな」
玄武・朱雀・青龍・白虎「…」
白沢「う…」
プルトー・ベリアル「うう…」
白沢「う…うわあああ!!!!!!」
プルトー「ぎゃああああ!!!!」
ベリアル「うわああああああ!!!!!」
悪魔くん「や、やった…」
2020/10/10(土) 17:32:12.48ID:???
鳥乙女「見て、黄泉の石柱が」
悪魔くん「?…」
ヨナルデパズトーリ「どうやら、最悪の事態が免れたようである」
悪魔くん「太古の霊魂たちよ、これからも四神像が守ってくれるよ。安らかに眠りたまえ」
ファウスト博士「そうじゃ、悪魔くん」
悪魔くん「え」
ファウスト博士「東西南北を囲む四神像の力により、太古の霊魂が守られるように、
12使徒がつくる“六芒星”は悪魔くんを守り、未知なる力を発揮するのじゃ」
悪魔くん「“六芒星”?そうか、あの形が」
メフィスト2世「み、見えない学校が」
百目「消えていくモン」
悪魔くん「?…」
ヨナルデパズトーリ「どうやら、最悪の事態が免れたようである」
悪魔くん「太古の霊魂たちよ、これからも四神像が守ってくれるよ。安らかに眠りたまえ」
ファウスト博士「そうじゃ、悪魔くん」
悪魔くん「え」
ファウスト博士「東西南北を囲む四神像の力により、太古の霊魂が守られるように、
12使徒がつくる“六芒星”は悪魔くんを守り、未知なる力を発揮するのじゃ」
悪魔くん「“六芒星”?そうか、あの形が」
メフィスト2世「み、見えない学校が」
百目「消えていくモン」
2020/10/10(土) 17:37:36.89ID:???
ファウスト博士「これからは諸君の努力次第じゃ。
諸君は力を合わせどうにかこうにか見えない学校を動かした。
だがそれは、まだ動いただけにすぎん。
ルキフェルの手に天空船がある以上、いつ攻撃を受けるか分からんのじゃ。
諸君の力ではまだ防ぎきれまい。だから、見えない学校は諸君が本当の力を付けるまで、
ルキフェルの魔手から隠さねばならんのじゃ。
諸君の中に秘められた未知なる力を引き出す“六芒星”を完成させ、
運命数の働きを悟ったとき、見えない学校は、限りない平和の力を発揮するはずじゃ。
今日の卒業式は大いなる決戦のための新たなる旅立ちなのだ。
さあ、行きなさい。見えない学校は、いつも諸君と共にある」
諸君は力を合わせどうにかこうにか見えない学校を動かした。
だがそれは、まだ動いただけにすぎん。
ルキフェルの手に天空船がある以上、いつ攻撃を受けるか分からんのじゃ。
諸君の力ではまだ防ぎきれまい。だから、見えない学校は諸君が本当の力を付けるまで、
ルキフェルの魔手から隠さねばならんのじゃ。
諸君の中に秘められた未知なる力を引き出す“六芒星”を完成させ、
運命数の働きを悟ったとき、見えない学校は、限りない平和の力を発揮するはずじゃ。
今日の卒業式は大いなる決戦のための新たなる旅立ちなのだ。
さあ、行きなさい。見えない学校は、いつも諸君と共にある」
2020/10/10(土) 17:45:04.58ID:???
悪魔くん「突然、夜空から花火幽霊たちがこぼれ落ちてきた。
自分たちの世界に帰ることが出来なくなった彼らは、
町中の子供たちや、幽子にまで憑りついて大暴れしてしまうんだ。
そして、涙をこらえて懸命に説得する百目。
悪魔くん。いたずらパニック、花火幽霊!
夢よ、届け君の心に」
『いたずらパニック、花火幽霊!』
自分たちの世界に帰ることが出来なくなった彼らは、
町中の子供たちや、幽子にまで憑りついて大暴れしてしまうんだ。
そして、涙をこらえて懸命に説得する百目。
悪魔くん。いたずらパニック、花火幽霊!
夢よ、届け君の心に」
『いたずらパニック、花火幽霊!』
2020/10/11(日) 16:37:32.04ID:???
悪魔くん「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
ソロモンの笛を手に入れた悪魔くんは、
人間と悪魔が仲良く暮らせる平和な世界を築くため、
12人の仲間たちと共に正義の戦いに立ちあがった。
<ナレーター>
ソロモンの笛を手に入れた悪魔くんは、
人間と悪魔が仲良く暮らせる平和な世界を築くため、
12人の仲間たちと共に正義の戦いに立ちあがった。
2020/10/11(日) 16:45:16.08ID:???
<ナレーター>
ルキフェルのサタン王国再興の野望を挫くため、
悪魔くんは魔界伝説を蘇らせて、見えない学校を浮上させたのだった。
しかし、天空船はルキフェルに奪われ、ファウスト博士も全てを悪魔くんたちへ託し、
見えない学校と共に消えていった。
悪魔くんは新たなる戦いを決意する一方、東嶽大帝の居所を突きとめるために、
妖虎、象人、ユルグを中国へ向かわせた。
ルキフェルのサタン王国再興の野望を挫くため、
悪魔くんは魔界伝説を蘇らせて、見えない学校を浮上させたのだった。
しかし、天空船はルキフェルに奪われ、ファウスト博士も全てを悪魔くんたちへ託し、
見えない学校と共に消えていった。
悪魔くんは新たなる戦いを決意する一方、東嶽大帝の居所を突きとめるために、
妖虎、象人、ユルグを中国へ向かわせた。
2020/10/11(日) 16:45:52.36ID:???
『いたずらパニック、花火幽霊!』
2020/10/11(日) 16:51:33.02ID:???
ルキフェル「悪魔くんなどに決して私の邪魔はさせぬ。よいな。アイン、グラシアラボラス」
グラシアラボラス・アイン「ははあ」
グラシアラボラス・アイン「ははあ」
2020/10/11(日) 17:00:52.73ID:???
こうもり猫「ファウスト博士も調子いいよな。俺たちに仕事押し付けといて、
自分だけさっさといなくなっちまうなんてさ」
鳥乙女「何言ってんの。博士はルキフェルから見えない学校を守るために消えたのよ。
お調子者はあんたの方でしょ」
こうもり猫「あ、こりゃ一本取られましたねー。よっ、いい女」
鳥乙女「バカ」
メフィスト2世「それはそうと悪魔くん、俺達は妖虎たちの連絡を待っているだけかい?」
悪魔くん「そうはいかないよ、メフィスト2世」
ヨナルデパズトーリ「ふーむ、ルキフェルが天空船を得たことによって、各世界のバランスは乱れてくるのである。
この人間界にも必ず何かの影響が現れるぞ、悪魔くん」
悪魔くん「…」
自分だけさっさといなくなっちまうなんてさ」
鳥乙女「何言ってんの。博士はルキフェルから見えない学校を守るために消えたのよ。
お調子者はあんたの方でしょ」
こうもり猫「あ、こりゃ一本取られましたねー。よっ、いい女」
鳥乙女「バカ」
メフィスト2世「それはそうと悪魔くん、俺達は妖虎たちの連絡を待っているだけかい?」
悪魔くん「そうはいかないよ、メフィスト2世」
ヨナルデパズトーリ「ふーむ、ルキフェルが天空船を得たことによって、各世界のバランスは乱れてくるのである。
この人間界にも必ず何かの影響が現れるぞ、悪魔くん」
悪魔くん「…」
2020/10/11(日) 17:08:00.51ID:???
豆ユーレイたち「幽子ちゃんのためならえんやこーら」
幽子「あ、ありがとう。豆ユーレイちゃん。これでみんなも暖まるわ。
そろそろ戻りましょう、百目ちゃん」
百目「うんだモン。ん?わあ!」
幽子「綺麗。ふふ、大丈夫。花火よ。でも、今頃花火だなんて。あら?」
百目「うう…?あれ?幽子ちゃん?」
幽子「あら?誰?あなた。あ…」
百目「幽子ちゃん、どこにいるんだモン」
幽子「きゃー!」
豆ユーレイたち「うちの幽子ちゃんが大変だー」
百目「あー。あっちだモン」
幽子「あ、ありがとう。豆ユーレイちゃん。これでみんなも暖まるわ。
そろそろ戻りましょう、百目ちゃん」
百目「うんだモン。ん?わあ!」
幽子「綺麗。ふふ、大丈夫。花火よ。でも、今頃花火だなんて。あら?」
百目「うう…?あれ?幽子ちゃん?」
幽子「あら?誰?あなた。あ…」
百目「幽子ちゃん、どこにいるんだモン」
幽子「きゃー!」
豆ユーレイたち「うちの幽子ちゃんが大変だー」
百目「あー。あっちだモン」
2020/10/11(日) 17:11:17.82ID:???
豆ユーレイたち「幽子ちゃーん。幽子ちゃーん」
青ピクシー「心配ないよ。豆ユーレイ」
赤ピクシー「ケガはないし気絶してるだけだよ」
メフィスト2世「ヘビでも踏んだんじゃねえのかな。幽子のやつ」
鳥乙女「とにかく、今夜はゆっくり眠らせてあげましょう」
百目「ボク、看病するモン」
青ピクシー「心配ないよ。豆ユーレイ」
赤ピクシー「ケガはないし気絶してるだけだよ」
メフィスト2世「ヘビでも踏んだんじゃねえのかな。幽子のやつ」
鳥乙女「とにかく、今夜はゆっくり眠らせてあげましょう」
百目「ボク、看病するモン」
2020/10/11(日) 17:15:14.02ID:???
茂「いやあ、久しぶりのすき焼きだっていうのに、真吾も可哀想にな。はは」
コハル「そう言いながらお父さんったら、さっきからお肉ばっかり食べてるじゃない」
エツ子「夕ご飯の時間まで出歩いてるお兄ちゃんが悪いのよ。
お母さんも早く食べないとお肉無くなっちゃうわよ」
コハル「あらま、大変。はっ!」
茂・コハル・エツ子「ははははははは」
コハル「そう言いながらお父さんったら、さっきからお肉ばっかり食べてるじゃない」
エツ子「夕ご飯の時間まで出歩いてるお兄ちゃんが悪いのよ。
お母さんも早く食べないとお肉無くなっちゃうわよ」
コハル「あらま、大変。はっ!」
茂・コハル・エツ子「ははははははは」
2020/10/11(日) 17:23:08.66ID:???
幽子「…」
2020/10/11(日) 17:28:28.26ID:???
悪魔くん「幽子ー!」
豆ユーレイたち「幽子ちゃーん」
鳥乙女「幽子ちゃーん」
悪魔くん「おかしいな。どこ行っちゃったんだろう」
鳥乙女「早起きして散歩でもしてるのかしら」
こうもり猫「そんでもってちゃっかり悪魔くんの家で朝飯食ってたりなんかしてねえ」
鳥乙女「ん?」
こうもり猫「幽子ちゃん?」
悪魔くん「念のため家に戻ってみるか」
百目「ボクも行くモン」
鳥乙女「私たちはこの辺りを探してみるわ」
悪魔くん「君たちも来るかい?豆ユーレイ」
豆ユーレイたち「はーい」
豆ユーレイたち「幽子ちゃーん」
鳥乙女「幽子ちゃーん」
悪魔くん「おかしいな。どこ行っちゃったんだろう」
鳥乙女「早起きして散歩でもしてるのかしら」
こうもり猫「そんでもってちゃっかり悪魔くんの家で朝飯食ってたりなんかしてねえ」
鳥乙女「ん?」
こうもり猫「幽子ちゃん?」
悪魔くん「念のため家に戻ってみるか」
百目「ボクも行くモン」
鳥乙女「私たちはこの辺りを探してみるわ」
悪魔くん「君たちも来るかい?豆ユーレイ」
豆ユーレイたち「はーい」
2020/10/11(日) 17:37:38.45ID:???
コハル「ど、どうしちゃったのよ。エツ子」
エツ子「学校なんか行きたくないって言ってんのよ!あたいが何しようと、あたいの勝手でしょ!
あんたなんかにとやかく言われる筋合いはないわ」
コハル「あ、あんただなんて」
茂「エツ子、母さんに向かってなんて口をきくんだ」
悪魔くん「た、だいま…」
茂「エツ子!」
エツ子「うるさいわね!」
悪魔くん「エツ子!」
百目「エッちゃん、いけないモン。パパさんに謝るんだモン」
エツ子「大きなお世話よ!」
悪魔くん・百目「わあ!」
エツ子「ふん!」
悪魔くん「親子喧嘩の理由は何なの、母さん」
コハル「理由も何も、今朝起きたらエツ子がまるで別人みたいになって」
悪魔くん「ええ」
百目「エッちゃん」
エツ子「学校なんか行きたくないって言ってんのよ!あたいが何しようと、あたいの勝手でしょ!
あんたなんかにとやかく言われる筋合いはないわ」
コハル「あ、あんただなんて」
茂「エツ子、母さんに向かってなんて口をきくんだ」
悪魔くん「た、だいま…」
茂「エツ子!」
エツ子「うるさいわね!」
悪魔くん「エツ子!」
百目「エッちゃん、いけないモン。パパさんに謝るんだモン」
エツ子「大きなお世話よ!」
悪魔くん・百目「わあ!」
エツ子「ふん!」
悪魔くん「親子喧嘩の理由は何なの、母さん」
コハル「理由も何も、今朝起きたらエツ子がまるで別人みたいになって」
悪魔くん「ええ」
百目「エッちゃん」
2020/10/11(日) 17:38:57.67ID:???
貧太「こんなまずい料理食べられやしないよ!」
2020/10/11(日) 17:40:22.48ID:???
情報屋「親だ親だって威張るんじゃないよ!けっ」
2020/10/11(日) 17:44:31.00ID:???
キリヒト「今日から僕不良になりますからそこんとこよろしく」
キリヒトの母「ええ…」
キリヒトの母「ええ…」
2020/10/14(水) 17:10:10.20ID:???
悪魔くん「エツ子ー!」
百目「エッちゃーん!」
悪魔くん「あ、キリヒトくんのお母さん。
え!キリヒトくんも!?」
キリヒトの母「きっと悪い夢でも見ているんだわ。きっとそうよ。そうに違いないわ」
百目「どうしてみんなお父さんやお母さんを困らせるんだモン」
悪魔くん「んん」
メフィスト2世「大変だー!」
悪魔くん「?」
メフィスト2世「悪魔くーん!幽子を探しに町へ行ってみたんだが、大変なんだ」
悪魔くん「ええ?」
百目「エッちゃーん!」
悪魔くん「あ、キリヒトくんのお母さん。
え!キリヒトくんも!?」
キリヒトの母「きっと悪い夢でも見ているんだわ。きっとそうよ。そうに違いないわ」
百目「どうしてみんなお父さんやお母さんを困らせるんだモン」
悪魔くん「んん」
メフィスト2世「大変だー!」
悪魔くん「?」
メフィスト2世「悪魔くーん!幽子を探しに町へ行ってみたんだが、大変なんだ」
悪魔くん「ええ?」
2020/10/14(水) 17:19:41.67ID:???
メフィスト2世「見ろよ」
悪魔くん「ああ!」
子供たち「わははははは」
悪魔くん「これは一体」
貧太「見ろよ、みんなたまげて腰抜かしてるぜ」
エツ子「もう最高」
キリヒト「もっと驚かしてやりましょう」
情報屋「やれやれ」
エツ子・情報屋・貧太・キリヒト「ぎゃはははは」
悪魔くん「エツ子!みんなも!」
メフィスト2世「なんか変だぞ。悪魔くん」
赤ピクシー「ボクたちが調べてあげるよ」
青ピクシー「悪魔祓いの薬草でね」
悪魔くん「頼むよ、ピクシー。豆ユーレイたちも協力してくれ」
豆ユーレイたち「はーい」
悪魔くん「ああ!」
子供たち「わははははは」
悪魔くん「これは一体」
貧太「見ろよ、みんなたまげて腰抜かしてるぜ」
エツ子「もう最高」
キリヒト「もっと驚かしてやりましょう」
情報屋「やれやれ」
エツ子・情報屋・貧太・キリヒト「ぎゃはははは」
悪魔くん「エツ子!みんなも!」
メフィスト2世「なんか変だぞ。悪魔くん」
赤ピクシー「ボクたちが調べてあげるよ」
青ピクシー「悪魔祓いの薬草でね」
悪魔くん「頼むよ、ピクシー。豆ユーレイたちも協力してくれ」
豆ユーレイたち「はーい」
2020/10/14(水) 17:30:01.85ID:???
赤ピクシー「行くよ!」
青ピクシー「行くよ!」
子供たち「?」
豆ユーレイたち「目を覚ますのよ。ゆーれいひー」
花火幽霊「…」
百目「あ、子供の悪魔だモン!」
悪魔くん「あれは花火幽霊たちだ!」
メフィスト2世「花火幽霊?」
エツ子・情報屋・貧太・キリヒト「いえーい」
悪魔くん「そうか、エツ子たちにも花火幽霊が憑りついていたんだ」
メフィスト2世「よーし」
悪魔くん「メフィスト2世」
メフィスト2世「大丈夫。ちょいとおとなしくさせるだけさ。魔力、金縛りロープ!
なに!?俺の魔力が跳ね返された!」
幽子「ふふふふふふふ」
悪魔くん「幽子…」
百目「幽子ちゃん!」
青ピクシー「行くよ!」
子供たち「?」
豆ユーレイたち「目を覚ますのよ。ゆーれいひー」
花火幽霊「…」
百目「あ、子供の悪魔だモン!」
悪魔くん「あれは花火幽霊たちだ!」
メフィスト2世「花火幽霊?」
エツ子・情報屋・貧太・キリヒト「いえーい」
悪魔くん「そうか、エツ子たちにも花火幽霊が憑りついていたんだ」
メフィスト2世「よーし」
悪魔くん「メフィスト2世」
メフィスト2世「大丈夫。ちょいとおとなしくさせるだけさ。魔力、金縛りロープ!
なに!?俺の魔力が跳ね返された!」
幽子「ふふふふふふふ」
悪魔くん「幽子…」
百目「幽子ちゃん!」
2020/10/14(水) 17:39:06.29ID:???
メフィスト2世「わっ。ドテッ」
悪魔くん「ゆ、幽子!」
幽子「ふふふふふ」
百目「違うモン。幽子ちゃんがこんなことするはずないモン」
悪魔くん「まさか。君まで花火幽霊に」
豆ユーレイたち「幽子ちゃーん」
幽子「ふふふふ。あなたたちに邪魔はさせないわ。さあ、みんな。もっと派手に騒いでやりましょう!」
エツ子・情報屋・貧太・キリヒト「いえーい、行っけー!」
悪魔くん・百目「わあ!」
メフィスト2世「くそー、このこの。いうことを聞け。こいつ。はあ」
百目「大丈夫かモン、メフィスト2世」
メフィスト2世「ああ、まあな」
悪魔くん「あとを追いかけよう」
悪魔くん「ゆ、幽子!」
幽子「ふふふふふ」
百目「違うモン。幽子ちゃんがこんなことするはずないモン」
悪魔くん「まさか。君まで花火幽霊に」
豆ユーレイたち「幽子ちゃーん」
幽子「ふふふふ。あなたたちに邪魔はさせないわ。さあ、みんな。もっと派手に騒いでやりましょう!」
エツ子・情報屋・貧太・キリヒト「いえーい、行っけー!」
悪魔くん・百目「わあ!」
メフィスト2世「くそー、このこの。いうことを聞け。こいつ。はあ」
百目「大丈夫かモン、メフィスト2世」
メフィスト2世「ああ、まあな」
悪魔くん「あとを追いかけよう」
2020/10/14(水) 17:44:59.74ID:???
赤ピクシー「驚いた。驚いた」
青ピクシー「幽子ちゃんまで花火幽霊に取りつかれていたなんて」
赤ピクシー「ほんとほんと」
メフィスト2世「花火幽霊って一体何者なんだ」
悪魔くん「うん、霊界に住む子供ばかりの悪魔で、自分たちと同じ子供に憑りついては、
いたずらをして喜ぶという連中なんだ。本当は悪い悪魔じゃないんだけど」
メフィスト2世「あれだけ騒がしといてそれはないぜ」
百目「早く元のみんなに戻してあげるんだモン」
悪魔くん「うん、それにこのままだと花火幽霊たちはどんどん増えて、次々に子供たちに憑りついてしまう」
青ピクシー「幽子ちゃんまで花火幽霊に取りつかれていたなんて」
赤ピクシー「ほんとほんと」
メフィスト2世「花火幽霊って一体何者なんだ」
悪魔くん「うん、霊界に住む子供ばかりの悪魔で、自分たちと同じ子供に憑りついては、
いたずらをして喜ぶという連中なんだ。本当は悪い悪魔じゃないんだけど」
メフィスト2世「あれだけ騒がしといてそれはないぜ」
百目「早く元のみんなに戻してあげるんだモン」
悪魔くん「うん、それにこのままだと花火幽霊たちはどんどん増えて、次々に子供たちに憑りついてしまう」
2020/10/14(水) 17:52:18.53ID:???
悪魔くん「あ!」
子供たち「わーい!」
百目「モン、モンモンモン」
悪魔くん「百目!」
百目「あの子たちにも花火幽霊が憑りついているんだモン」
メフィスト2世「全く世話の焼ける連中だぜ」
百目「モンモンモンモン、モーン!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目「うわ!」
子供たち「わーい!」
百目「モン、モンモンモン」
悪魔くん「百目!」
百目「あの子たちにも花火幽霊が憑りついているんだモン」
メフィスト2世「全く世話の焼ける連中だぜ」
百目「モンモンモンモン、モーン!」
悪魔くん・メフィスト2世・百目「うわ!」
2020/10/14(水) 18:19:29.31ID:???
幽子(花火幽霊)「ふふふふふ。やっぱり追いかけてきたのね」
悪魔くん「幽子!いや、花火幽霊たち。聞いてくれ!
人間と悪魔は仲良くしなきゃいけないんだよ!」
豆ユーレイたち「ふー」
悪魔くん「だからこれ以上いたずらをしてみんなに迷惑を掛けるのはやめるんだ」
花火幽霊たち「…」
メフィスト2世「第一、お前たちにはお前たちの世界があるだろう!」
貧太(花火幽霊)「僕たちだって出てきたくて出てきたんじゃないよ」
悪魔くん「え!」
エツ子(花火幽霊)「そうよ!あたいたち霊界の空間に出来た変な穴に落っこちただけよ」
メフィスト2世「変な穴?」
悪魔くん「そうか。学者の言っていた各世界のバランスの乱れが霊界にも起きたんだ」
情報屋(花火幽霊)「だけど穴が塞がっちまって霊界に帰れなくなったんだ。
だからやけくそで思いっきり暴れてやるのさ」
花火幽霊たち「ははははは」
百目「でもいたずらはいけないモン」
悪魔くん「そうだよ。ヤケになっちゃいけない。僕達が必ず霊界に帰してあげるよ。だから」
幽子(花火幽霊)「ふん、あなたたちの言うことなんて信じられるものですか。
これ以上私たちの邪魔をすると許さないわよ」
悪魔くん「待って、僕の話を聞いてくれ!」
幽子(花火幽霊)「みんな、この人たち言っても分からないみたい」
花火幽霊たち「よーし」
悪魔くん「幽子!いや、花火幽霊たち。聞いてくれ!
人間と悪魔は仲良くしなきゃいけないんだよ!」
豆ユーレイたち「ふー」
悪魔くん「だからこれ以上いたずらをしてみんなに迷惑を掛けるのはやめるんだ」
花火幽霊たち「…」
メフィスト2世「第一、お前たちにはお前たちの世界があるだろう!」
貧太(花火幽霊)「僕たちだって出てきたくて出てきたんじゃないよ」
悪魔くん「え!」
エツ子(花火幽霊)「そうよ!あたいたち霊界の空間に出来た変な穴に落っこちただけよ」
メフィスト2世「変な穴?」
悪魔くん「そうか。学者の言っていた各世界のバランスの乱れが霊界にも起きたんだ」
情報屋(花火幽霊)「だけど穴が塞がっちまって霊界に帰れなくなったんだ。
だからやけくそで思いっきり暴れてやるのさ」
花火幽霊たち「ははははは」
百目「でもいたずらはいけないモン」
悪魔くん「そうだよ。ヤケになっちゃいけない。僕達が必ず霊界に帰してあげるよ。だから」
幽子(花火幽霊)「ふん、あなたたちの言うことなんて信じられるものですか。
これ以上私たちの邪魔をすると許さないわよ」
悪魔くん「待って、僕の話を聞いてくれ!」
幽子(花火幽霊)「みんな、この人たち言っても分からないみたい」
花火幽霊たち「よーし」
2020/10/14(水) 18:34:33.44ID:???
メフィスト2世・百目「!」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「百目!わ、あっちゃっちゃっちゃっちゃ。この、くそ」
百目「わ、ああ、悪魔くん」
悪魔くん「…!」
悪魔くん「!」
メフィスト2世「百目!わ、あっちゃっちゃっちゃっちゃ。この、くそ」
百目「わ、ああ、悪魔くん」
悪魔くん「…!」
2020/10/14(水) 18:38:44.02ID:???
悪魔くん・百目「!」
メフィスト2世「わあ!」
花火幽霊たち「あはははははは」
メフィスト2世「もう、許さねえ!魔力」
悪魔くん「よせ、メフィスト2世」
メフィスト2世「だ、だってよ」
悪魔くん「相手は子供の悪魔なんだ。それに花火幽霊が現れたのも、
ルキフェルから天空船を守り切れなかった僕たちの責任でもあるんだ」
悪魔くん・メフィスト2世・百目「うわああー!」
幽子(花火幽霊)「ふふふふふふ」
豆ユーレイたち「幽子ちゃーん、元通りになって。お願いだからー。幽子ちゃーん」
悪魔くん「待て、豆ユーレイ」
幽子(花火幽霊)「ふん」
百目「やめてだモン、幽子ちゃん」
悪魔くん「百目!」
百目「うわあ!」
悪魔くん「百目…」
メフィスト2世「わあ!」
花火幽霊たち「あはははははは」
メフィスト2世「もう、許さねえ!魔力」
悪魔くん「よせ、メフィスト2世」
メフィスト2世「だ、だってよ」
悪魔くん「相手は子供の悪魔なんだ。それに花火幽霊が現れたのも、
ルキフェルから天空船を守り切れなかった僕たちの責任でもあるんだ」
悪魔くん・メフィスト2世・百目「うわああー!」
幽子(花火幽霊)「ふふふふふふ」
豆ユーレイたち「幽子ちゃーん、元通りになって。お願いだからー。幽子ちゃーん」
悪魔くん「待て、豆ユーレイ」
幽子(花火幽霊)「ふん」
百目「やめてだモン、幽子ちゃん」
悪魔くん「百目!」
百目「うわあ!」
悪魔くん「百目…」
2020/10/14(水) 18:54:40.83ID:???
花火幽霊A「ふん、ざまあみろ」
悪魔くん「花火幽霊!君たちがこのまま悪さを続ければ、
君たちと同じ子供たちを大勢不幸にしてしまうんだよ。それでもいいのかい?」
花火幽霊B「お前たちなんかに僕たちの気持ちが分かるはずないさ」
悪魔くん「どうしてだい?」
花火幽霊C「私たちは、霊界の中でも子供ばかりの世界で親も兄弟もいないのよ。
なのに、人間の子供たちはみんな幸せそうにしてるわ」
花火幽霊A「そうさ。不公平だよ」
花火幽霊C「だから世界中の親子を困らせてあげるのよ」
悪魔くん「そんな考えは間違ってる!」
花火幽霊B「知るもんか」
メフィスト2世「もう我慢ならねえ」
悪魔くん「メフィスト2世!」
メフィスト2世「悪魔くん、このまま幽子やエッちゃんたちが利用されててもいいのかよ。
あいつらの好きにさせとくのか?」
悪魔くん「…」
幽子(花火幽霊)「まだ懲りないようね。さあ、みんな。この子たちを。…?」
百目「ボクもパパやママがいる子、うらやましいモン」
悪魔くん・メフィスト2世「…」
百目「でも、でもボク辛抱するモン」
悪魔くん「花火幽霊!君たちがこのまま悪さを続ければ、
君たちと同じ子供たちを大勢不幸にしてしまうんだよ。それでもいいのかい?」
花火幽霊B「お前たちなんかに僕たちの気持ちが分かるはずないさ」
悪魔くん「どうしてだい?」
花火幽霊C「私たちは、霊界の中でも子供ばかりの世界で親も兄弟もいないのよ。
なのに、人間の子供たちはみんな幸せそうにしてるわ」
花火幽霊A「そうさ。不公平だよ」
花火幽霊C「だから世界中の親子を困らせてあげるのよ」
悪魔くん「そんな考えは間違ってる!」
花火幽霊B「知るもんか」
メフィスト2世「もう我慢ならねえ」
悪魔くん「メフィスト2世!」
メフィスト2世「悪魔くん、このまま幽子やエッちゃんたちが利用されててもいいのかよ。
あいつらの好きにさせとくのか?」
悪魔くん「…」
幽子(花火幽霊)「まだ懲りないようね。さあ、みんな。この子たちを。…?」
百目「ボクもパパやママがいる子、うらやましいモン」
悪魔くん・メフィスト2世「…」
百目「でも、でもボク辛抱するモン」
2020/10/14(水) 18:59:17.10ID:???
夕暮れの雲見てると キュンとしてくるんだモン
パパの事思い出して 悲しくなるんだモン
なんとなく見上げた空 お星様見てるんだモン
ひとりぼっちじゃないよと光っているから平気だモン
さみしくないモン 百の目が一緒だモン
ボクが泣いたら涙も百個
ポロリと百個
だからねボク
笑うよボク
百目だモン
百目「ボク、泣かないモン。えへへ」
悪魔くん「百目…」
パパの事思い出して 悲しくなるんだモン
なんとなく見上げた空 お星様見てるんだモン
ひとりぼっちじゃないよと光っているから平気だモン
さみしくないモン 百の目が一緒だモン
ボクが泣いたら涙も百個
ポロリと百個
だからねボク
笑うよボク
百目だモン
百目「ボク、泣かないモン。えへへ」
悪魔くん「百目…」
2020/10/16(金) 17:13:49.06ID:???
花火幽霊D「霊界に帰ろうよ」
花火幽霊E「私も、帰りたい」
花火幽霊A「僕も帰りたいよー」
花火幽霊F「僕も」
花火幽霊G「帰りたい」
花火幽霊H「私たちがいけなかったわ。悪魔くん、あなたを信じるわ」
悪魔くん「…」
メフィスト2世「百目の気持ちが、花火幽霊たちに通じたんだ」
悪魔くん「うん、百目」
百目「えへへ、だモン」
花火幽霊A「でも悪魔くん、本当に僕たちを霊界に戻すことが出来るのかい?」
悪魔くん「ああ、大丈夫さ。ね、メフィスト2世」
メフィスト2世「ああ」
花火幽霊E「私も、帰りたい」
花火幽霊A「僕も帰りたいよー」
花火幽霊F「僕も」
花火幽霊G「帰りたい」
花火幽霊H「私たちがいけなかったわ。悪魔くん、あなたを信じるわ」
悪魔くん「…」
メフィスト2世「百目の気持ちが、花火幽霊たちに通じたんだ」
悪魔くん「うん、百目」
百目「えへへ、だモン」
花火幽霊A「でも悪魔くん、本当に僕たちを霊界に戻すことが出来るのかい?」
悪魔くん「ああ、大丈夫さ。ね、メフィスト2世」
メフィスト2世「ああ」
2020/10/16(金) 17:19:57.46ID:???
悪魔くん「(♪〜)」
メフィスト2世「これは霊界へと導く死出の、いやいや旅立ちのメロディーさ。
だから、安心して帰りな」
花火幽霊H「ありがとう、悪魔くん」
花火幽霊C「ごめんね、みんな」
花火幽霊たち「さようなら」「さよならー」
メフィスト2世「これは霊界へと導く死出の、いやいや旅立ちのメロディーさ。
だから、安心して帰りな」
花火幽霊H「ありがとう、悪魔くん」
花火幽霊C「ごめんね、みんな」
花火幽霊たち「さようなら」「さよならー」
2020/10/16(金) 17:24:39.37ID:???
コハル「よく帰ってきてくれたわね、エツ子」
茂「もう二度と帰ってこないんじゃないかと、心配で心配で」
エツ子「私が家へ帰ってきただけで、何をそんなに感激してるの?変なお父さんとお母さん」
茂・コハル「うわーんわんわん」
茂「もう二度と帰ってこないんじゃないかと、心配で心配で」
エツ子「私が家へ帰ってきただけで、何をそんなに感激してるの?変なお父さんとお母さん」
茂・コハル「うわーんわんわん」
2020/10/16(金) 17:25:55.32ID:???
情報屋の父「良かった、良かった」
2020/10/16(金) 17:31:12.18ID:???
キリヒト「不良に?本当に僕がそう言ったんですか?いくらなんでも不良だなんて。ああ。
え、それも僕が?わ、我ながらなんという恐ろしいことを。
神様、罪深き僕をお許しください。ああー…」
キリヒトの母「キリヒト、しっかり。キリヒト。キリヒト」
え、それも僕が?わ、我ながらなんという恐ろしいことを。
神様、罪深き僕をお許しください。ああー…」
キリヒトの母「キリヒト、しっかり。キリヒト。キリヒト」
2020/10/16(金) 17:45:06.69ID:???
幽子「ごめんね、豆ユーレイちゃん。悪魔くんやメフィスト2世さんたちにも謝らなきゃ」
悪魔くん「気にしなくていいよ、幽子」
メフィスト2世「でも、ま、12使徒のくせにあんなガキ悪魔に憑りつかれてるようじゃ、まだまだ修行が足りないぜ」
幽子「えへへへ」
百目「でも幽子ちゃんの照魔鏡でひっくり返ってたの誰だったかモン?」
メフィスト2世「あ、余計なこと言うな。百目」
ヨナルデパズトーリ・ピクシー・鳥乙女・サシペレレ・こうもり猫「はははははは」
メフィスト2世・百目「ははははは」
悪魔くん「確かに今度は、百目のおかげで助かったけど、やっぱり心配していた人間界への影響が出てきたね。学者」
ヨナルデパズトーリ「うむ、そのようであるな」
悪魔くん「気にしなくていいよ、幽子」
メフィスト2世「でも、ま、12使徒のくせにあんなガキ悪魔に憑りつかれてるようじゃ、まだまだ修行が足りないぜ」
幽子「えへへへ」
百目「でも幽子ちゃんの照魔鏡でひっくり返ってたの誰だったかモン?」
メフィスト2世「あ、余計なこと言うな。百目」
ヨナルデパズトーリ・ピクシー・鳥乙女・サシペレレ・こうもり猫「はははははは」
メフィスト2世・百目「ははははは」
悪魔くん「確かに今度は、百目のおかげで助かったけど、やっぱり心配していた人間界への影響が出てきたね。学者」
ヨナルデパズトーリ「うむ、そのようであるな」
2020/10/16(金) 17:47:49.35ID:???
鳥乙女「?」
サシペレレ「ん?」
赤い月「…」
鳥乙女「あれは?」
悪魔くん・メフィスト2世・百目「?」
サシペレレ「ん?」
赤い月「…」
鳥乙女「あれは?」
悪魔くん・メフィスト2世・百目「?」
2020/10/16(金) 17:55:34.16ID:???
悪魔くん「運命に誘われるように、イースター島にやってきた鳥乙女を待っていたのは、
鳥人祭にまつわる両親の悲しい過去だった。
そして、島の霊魂を奪おうと、サタン王国四天王の一人、グラシアラボラスが現れる。
空に赤い月がのぼる時、地獄の扉が静かに開く。
悪魔くん。鳥乙女とイースター島の謎。
夢よ、届け君の心に」
『鳥乙女とイースター島の謎』
鳥人祭にまつわる両親の悲しい過去だった。
そして、島の霊魂を奪おうと、サタン王国四天王の一人、グラシアラボラスが現れる。
空に赤い月がのぼる時、地獄の扉が静かに開く。
悪魔くん。鳥乙女とイースター島の謎。
夢よ、届け君の心に」
『鳥乙女とイースター島の謎』
266名無しが氏んでも代わりはいるもの
2020/10/20(火) 08:15:06.88ID:swi7aUPI 成熟した大人?
老化したジジイの間違いだろ
老化したジジイの間違いだろ
2020/10/20(火) 16:02:02.67ID:???
悪魔くん「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
ソロモンの珠宝を手に入れた悪魔くんと12使徒は、
力を合わせて見えない学校を浮上させた。
今ここに魔界伝説が蘇ったのだ。
<ナレーター>
ソロモンの珠宝を手に入れた悪魔くんと12使徒は、
力を合わせて見えない学校を浮上させた。
今ここに魔界伝説が蘇ったのだ。
2020/10/20(火) 16:03:25.49ID:???
『鳥乙女とイースター島の謎』
2020/10/20(火) 16:04:58.98ID:???
<ナレーター>
太平洋の東の端に、地球上で最も孤立した小さな島、イースター島がある。
モアイという謎の石像で知られるこの島は、
ここに住む人々に世界のへそと呼ばれている。
太平洋の東の端に、地球上で最も孤立した小さな島、イースター島がある。
モアイという謎の石像で知られるこの島は、
ここに住む人々に世界のへそと呼ばれている。
2020/10/20(火) 16:06:41.82ID:???
こうもり猫「なーんにもない、平和そのものって島じゃん。鳥乙女、本当にひと騒動起こるんだろうな?」
鳥乙女「上手く説明は出来ないんだけど、私の中で何かがこの島に来るように呼んでいるのよ」
こうもり猫「第六感ってやつか?」
サシペレレ「僕が旅行者に化けて、近頃変わったことがないか調べてみるよ」
鳥乙女「上手く説明は出来ないんだけど、私の中で何かがこの島に来るように呼んでいるのよ」
こうもり猫「第六感ってやつか?」
サシペレレ「僕が旅行者に化けて、近頃変わったことがないか調べてみるよ」
2020/10/20(火) 16:09:10.71ID:???
宿屋の主人「ZZZ…」
旅行者(サシペレレ)「あのー、もしもし?」
宿屋の主人「ん?いらっしゃい」
旅行者(サシペレレ)「部屋を探してるんだけど、泊めてくれるかね」
宿屋の主人「いいとも」
旅行者(サシペレレ)「あのー、もしもし?」
宿屋の主人「ん?いらっしゃい」
旅行者(サシペレレ)「部屋を探してるんだけど、泊めてくれるかね」
宿屋の主人「いいとも」
2020/10/20(火) 16:18:10.47ID:???
宿屋の主人「気に言ったかい?うちのね、スイートルームだ。自由に使っていいよ」
旅行者(サシペレレ)「ありがとう。ところで、ご主人。最近この島で何か変わったことはないかね」
宿屋の主人「変わったことだと?」
旅行者(サシペレレ)「え、ええ…何か面白いニュースがあったら知りたいと思って」
長老「帰れ!」
旅行者(サシペレレ)「わー!なんですか、いきなり」
長老「鳥人祭の日によそ者が島に入って来るとは不潔な。帰れ帰れ!祟りがあるぞよ」
旅行者(サシペレレ)「鳥人祭?」
宿屋の主人「島の端にあるオロンゴの遺跡で行われる古いお祭りだ」
長老「地獄の死者が現れて島の者の霊魂を奪ってしまう。
だから我らの偉大なる神にお願いして、地獄の死者を鎮めてもらうのじゃ」
旅行者(サシペレレ)「え…」
長老「赤い月がのぼる時、13匹のコウモリは舞い、石像の目が血の涙を流し、
地獄の死者は死の世界へと汝をいざなうであろう」
旅行者(サシペレレ)「ありがとう。ところで、ご主人。最近この島で何か変わったことはないかね」
宿屋の主人「変わったことだと?」
旅行者(サシペレレ)「え、ええ…何か面白いニュースがあったら知りたいと思って」
長老「帰れ!」
旅行者(サシペレレ)「わー!なんですか、いきなり」
長老「鳥人祭の日によそ者が島に入って来るとは不潔な。帰れ帰れ!祟りがあるぞよ」
旅行者(サシペレレ)「鳥人祭?」
宿屋の主人「島の端にあるオロンゴの遺跡で行われる古いお祭りだ」
長老「地獄の死者が現れて島の者の霊魂を奪ってしまう。
だから我らの偉大なる神にお願いして、地獄の死者を鎮めてもらうのじゃ」
旅行者(サシペレレ)「え…」
長老「赤い月がのぼる時、13匹のコウモリは舞い、石像の目が血の涙を流し、
地獄の死者は死の世界へと汝をいざなうであろう」
2020/10/20(火) 16:23:38.88ID:???
こうもり猫「ふーん、めいっぱい脅かしてくれるじゃねえの」
鳥乙女「地獄の死者を鎮めるには鳥人島の断崖絶壁にある海燕の巣から、
光輝く卵を取ってこなければならないのね」
サシペレレ「うん、ルキフェルの手下が何かするとしたら、多分今夜の鳥人祭を利用するんじゃないかなあ」
こうもり猫「ああきっとそうだぜ。やっぱり月が赤くなったのは、鳥乙女の第六感通り、この島に関係があったんだ」
鳥乙女「そうよ。私たちの手で何としても食い止めなくっちゃ」
鳥乙女「地獄の死者を鎮めるには鳥人島の断崖絶壁にある海燕の巣から、
光輝く卵を取ってこなければならないのね」
サシペレレ「うん、ルキフェルの手下が何かするとしたら、多分今夜の鳥人祭を利用するんじゃないかなあ」
こうもり猫「ああきっとそうだぜ。やっぱり月が赤くなったのは、鳥乙女の第六感通り、この島に関係があったんだ」
鳥乙女「そうよ。私たちの手で何としても食い止めなくっちゃ」
2020/10/20(火) 16:35:22.04ID:???
悪魔くん「早く。早く、メフィスト2世」
メフィスト2世「分かったよ」
ヨナルデパズトーリ「あーうっかりしておったな。
赤い月がイースター島の地獄の死者を呼び出すために仕掛けられたものであるなら、
鳥乙女たちだけでは勝ち目はないのである」
悪魔くん「メフィスト2世、もっと早く」
メフィスト2世「そんなこと言ったってこれが精一杯なんだ、あー!」
悪魔くん・ヨナルデパズトーリ「あー!」
メフィスト2世「あんまり急がせるからだぞ!」
メフィスト2世「分かったよ」
ヨナルデパズトーリ「あーうっかりしておったな。
赤い月がイースター島の地獄の死者を呼び出すために仕掛けられたものであるなら、
鳥乙女たちだけでは勝ち目はないのである」
悪魔くん「メフィスト2世、もっと早く」
メフィスト2世「そんなこと言ったってこれが精一杯なんだ、あー!」
悪魔くん・ヨナルデパズトーリ「あー!」
メフィスト2世「あんまり急がせるからだぞ!」
2020/10/20(火) 16:46:21.47ID:???
グラシアラボラス「悪魔くんたちがやってきたぞ。
地獄の死者を呼び出して天空船に霊魂を吸収するにはまだ時間が必要だ。
それまでに邪魔をされては何にもならん。
竜巻を使って太平洋の底に沈めてやるとしよう」
メフィスト2世「あ、あれは」
悪魔くん「竜巻だ」
メフィスト2世「こっちへ向かってくるぜ」
悪魔くん「早く逃げないと」
メフィスト2世「付いてくるぜ」
ヨナルデパズトーリ「何とかするのである。メフィスト2世」
メフィスト2世「わ、分かってらあ」
悪魔くん「無理だよ、メフィスト2世。うわー!」
グラシアラボラス「これでよし。あの竜巻からはそうやすやすと逃げられはしない」
地獄の死者を呼び出して天空船に霊魂を吸収するにはまだ時間が必要だ。
それまでに邪魔をされては何にもならん。
竜巻を使って太平洋の底に沈めてやるとしよう」
メフィスト2世「あ、あれは」
悪魔くん「竜巻だ」
メフィスト2世「こっちへ向かってくるぜ」
悪魔くん「早く逃げないと」
メフィスト2世「付いてくるぜ」
ヨナルデパズトーリ「何とかするのである。メフィスト2世」
メフィスト2世「わ、分かってらあ」
悪魔くん「無理だよ、メフィスト2世。うわー!」
グラシアラボラス「これでよし。あの竜巻からはそうやすやすと逃げられはしない」
2020/10/20(火) 16:52:19.58ID:???
鳥乙女「何かしら、あれ」
サシペレレ「あっちは、オロンゴの遺跡の沖にある鳥人島の方角だ」
こうもり猫「鳥人祭で海燕の卵を取りに行くっていう島か?」
サシペレレ「うん、命がけで卵を取ってきた者は、神に近づいた者として崇められるって、
僕のいたブラジルでも聞いたことがある」
サシペレレ「あっちは、オロンゴの遺跡の沖にある鳥人島の方角だ」
こうもり猫「鳥人祭で海燕の卵を取りに行くっていう島か?」
サシペレレ「うん、命がけで卵を取ってきた者は、神に近づいた者として崇められるって、
僕のいたブラジルでも聞いたことがある」
2020/10/20(火) 17:02:20.53ID:???
鳥乙女「(何だろう…何かとっても懐かしい)私、行ってみるわ」
こうもり猫「え?どこへ?」
鳥乙女「あの島へ」
こうもり猫「なんで?ねえ、なんで?」
鳥乙女「なにか呼ばれているような気がするのよ。心配しないで。陽が暮れるまでには戻ってくるから」
こうもり猫「おい、鳥乙女!変だなあ。俺にはちっとも呼ばれてるような気がしねえけどな」
サシペレレ「それじゃあ、僕はもう一度旅行者に化けて情報を仕入れてくるよ」
こうもり猫「なんか演歌の司会みてえだな。行け行け!俺はもう疲れちまったぜ。
…。あ、ああ!ちょっと!…なんか急に労働意欲が湧いてきたなあ…鳥乙女!」
こうもり猫「え?どこへ?」
鳥乙女「あの島へ」
こうもり猫「なんで?ねえ、なんで?」
鳥乙女「なにか呼ばれているような気がするのよ。心配しないで。陽が暮れるまでには戻ってくるから」
こうもり猫「おい、鳥乙女!変だなあ。俺にはちっとも呼ばれてるような気がしねえけどな」
サシペレレ「それじゃあ、僕はもう一度旅行者に化けて情報を仕入れてくるよ」
こうもり猫「なんか演歌の司会みてえだな。行け行け!俺はもう疲れちまったぜ。
…。あ、ああ!ちょっと!…なんか急に労働意欲が湧いてきたなあ…鳥乙女!」
2020/10/20(火) 17:16:09.41ID:???
鳥乙女「…」
アンドレアル「待ってたぞ、ナスカ」
鳥乙女「だ、誰!?あなたは」
アンドレアル「私の名は、アンドレアル。鳥人悪魔族の王であるマケマケ様の命により、
お前が故郷であるこの島に帰ってくるのを待っていたのだ」
鳥乙女「この島が私の故郷ですって!そ、そんな」
こうもり猫「こいつはぶったまげー」
鳥乙女「そんなの嘘よ!私の故郷は、ペルーのナスカ高原だわ!」
アンドレアル「確かにお前はナスカで産まれた。だがお前の母親は、この島に住む鳥人悪魔族だったのだ」
鳥乙女「お母さん?私のお母さんがこの島に住んでいたの!?」
アンドレアル「そうだ」
こうもり猫「!」
鳥乙女「嘘よ。嘘だわ」
アンドレアル「無理もない。母の顔も父の顔も知らずに育ってきたのだからな」
鳥乙女「お父さん…!教えて!私のお父さんは生きているの!?」
アンドレアル「…残念ながら二人とも死んだ」
鳥乙女「…」
アンドレアル「待ってたぞ、ナスカ」
鳥乙女「だ、誰!?あなたは」
アンドレアル「私の名は、アンドレアル。鳥人悪魔族の王であるマケマケ様の命により、
お前が故郷であるこの島に帰ってくるのを待っていたのだ」
鳥乙女「この島が私の故郷ですって!そ、そんな」
こうもり猫「こいつはぶったまげー」
鳥乙女「そんなの嘘よ!私の故郷は、ペルーのナスカ高原だわ!」
アンドレアル「確かにお前はナスカで産まれた。だがお前の母親は、この島に住む鳥人悪魔族だったのだ」
鳥乙女「お母さん?私のお母さんがこの島に住んでいたの!?」
アンドレアル「そうだ」
こうもり猫「!」
鳥乙女「嘘よ。嘘だわ」
アンドレアル「無理もない。母の顔も父の顔も知らずに育ってきたのだからな」
鳥乙女「お父さん…!教えて!私のお父さんは生きているの!?」
アンドレアル「…残念ながら二人とも死んだ」
鳥乙女「…」
2020/10/21(水) 17:09:27.85ID:???
鳥乙女「…」
アンドレアル「お前の両親は、父が人間で母が鳥人だったのだ」
鳥乙女「え…!」
こうもり猫「ええ!」
アンドレアル「お前の両親は、父が人間で母が鳥人だったのだ」
鳥乙女「え…!」
こうもり猫「ええ!」
2020/10/21(水) 17:11:27.82ID:???
アンドレアル「その昔、鳥人祭の夜に、海燕の卵を持ち帰って、
地獄の死者を鎮めた勇気ある若者がいた。それがお前の父だ。
若者はそれによって一歩神へ近づいた。だが、それが悲劇の始まりだった。
ただの人間ならばお前の母と出会うこともなかったろう。
お前の父はある嵐の夜、鳥人の娘が倒れているのを助けた。お前の母だ。
二人が結ばれることは、鳥人悪魔族の掟に背くことだった。
ゆえにマケマケ様はお前の母の翼を奪ってしまった。だが」
地獄の死者を鎮めた勇気ある若者がいた。それがお前の父だ。
若者はそれによって一歩神へ近づいた。だが、それが悲劇の始まりだった。
ただの人間ならばお前の母と出会うこともなかったろう。
お前の父はある嵐の夜、鳥人の娘が倒れているのを助けた。お前の母だ。
二人が結ばれることは、鳥人悪魔族の掟に背くことだった。
ゆえにマケマケ様はお前の母の翼を奪ってしまった。だが」
2020/10/21(水) 17:17:51.22ID:???
マケマケ『いつしかお前の子がこの島の土を踏む運命の日がくる。
その日より、その子は誇り高き鳥人悪魔族の仲間に戻れることを約束しよう』
その日より、その子は誇り高き鳥人悪魔族の仲間に戻れることを約束しよう』
2020/10/21(水) 17:28:31.92ID:???
アンドレアル「ナスカの高原へ追放されたお前の母は、翼さえあれば恋しい若者に会えるのにと嘆き、
ハチドリの地上絵を遺したのだ。
やがて、彼女はお前を産むと同時に、鳥人としての寿命を失い死んだのだ。
父もすぐその後を追うかのように熱病にかかって死んだ。
私は、マケマケ様の許しを得て、二人の霊魂をこの島の大地に一緒に眠らせたのだ」
鳥乙女「お父さん…お母さん…うう」
アンドレアル「運命によって今日、お前はこの島の土を踏んだ。お前の鳥人悪魔族としての名誉は回復されるのだ」
ハチドリの地上絵を遺したのだ。
やがて、彼女はお前を産むと同時に、鳥人としての寿命を失い死んだのだ。
父もすぐその後を追うかのように熱病にかかって死んだ。
私は、マケマケ様の許しを得て、二人の霊魂をこの島の大地に一緒に眠らせたのだ」
鳥乙女「お父さん…お母さん…うう」
アンドレアル「運命によって今日、お前はこの島の土を踏んだ。お前の鳥人悪魔族としての名誉は回復されるのだ」
2020/10/21(水) 17:36:36.51ID:???
鳥乙女「…」
アンドレアル「どうだ、私と一緒に来ないか」
鳥乙女「いいえ、私は悪魔くんと見えない学校の仲間と一緒に最後まで戦います!」
こうもり猫「うう…鳥乙女」
アンドレアル「名誉より仲間を取るのか」
鳥乙女「みんなと一緒に全ての美しいものを守るために戦うことが、私の鳥人としての誇りです」
アンドレアル「そうか。後悔しないな」
鳥乙女「母も人間を愛してしまったことを後悔しなかったでしょう」
こうもり猫「うう…」
アンドレアル「どうだ、私と一緒に来ないか」
鳥乙女「いいえ、私は悪魔くんと見えない学校の仲間と一緒に最後まで戦います!」
こうもり猫「うう…鳥乙女」
アンドレアル「名誉より仲間を取るのか」
鳥乙女「みんなと一緒に全ての美しいものを守るために戦うことが、私の鳥人としての誇りです」
アンドレアル「そうか。後悔しないな」
鳥乙女「母も人間を愛してしまったことを後悔しなかったでしょう」
こうもり猫「うう…」
2020/10/21(水) 17:40:31.64ID:???
アンドレアル「お前には秘められた力があるはずだ。
もしもの時は、お前の母がナスカに描いた地上絵を思い出すといい」
鳥乙女「ナスカの地上絵を?」
もしもの時は、お前の母がナスカに描いた地上絵を思い出すといい」
鳥乙女「ナスカの地上絵を?」
2020/10/21(水) 17:43:55.25ID:???
悪魔くん「ぶくぶく。はあ」
ヨナルデパズトーリ「やれやれ。赤い月がのぼっているのである」
悪魔くん「急がなくちゃ。メフィスト2世」
メフィスト2世「よーし」
ヨナルデパズトーリ「やれやれ。赤い月がのぼっているのである」
悪魔くん「急がなくちゃ。メフィスト2世」
メフィスト2世「よーし」
2020/10/21(水) 18:03:12.09ID:???
鳥乙女「ああ…」
旅行者(サシペレレ)「島の人に聞いたんだけど、
その昔島の若者と鳥人の娘が恋をしたという伝説があるんだ」
鳥乙女「…伝説じゃないわ(お父さん…お母さん…)」
長老「さあ、皆の衆!あの島まで行って光り輝く海燕の卵を持ち帰るんじゃ。
急げ!地獄の死者が現れぬうちに!」
島人たち「おー!」
グラシアラボラス「海を渡らせてなるものか」
長老たち「わー!」
こうもり猫「と、飛ばされるー!」
島人たち「うわあー!」
悪魔くん「この風もルキフェルたちの仕業に違いない」
メフィスト2世「探知機の音からするともうすぐだぜ」
長老「頼むぞ、頂上に海燕の巣があるはずじゃ」
グラシアラボラス「風よ、さらに吹け!」
島人「うわあー!」
旅行者(サシペレレ)「島の人に聞いたんだけど、
その昔島の若者と鳥人の娘が恋をしたという伝説があるんだ」
鳥乙女「…伝説じゃないわ(お父さん…お母さん…)」
長老「さあ、皆の衆!あの島まで行って光り輝く海燕の卵を持ち帰るんじゃ。
急げ!地獄の死者が現れぬうちに!」
島人たち「おー!」
グラシアラボラス「海を渡らせてなるものか」
長老たち「わー!」
こうもり猫「と、飛ばされるー!」
島人たち「うわあー!」
悪魔くん「この風もルキフェルたちの仕業に違いない」
メフィスト2世「探知機の音からするともうすぐだぜ」
長老「頼むぞ、頂上に海燕の巣があるはずじゃ」
グラシアラボラス「風よ、さらに吹け!」
島人「うわあー!」
2020/10/23(金) 16:25:23.65ID:???
グラシアラボラス「げへへ。いいぞいいぞ。もっと風を強くして一人残らず溺れさせてやるんだ。
!?
誰だ!?」
悪魔くん「魔動カーの探知機が、竜巻を操作してる場所を逆探知したんだ」
グラシアラボラス「くそー」
悪魔くん「待て―!うわ」
メフィスト2世「わあ」
!?
誰だ!?」
悪魔くん「魔動カーの探知機が、竜巻を操作してる場所を逆探知したんだ」
グラシアラボラス「くそー」
悪魔くん「待て―!うわ」
メフィスト2世「わあ」
2020/10/23(金) 16:33:37.20ID:???
こうもり猫「あ、あれ、嵐が止んだぞ」
島人A「あ、こうもりだ!」
こうもり猫「ひい、ふう、みい、よう」
旅行者(サシペレレ)「11、12」
鳥乙女「13、13匹のこうもりだわ!」
こうもり猫「へへ、こうもりなら俺に任せとけってんだ。てめえら元に戻りやがれ」
鳥乙女「ああ!」
長老・島人たち「もうお終いだー!」「きゃー」
こうもり猫「こいつら、こうもりのくせしやがって俺様に逆らうのかー」
悪魔くん「鳥乙女!」
鳥乙女「悪魔くん」
こうもり猫「待ってましたよ、大先生」
グラシアラボラス「ふふふふふ、ちょうどいい具合にみんな揃ったようだな」
悪魔くん「グラシアラボラス」
グラシアラボラス「大竜巻よ。この者をみんな吹き飛ばしてしまえ」
サシペレレ「竜巻大回転!う、う」
グラシアラボラス「ははははは」
サシペレレ「わあー!」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・鳥乙女・こうもり猫「うわああー!」
グラシアラボラス「ははははは。お前たちをやっつけてから、ゆっくりと霊魂をもらうことにしよう。はははははは」
島人A「あ、こうもりだ!」
こうもり猫「ひい、ふう、みい、よう」
旅行者(サシペレレ)「11、12」
鳥乙女「13、13匹のこうもりだわ!」
こうもり猫「へへ、こうもりなら俺に任せとけってんだ。てめえら元に戻りやがれ」
鳥乙女「ああ!」
長老・島人たち「もうお終いだー!」「きゃー」
こうもり猫「こいつら、こうもりのくせしやがって俺様に逆らうのかー」
悪魔くん「鳥乙女!」
鳥乙女「悪魔くん」
こうもり猫「待ってましたよ、大先生」
グラシアラボラス「ふふふふふ、ちょうどいい具合にみんな揃ったようだな」
悪魔くん「グラシアラボラス」
グラシアラボラス「大竜巻よ。この者をみんな吹き飛ばしてしまえ」
サシペレレ「竜巻大回転!う、う」
グラシアラボラス「ははははは」
サシペレレ「わあー!」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・鳥乙女・こうもり猫「うわああー!」
グラシアラボラス「ははははは。お前たちをやっつけてから、ゆっくりと霊魂をもらうことにしよう。はははははは」
2020/10/23(金) 16:37:53.89ID:???
鳥乙女「そんなことぜったいにさせるもんですか」
悪魔くん「どうすりゃいいんだ、学者」
ヨナルデパズトーリ「今考える余裕が全然ないのである」
(アンドレアル「もしもの時は、お前の母がナスカに描いた地上絵を思い出すといい」)
鳥乙女「(お母さん、私に力を貸して)」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・鳥乙女・サシペレレ・こうもり猫「うわあああー!」
グラシアラボラス「ははははははは」
鳥乙女「(お母さん…!)」
メフィスト2世「光が」
悪魔くん「鳥乙女」
こうもり猫「と、鳥乙女」
鳥乙女「…ピーンクハリケーン!!」
グラシアラボラス「な、なんだ」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・サシペレレ・こうもり猫「わああー!」
グラシアラボラス「ぎゃああああああああ!!!!!」
鳥乙女「やった、お母さん。う…」
こうもり猫「しっかりしろ、鳥乙女」
悪魔くん「大丈夫か、鳥乙女」
メフィスト2世「すごいじゃないか。ピンクハリケーンが一段とパワーアップしたぜ」
鳥乙女「…」
悪魔くん「どうすりゃいいんだ、学者」
ヨナルデパズトーリ「今考える余裕が全然ないのである」
(アンドレアル「もしもの時は、お前の母がナスカに描いた地上絵を思い出すといい」)
鳥乙女「(お母さん、私に力を貸して)」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・鳥乙女・サシペレレ・こうもり猫「うわあああー!」
グラシアラボラス「ははははははは」
鳥乙女「(お母さん…!)」
メフィスト2世「光が」
悪魔くん「鳥乙女」
こうもり猫「と、鳥乙女」
鳥乙女「…ピーンクハリケーン!!」
グラシアラボラス「な、なんだ」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・サシペレレ・こうもり猫「わああー!」
グラシアラボラス「ぎゃああああああああ!!!!!」
鳥乙女「やった、お母さん。う…」
こうもり猫「しっかりしろ、鳥乙女」
悪魔くん「大丈夫か、鳥乙女」
メフィスト2世「すごいじゃないか。ピンクハリケーンが一段とパワーアップしたぜ」
鳥乙女「…」
2020/10/23(金) 16:54:57.37ID:???
サシペレレ「あ、モ、モアイが」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・鳥乙女・こうもり猫「?」
こうもり猫「で、出るぞ。地獄の使者が」
悪魔くん「ああ…!」
こうもり猫「で、出た!」
鳥乙女「ああ」
地獄の使者「われは地獄の使者。我を見た者は一人残らず地獄へ連れていく」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・鳥乙女・サシペレレ・こうもり猫「!」
悪魔くん「島中のモアイが集まっているんだ」
鳥乙女「海燕の卵よ。それしか地獄の使者を鎮められないんだわ。待ってて」
こうもり猫「あ、鳥乙女!」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・鳥乙女・こうもり猫「?」
こうもり猫「で、出るぞ。地獄の使者が」
悪魔くん「ああ…!」
こうもり猫「で、出た!」
鳥乙女「ああ」
地獄の使者「われは地獄の使者。我を見た者は一人残らず地獄へ連れていく」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・鳥乙女・サシペレレ・こうもり猫「!」
悪魔くん「島中のモアイが集まっているんだ」
鳥乙女「海燕の卵よ。それしか地獄の使者を鎮められないんだわ。待ってて」
こうもり猫「あ、鳥乙女!」
2020/10/23(金) 17:03:40.40ID:???
悪魔くん「そうだ。(♪〜)」
鳥乙女「お願い、間に合って」
地獄の使者「おらあ」
こうもり猫「潰されちまうよ」
鳥乙女「はあ、はあ、はあ、はあ、た、卵は…(お父さん、お母さん。お願い)ああ…」
地獄の使者「おらあ」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・サシペレレ・こうもり猫「うう…!あ。?」
鳥乙女「…う!」
地獄の使者「……」
鳥乙女「はあ」
こうもり猫「助かった、よいしょ」
悪魔くん「これで、地獄の使者もモアイもまた永い眠りにつくはずだ」
鳥乙女「お願い、間に合って」
地獄の使者「おらあ」
こうもり猫「潰されちまうよ」
鳥乙女「はあ、はあ、はあ、はあ、た、卵は…(お父さん、お母さん。お願い)ああ…」
地獄の使者「おらあ」
悪魔くん・メフィスト2世・ヨナルデパズトーリ・サシペレレ・こうもり猫「うう…!あ。?」
鳥乙女「…う!」
地獄の使者「……」
鳥乙女「はあ」
こうもり猫「助かった、よいしょ」
悪魔くん「これで、地獄の使者もモアイもまた永い眠りにつくはずだ」
2020/10/23(金) 17:08:05.76ID:???
鳥乙女「…」
アンドレアル『鳥人としての誇りを見せてもらったぞ、鳥乙女。
人間と悪魔族が仲良く暮らすためにお前が力を尽くすように、
私も鳥人悪魔族をルキフェルの手から守ることを名誉にかけて誓おう。さらばだ』
アンドレアル『鳥人としての誇りを見せてもらったぞ、鳥乙女。
人間と悪魔族が仲良く暮らすためにお前が力を尽くすように、
私も鳥人悪魔族をルキフェルの手から守ることを名誉にかけて誓おう。さらばだ』
2020/10/23(金) 17:18:08.73ID:???
豆ユーレイ「ひぃ。ひぃ。ひぃ」
幽子「熱が全然下がらないの」
青ピクシー「うーん」
赤ピクシー「これは体に疲れが溜まって体中に悪魔ストレスがまわってしまったんだ」
百目「悪魔ストレス?」
豆ユーレイたち「ひぃ。ひぃ。ひぃ。ひぃ」
青ピクシー「これを治す薬はタンバランハウスにしかないんだ」
幽子「タンバランハウス?」
百目「よーし、ボクたちで悪魔ストレスを治す薬を取ってくるんだモン」
家獣「バウー」
豆ユーレイ「う、く、苦し―」
豆ユーレイたち「苦しー」
幽子「熱が全然下がらないの」
青ピクシー「うーん」
赤ピクシー「これは体に疲れが溜まって体中に悪魔ストレスがまわってしまったんだ」
百目「悪魔ストレス?」
豆ユーレイたち「ひぃ。ひぃ。ひぃ。ひぃ」
青ピクシー「これを治す薬はタンバランハウスにしかないんだ」
幽子「タンバランハウス?」
百目「よーし、ボクたちで悪魔ストレスを治す薬を取ってくるんだモン」
家獣「バウー」
豆ユーレイ「う、く、苦し―」
豆ユーレイたち「苦しー」
2020/10/23(金) 17:25:06.75ID:???
悪魔くん「悪魔ストレスで豆ユーレイたちが次々と倒れてしまう。
その特効薬を手に入れるために、百目たちは僕に黙ってブーゲンビル島に出かけてしまうんだ。
でもそこには、南太平洋の霊魂を狙うアインと三頭獣がいた。
百目たちが出合う初めての大ピンチ。
悪魔くん。精霊の家、百目たちの冒険。
夢よ、届け君の心に」
『精霊の家、百目たちの冒険』
その特効薬を手に入れるために、百目たちは僕に黙ってブーゲンビル島に出かけてしまうんだ。
でもそこには、南太平洋の霊魂を狙うアインと三頭獣がいた。
百目たちが出合う初めての大ピンチ。
悪魔くん。精霊の家、百目たちの冒険。
夢よ、届け君の心に」
『精霊の家、百目たちの冒険』
2020/10/27(火) 17:57:45.47ID:???
悪魔くん「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
ソロモンの珠宝を手に入れた悪魔くんと12使徒は、
力を合わせて見えない学校を浮上させた。
今ここに魔界伝説が蘇ったのだ。
<ナレーター>
ソロモンの珠宝を手に入れた悪魔くんと12使徒は、
力を合わせて見えない学校を浮上させた。
今ここに魔界伝説が蘇ったのだ。
2020/10/27(火) 17:58:15.75ID:???
『精霊の家、百目たちの冒険』
2020/10/27(火) 17:59:16.33ID:???
鳥乙女「ふふ」
こうもり猫「あ、よいしょ」
ヨナルデパズトーリ「ついたである」
悪魔くん「はは」
こうもり猫「あ、よいしょ」
ヨナルデパズトーリ「ついたである」
悪魔くん「はは」
2020/10/27(火) 18:05:12.28ID:???
悪魔くん・鳥乙女「!」
豆ユーレイたち「ひっく。ひっく。ひっく。ひっく」
悪魔くん「どうしたんだい?豆ユーレイ」
こうもり猫「こりゃあただ事じゃねえぜ」
ヨナルデパズトーリ「うーむ」
サシペレレ「…」
悪魔くん「あ!体の色が」
ヨナルデパズトーリ「どれどれ?あー、これはひどい熱である」
悪魔くん「どうしたんだろう?一体」
鳥乙女「可哀想に。ああ」
悪魔くん「あ!」
こうもり猫「イースター島から急いで帰ってきてやったのに、病気の豆ユーレイたちをほっといて、
幽子や百目はどこ行きやがったんだ?」
悪魔くん「変だなあ。幽子が豆ユーレイを残して行くはずないんだけど」
ヨナルデパズトーリ「分かったのである」
悪魔くん「え」
ヨナルデパズトーリ「豆ユーレイの病気は、悪魔ストレスである」
悪魔くん「悪魔ストレス?」
ヨナルデパズトーリ「疲れが溜まって体中に悪魔ストレスが回ってしまったのだ。
この病気にかかると体がピンク色になり、そして赤色に変わったら危険な状態なのである」
悪魔くん「赤に!?あ!大変だ、豆ユーレイたちが」
豆ユーレイたち「ひっく。ひっく。ひっく。ひっく」
悪魔くん「どうしたんだい?豆ユーレイ」
こうもり猫「こりゃあただ事じゃねえぜ」
ヨナルデパズトーリ「うーむ」
サシペレレ「…」
悪魔くん「あ!体の色が」
ヨナルデパズトーリ「どれどれ?あー、これはひどい熱である」
悪魔くん「どうしたんだろう?一体」
鳥乙女「可哀想に。ああ」
悪魔くん「あ!」
こうもり猫「イースター島から急いで帰ってきてやったのに、病気の豆ユーレイたちをほっといて、
幽子や百目はどこ行きやがったんだ?」
悪魔くん「変だなあ。幽子が豆ユーレイを残して行くはずないんだけど」
ヨナルデパズトーリ「分かったのである」
悪魔くん「え」
ヨナルデパズトーリ「豆ユーレイの病気は、悪魔ストレスである」
悪魔くん「悪魔ストレス?」
ヨナルデパズトーリ「疲れが溜まって体中に悪魔ストレスが回ってしまったのだ。
この病気にかかると体がピンク色になり、そして赤色に変わったら危険な状態なのである」
悪魔くん「赤に!?あ!大変だ、豆ユーレイたちが」
2020/10/27(火) 18:06:49.20ID:???
<ナレーター>
その頃、百目は、幽子、ピクシー、家獣と共に、
豆ユーレイの病気を治す薬を求めて、
南太平洋ニューギニアのブーゲンビル島へ来ていた。
その頃、百目は、幽子、ピクシー、家獣と共に、
豆ユーレイの病気を治す薬を求めて、
南太平洋ニューギニアのブーゲンビル島へ来ていた。
2020/10/27(火) 18:07:48.59ID:???
幽子「ねえ、ピクシーちゃん。タンバランハウスってまだ遠いのかしら?」
赤ピクシー「このジャングルを抜けた村にある精霊の家がタンバランハウスっていうんだ」
百目「精霊の家?」
幽子「きゃー」
百目「幽子ちゃん。どうしたモン?幽子ちゃん」
幽子「豆ユーレイちゃんが、豆ユーレイちゃんが苦しいって、私に助けてって」
百目「大変だ。急ぐモン、家獣」
家獣「バウー」
赤ピクシー「このジャングルを抜けた村にある精霊の家がタンバランハウスっていうんだ」
百目「精霊の家?」
幽子「きゃー」
百目「幽子ちゃん。どうしたモン?幽子ちゃん」
幽子「豆ユーレイちゃんが、豆ユーレイちゃんが苦しいって、私に助けてって」
百目「大変だ。急ぐモン、家獣」
家獣「バウー」
2020/10/27(火) 18:11:37.12ID:???
アイン「三頭獣、現れよ。とりゃあ。…。三頭獣、やっと来てくれたか」
三頭獣「なんと。お前はサタン王国の四天王の一人アイン」
アイン「左様」
三頭獣「そのアインがわしに何の用じゃ」
アイン「実は、あの世への入り口であるカエタの扉を開け、霊魂を呼び出してもらいたいのじゃ」
三頭獣「なに?霊魂を?」
アイン「そうだ。その霊魂を集めて、天空船を満たすのだ」
三頭獣「うーん」
アイン「三頭獣よ。わしの頼みを聞き入れてくれれば、お前が南太平洋の王として君臨できるよう、
サタン王国が力を貸すぞ」
三頭獣「南太平洋の王か。わしの長い間の夢だったが」
アイン「どうだ、三頭獣。悪い話ではないだろうが」
三頭獣「うーん」
アイン「…」
三頭獣「よし、力を貸してやろう」
アイン「やってくれるか。さすがは三頭獣だ。ふふふふふ」
アゼザル「(やっと静かな島へ逃げ隠れられたと思ったのに。しかし何でアインがこの島へ)」
三頭獣「なんと。お前はサタン王国の四天王の一人アイン」
アイン「左様」
三頭獣「そのアインがわしに何の用じゃ」
アイン「実は、あの世への入り口であるカエタの扉を開け、霊魂を呼び出してもらいたいのじゃ」
三頭獣「なに?霊魂を?」
アイン「そうだ。その霊魂を集めて、天空船を満たすのだ」
三頭獣「うーん」
アイン「三頭獣よ。わしの頼みを聞き入れてくれれば、お前が南太平洋の王として君臨できるよう、
サタン王国が力を貸すぞ」
三頭獣「南太平洋の王か。わしの長い間の夢だったが」
アイン「どうだ、三頭獣。悪い話ではないだろうが」
三頭獣「うーん」
アイン「…」
三頭獣「よし、力を貸してやろう」
アイン「やってくれるか。さすがは三頭獣だ。ふふふふふ」
アゼザル「(やっと静かな島へ逃げ隠れられたと思ったのに。しかし何でアインがこの島へ)」
2020/10/27(火) 18:13:49.35ID:???
百目・幽子「!」
幽子「これがタンバランハウス?」
百目「さあ、早くだモン」
幽子「これがタンバランハウス?」
百目「さあ、早くだモン」
2020/10/27(火) 18:17:29.98ID:???
百目「なんだモン。これは」
幽子「早くの白ナツメの実を探さなくちゃ」
百目「うん」
家獣「バウー?」
赤ピクシー「白いナツメー」
青ピクシー「白いナツメー」
百目「どこにあるんだモン」
幽子「どこかしら」
百目「ん?なんだモン?あの壺。あ、なんか入ってるモン。これなんだモン?」
幽子「早くの白ナツメの実を探さなくちゃ」
百目「うん」
家獣「バウー?」
赤ピクシー「白いナツメー」
青ピクシー「白いナツメー」
百目「どこにあるんだモン」
幽子「どこかしら」
百目「ん?なんだモン?あの壺。あ、なんか入ってるモン。これなんだモン?」
2020/10/27(火) 18:31:38.67ID:???
青ピクシー「あったー」
赤ピクシー「白いナツメの実だー」
幽子「え、ほんと!?よかったー」
百目「ふふ」
幽子「これで豆ユーレイちゃんたちの命が助かるわ」
家獣「バウ」
長老「誰だ!」
長老「タンバランハウスへ入っとるのは」
百目・幽子「!?ああ…」
長老「な、なんだ、お前たちは」
百目「ボクたち、その」
幽子「すみません、私たち薬にする白いナツメを」
長老「何!?白いナツメじゃと」
幽子「これです」
長老「あ、あ、あ、キンブーヤン様の大切なお印を。この罰当たりめが!」
幽子「あ!それがないと、私の友達が死んでしまうんです」
百目「お願いだモン!」
長老「何を言うか。神聖なタンバランハウスには、祭りの時以外誰も入ってはならんのじゃ。早く出てけ!」
赤ピクシー「白いナツメの実だー」
幽子「え、ほんと!?よかったー」
百目「ふふ」
幽子「これで豆ユーレイちゃんたちの命が助かるわ」
家獣「バウ」
長老「誰だ!」
長老「タンバランハウスへ入っとるのは」
百目・幽子「!?ああ…」
長老「な、なんだ、お前たちは」
百目「ボクたち、その」
幽子「すみません、私たち薬にする白いナツメを」
長老「何!?白いナツメじゃと」
幽子「これです」
長老「あ、あ、あ、キンブーヤン様の大切なお印を。この罰当たりめが!」
幽子「あ!それがないと、私の友達が死んでしまうんです」
百目「お願いだモン!」
長老「何を言うか。神聖なタンバランハウスには、祭りの時以外誰も入ってはならんのじゃ。早く出てけ!」
2020/10/27(火) 18:39:21.54ID:???
百目・幽子「わー!」
村人たち「出ていけ!」
家獣「バウー」
長老「あ、あの音は」
村人A・B「長老様」
村人C「あれはまさか」
村人たち「出ていけ!」
家獣「バウー」
長老「あ、あの音は」
村人A・B「長老様」
村人C「あれはまさか」
2020/10/28(水) 18:06:27.81ID:???
アイン「カエタの霊界の入り口を開けば、この島の霊魂ばかりか、
大昔海底に沈んだムー大陸の全ての霊魂をも得ることが出来る。
まさに一石二鳥。ふふふふふふ」
大昔海底に沈んだムー大陸の全ての霊魂をも得ることが出来る。
まさに一石二鳥。ふふふふふふ」
2020/10/28(水) 18:12:58.60ID:???
百目・幽子「…」
長老「間違いない。あれは三頭獣がカエタの霊界の入り口を開けようと腹鼓を打ってる音じゃ」
幽子「ええ」
長老「三頭獣は大昔、ジャングルの地中へ封じ込められたと言われている。そいつを蘇らせたのはお前たちじゃ」
百目「違う!ボクたち何もしてないモン」
幽子「ほんとです。信じてください」
長老「いや、信じられん。タンバランハウスには、ご先祖様の言い伝えが残っているのじゃ。
カエタの入り口を開きし時、神は煙の中の火の玉となって、赤い怒りの顔を現し、
島は砕け散り、地獄の底に落ち込むであろう」
長老「間違いない。あれは三頭獣がカエタの霊界の入り口を開けようと腹鼓を打ってる音じゃ」
幽子「ええ」
長老「三頭獣は大昔、ジャングルの地中へ封じ込められたと言われている。そいつを蘇らせたのはお前たちじゃ」
百目「違う!ボクたち何もしてないモン」
幽子「ほんとです。信じてください」
長老「いや、信じられん。タンバランハウスには、ご先祖様の言い伝えが残っているのじゃ。
カエタの入り口を開きし時、神は煙の中の火の玉となって、赤い怒りの顔を現し、
島は砕け散り、地獄の底に落ち込むであろう」
2020/10/28(水) 18:22:17.56ID:???
百目・幽子「ああ」
村人たち「!」
長老「見ろ、霊魂の祟りじゃ」
百目「ほんとかモン?わー」
村人たち「うわー」「あ…」
長老「早く三頭獣の腹鼓をやめないと、今にわしたちは島ごと地獄へ」
百目「ボクが三頭獣をやっつけてくるモン」
幽子「ダメよ、百目ちゃん」
長老「お前ごときに何が出来る。上手いこと言ってここから逃げだす気じゃろ」
百目「逃げ出したりしないモン。その代わりもしやっつけたら白ナツメの実を分けて欲しいんだモン」
長老「言ったな。よし分かった。お前たちが三頭獣を退治してくるまでこの子は預かっておく」
幽子「きゃあ」
百目「幽子ちゃん」
幽子「私のことは心配しないで。百目ちゃんこそ気を付けて」
百目「家獣、幽子ちゃんを頼むモン」
家獣「バウー」
百目「きっと三頭獣をやっつけてくるモン」
ピクシー「僕らも行く!」
村人たち「!」
長老「見ろ、霊魂の祟りじゃ」
百目「ほんとかモン?わー」
村人たち「うわー」「あ…」
長老「早く三頭獣の腹鼓をやめないと、今にわしたちは島ごと地獄へ」
百目「ボクが三頭獣をやっつけてくるモン」
幽子「ダメよ、百目ちゃん」
長老「お前ごときに何が出来る。上手いこと言ってここから逃げだす気じゃろ」
百目「逃げ出したりしないモン。その代わりもしやっつけたら白ナツメの実を分けて欲しいんだモン」
長老「言ったな。よし分かった。お前たちが三頭獣を退治してくるまでこの子は預かっておく」
幽子「きゃあ」
百目「幽子ちゃん」
幽子「私のことは心配しないで。百目ちゃんこそ気を付けて」
百目「家獣、幽子ちゃんを頼むモン」
家獣「バウー」
百目「きっと三頭獣をやっつけてくるモン」
ピクシー「僕らも行く!」
2020/10/28(水) 18:32:13.28ID:???
こうもり猫「よっこらしょっと」
鳥乙女「悪魔くん」
悪魔くん「どうだった?」
鳥乙女「幽子ちゃんたちどこにもいないわ」
こうもり猫「悪魔くんの家も覗いたけど」
悪魔くん「どこへ行ったんだろう。百目たちは」
こうもり猫「あーあ、くったびれたぜもう。よいしょっと。
ん?なんだこれは。下手な字。あ、これ百目の書き置きだ」
悪魔くん「え、書き置き!?悪魔くん、ブーゲンビル島のタンバランハウスへ幽子ちゃんたちと薬を取りに行ってきます?」
メフィスト2世「ブーゲンビル島だって?」
豆ユーレイたち「ひいー」
鳥乙女「あー悪魔くん、豆ユーレイさんたちが。しっかりして。豆ユーレイさん」
悪魔くん「大変だ。メフィスト2世、僕たちも行こう」
鳥乙女「悪魔くん」
悪魔くん「どうだった?」
鳥乙女「幽子ちゃんたちどこにもいないわ」
こうもり猫「悪魔くんの家も覗いたけど」
悪魔くん「どこへ行ったんだろう。百目たちは」
こうもり猫「あーあ、くったびれたぜもう。よいしょっと。
ん?なんだこれは。下手な字。あ、これ百目の書き置きだ」
悪魔くん「え、書き置き!?悪魔くん、ブーゲンビル島のタンバランハウスへ幽子ちゃんたちと薬を取りに行ってきます?」
メフィスト2世「ブーゲンビル島だって?」
豆ユーレイたち「ひいー」
鳥乙女「あー悪魔くん、豆ユーレイさんたちが。しっかりして。豆ユーレイさん」
悪魔くん「大変だ。メフィスト2世、僕たちも行こう」
2020/10/28(水) 18:34:57.76ID:???
百目・ピクシー「…」
アゼザル「?」
アゼザル「?」
2020/10/28(水) 18:36:00.85ID:???
アイン「よーし、霊魂が目覚め始めたぞ。ん?邪魔をしに来やがったか」
2020/10/28(水) 18:37:11.85ID:???
ヘビ「シャーッ」
百目・ピクシー「うわあー」
百目「モーン!あ、わー。苦しいモーン。ああ、助けてだモーン」
百目・ピクシー「うわあー」
百目「モーン!あ、わー。苦しいモーン。ああ、助けてだモーン」
2020/10/29(木) 18:11:56.30ID:???
百目「助けてだモーン」
ヘビ「シャーッ」
ピクシー「百目ー。ふうー」
青ピクシー「わあ」
赤ピクシー「わあ」
百目「助けてだモン。苦しいんだモン」
アゼザル「それ」
ヘビ「ガブ」
アゼザル「うわ!おのれ。えーい」
百目「うう」
青ピクシー「あ」
赤ピクシー「百目。百目」
青ピクシー「百目」
アゼザル「とどめだ!でやあ」
ヘビ「……」
百目「おじちゃん、助けてくれてありがとうだモン」
アゼザル「な、なーに。う」
百目「あ、大変だ。ピクシー、薬だモン」
ピクシー「うん」
アゼザル「大したことあねえよ」
百目「でも、ヘビの毒が体に回ったら大変だモン」
アイン「アゼザルめ。こんなところを彷徨っていたのか」
ヘビ「シャーッ」
ピクシー「百目ー。ふうー」
青ピクシー「わあ」
赤ピクシー「わあ」
百目「助けてだモン。苦しいんだモン」
アゼザル「それ」
ヘビ「ガブ」
アゼザル「うわ!おのれ。えーい」
百目「うう」
青ピクシー「あ」
赤ピクシー「百目。百目」
青ピクシー「百目」
アゼザル「とどめだ!でやあ」
ヘビ「……」
百目「おじちゃん、助けてくれてありがとうだモン」
アゼザル「な、なーに。う」
百目「あ、大変だ。ピクシー、薬だモン」
ピクシー「うん」
アゼザル「大したことあねえよ」
百目「でも、ヘビの毒が体に回ったら大変だモン」
アイン「アゼザルめ。こんなところを彷徨っていたのか」
2020/10/29(木) 18:17:42.41ID:???
ピクシー「よいしょ」
アゼザル「お前たち、わしが怖くないのか?」
百目「どうしてモン?」
アゼザル「わしは悪魔界から追い出された手配中の悪魔アゼザルだぞ」
百目「でも、おじちゃんは優しいんだモン。ね」
ピクシー「うん、だって僕たちを助けてくれたもんな」
百目「うんだモン」
アゼザル「へへへへ」
ピクシー「あー!」
百目「そうだ、ボクたちこうしちゃいられないんだモン」
アゼザル「事情は聞いて分かったが、やめといた方がいい。三頭獣には悪魔アインがついてるぞ」
赤ピクシー「アインって?」
アゼザル「サタン王国の四天王の一人だ。
やつは三頭獣を騙して利用してるんだ。お前たちでは歯の立つ相手ではないぞ」
百目「でも、ボクたち頑張るんだモン」
赤ピクシー「三頭獣を倒さなきゃ豆ユーレイたちを助けることが出来ないんだ」
青ピクシー「やるっきゃない」
アゼザル「そ、そうか」
百目「おじちゃん、ありがとうだモン」
アゼザル「(なんと優しい良い子たちだ。それに健気にアインへ立ち向かおうとしている。
それに引きかえわしはアインを恐れてびくびく逃げ回っているだけの情けないやつ)」
アゼザル「お前たち、わしが怖くないのか?」
百目「どうしてモン?」
アゼザル「わしは悪魔界から追い出された手配中の悪魔アゼザルだぞ」
百目「でも、おじちゃんは優しいんだモン。ね」
ピクシー「うん、だって僕たちを助けてくれたもんな」
百目「うんだモン」
アゼザル「へへへへ」
ピクシー「あー!」
百目「そうだ、ボクたちこうしちゃいられないんだモン」
アゼザル「事情は聞いて分かったが、やめといた方がいい。三頭獣には悪魔アインがついてるぞ」
赤ピクシー「アインって?」
アゼザル「サタン王国の四天王の一人だ。
やつは三頭獣を騙して利用してるんだ。お前たちでは歯の立つ相手ではないぞ」
百目「でも、ボクたち頑張るんだモン」
赤ピクシー「三頭獣を倒さなきゃ豆ユーレイたちを助けることが出来ないんだ」
青ピクシー「やるっきゃない」
アゼザル「そ、そうか」
百目「おじちゃん、ありがとうだモン」
アゼザル「(なんと優しい良い子たちだ。それに健気にアインへ立ち向かおうとしている。
それに引きかえわしはアインを恐れてびくびく逃げ回っているだけの情けないやつ)」
2020/10/29(木) 18:26:38.93ID:???
悪魔くん「そりゃあ大変だ。百目とピクシーたちが?」
メフィスト2世「行こう、悪魔くん」
悪魔くん「うん。長老様。僕たちを信じてください。三頭獣が霊界を開けるのをきっとやめさせます。
そのためには、幽子と家獣の力が必要なんです。この通り。お願いします」
長老「…」
悪魔くん「お願いします」
長老「…」
メフィスト2世「行こう、悪魔くん」
悪魔くん「うん。長老様。僕たちを信じてください。三頭獣が霊界を開けるのをきっとやめさせます。
そのためには、幽子と家獣の力が必要なんです。この通り。お願いします」
長老「…」
悪魔くん「お願いします」
長老「…」
2020/10/29(木) 18:30:33.34ID:???
赤ピクシー「アインはいないぞ」
青ピクシー「でも僕たちだけで大丈夫かな」
百目「勇気を出すモン。アインに霊魂を取られたら大変なことになるモン。それ」
アイン「待っていたぞ、小僧!」
百目・ピクシー「ああ」
百目「モーン!」
アイン「う、おのれ死ね!」
百目「うわあ」
ピクシー「わー」
アイン「貴様ら焼き殺してやる!」
百目・ピクシー「うわああ」
ピクシー「わー、助けてだモン」
アゼザル「ああ…ああ…」
百目「熱いモーン」
アイン「わはははは。ん?」
幽子「あ、百目ちゃんが」
アイン「来たな、悪魔くん。くらえ!」
家獣「バウ、バウ、バウ」
メフィスト2世「ああ!」
アイン「おのれ、邪魔はさせんぞ」
家獣「バウ、バウ」
青ピクシー「でも僕たちだけで大丈夫かな」
百目「勇気を出すモン。アインに霊魂を取られたら大変なことになるモン。それ」
アイン「待っていたぞ、小僧!」
百目・ピクシー「ああ」
百目「モーン!」
アイン「う、おのれ死ね!」
百目「うわあ」
ピクシー「わー」
アイン「貴様ら焼き殺してやる!」
百目・ピクシー「うわああ」
ピクシー「わー、助けてだモン」
アゼザル「ああ…ああ…」
百目「熱いモーン」
アイン「わはははは。ん?」
幽子「あ、百目ちゃんが」
アイン「来たな、悪魔くん。くらえ!」
家獣「バウ、バウ、バウ」
メフィスト2世「ああ!」
アイン「おのれ、邪魔はさせんぞ」
家獣「バウ、バウ」
2020/10/29(木) 18:38:49.87ID:???
百目「悪魔くーん、助けてだモン」
悪魔くん「メフィスト2世、百目たちを」
メフィスト2世「任せとけって。わっ。幽子、照魔鏡で怪光線を」
幽子「はい」
アイン「ん?」
幽子「照魔鏡!」
メフィスト2世「魔力、冷凍波!」
百目・ピクシー「うわあー!」
アイン「おのれ」
メフィスト2世「魔力、稲妻電撃!」
悪魔くん「(いいぞ、メフィスト2世。霊魂が出る前に三頭獣の腹鼓を止めなきゃ)」
アイン「そうはさせんぞ」
メフィスト2世「魔力、ハットノコギリ!」
アイン「やったな!」
メフィスト2世「うわあ、あたっ」
アイン「くらえ、溶解液!」
悪魔くん「わあ!えーい!」
アイン「たあ!」
幽子「きゃあ」
悪魔くん「幽子!」
百目「幽子ちゃん!」
幽子「早く三頭獣を」
アゼザル「ああ…」
悪魔くん「メフィスト2世、百目たちを」
メフィスト2世「任せとけって。わっ。幽子、照魔鏡で怪光線を」
幽子「はい」
アイン「ん?」
幽子「照魔鏡!」
メフィスト2世「魔力、冷凍波!」
百目・ピクシー「うわあー!」
アイン「おのれ」
メフィスト2世「魔力、稲妻電撃!」
悪魔くん「(いいぞ、メフィスト2世。霊魂が出る前に三頭獣の腹鼓を止めなきゃ)」
アイン「そうはさせんぞ」
メフィスト2世「魔力、ハットノコギリ!」
アイン「やったな!」
メフィスト2世「うわあ、あたっ」
アイン「くらえ、溶解液!」
悪魔くん「わあ!えーい!」
アイン「たあ!」
幽子「きゃあ」
悪魔くん「幽子!」
百目「幽子ちゃん!」
幽子「早く三頭獣を」
アゼザル「ああ…」
2020/10/30(金) 17:23:35.49ID:???
悪魔くん「やめるんだ、三頭獣」
三頭獣「邪魔するな、小僧。わしは太平洋の王になるんだ」
悪魔くん「お前は騙されているんだ。アインは自分の欲を満たすことしか考えていない。
お前はいいように利用されているだけなんだ」
三頭獣「ふん」
悪魔くん「どうして僕の言うことを聞いてくれないんだ!」
三頭獣「邪魔するな、小僧。わしは太平洋の王になるんだ」
悪魔くん「お前は騙されているんだ。アインは自分の欲を満たすことしか考えていない。
お前はいいように利用されているだけなんだ」
三頭獣「ふん」
悪魔くん「どうして僕の言うことを聞いてくれないんだ!」
2020/10/30(金) 17:26:27.70ID:???
百目「大丈夫かモン、幽子ちゃん」
ピクシー「幽子ちゃん」
アイン「…」
百目「ああ」
アゼザル「アイン、許せん!」
アイン「ア、アゼザル」
百目「アゼザルのおじちゃん!」
アイン「ふん、臆病で魔術もろくに使えずにサタン王国から追い出されたお前が、わしと戦おうというのか」
アゼザル「そうだ」
アイン「相変わらず愚かなやつだ」
アゼザル「やかましい。うわあ!」
百目「おじちゃーん!」
ピクシー「幽子ちゃん」
アイン「…」
百目「ああ」
アゼザル「アイン、許せん!」
アイン「ア、アゼザル」
百目「アゼザルのおじちゃん!」
アイン「ふん、臆病で魔術もろくに使えずにサタン王国から追い出されたお前が、わしと戦おうというのか」
アゼザル「そうだ」
アイン「相変わらず愚かなやつだ」
アゼザル「やかましい。うわあ!」
百目「おじちゃーん!」
2020/10/30(金) 17:31:19.70ID:???
悪魔くん「れ、霊魂が(♪〜)」
三頭獣「邪魔させるか」
アイン「くそー、小僧め。う、ぐ」
アゼザル「やめろ、アイン」
アイン「し、死ね、アゼザル」
アゼザル「たあ!」
百目「おじちゃん!」
アイン「…っ!」
アゼザル「ぐぐぐ…」
三頭獣「邪魔させるか」
アイン「くそー、小僧め。う、ぐ」
アゼザル「やめろ、アイン」
アイン「し、死ね、アゼザル」
アゼザル「たあ!」
百目「おじちゃん!」
アイン「…っ!」
アゼザル「ぐぐぐ…」
2020/10/30(金) 17:34:04.21ID:???
アイン「う、う…貴様に、ろくでもない貴様のどこにそんな力があったのだ。う。うわあ…」
百目「アゼザルのおじちゃん!ああ!」
アイン「ぎゃあああ」
アゼザル「あ、ああ…」
百目「おじちゃん。死なないでモン」
アゼザル「…わしはアインを倒したぞ。…その勇気を与えてくれたのはお前たちだ。あ、ありがとう…」
百目「おじちゃん!」
ピクシー「おじちゃん!」
百目「わーん、いやだモン。おじちゃーん!」
メフィスト2世「?」
百目「アゼザルのおじちゃん!ああ!」
アイン「ぎゃあああ」
アゼザル「あ、ああ…」
百目「おじちゃん。死なないでモン」
アゼザル「…わしはアインを倒したぞ。…その勇気を与えてくれたのはお前たちだ。あ、ありがとう…」
百目「おじちゃん!」
ピクシー「おじちゃん!」
百目「わーん、いやだモン。おじちゃーん!」
メフィスト2世「?」
2020/10/30(金) 17:35:03.12ID:???
悪魔くん「(腹鼓の音が…腹鼓の音が…)」
メフィスト2世「!」
三頭獣「あ、あ、あ」
メフィスト2世「!」
三頭獣「あ、あ、あ」
2020/10/30(金) 17:38:33.30ID:???
悪魔くん「三頭獣、お前は地中でおとなしく眠るがいい」
三頭獣「す、すまん。悪魔くん」
メフィスト2世「あー。もう悪魔くんったらいっつも甘いんだから」
悪魔くん「大丈夫。三頭獣は二度と悪のためには腹鼓を使いはしないよ」
メフィスト2世「ならいいけどさ。ん?」
百目「うう…アゼザルのおじちゃんとはせっかく仲良しになれたのに…」
悪魔くん「泣くな、百目。アゼザルは自分を犠牲にして僕たちを守ってくれたんだ。
いつまでも今日のことを忘れずにいようね」
百目「うん」
悪魔くん「(きっと、悪魔界にも混乱の嵐が吹き荒れているに違いない)」
三頭獣「す、すまん。悪魔くん」
メフィスト2世「あー。もう悪魔くんったらいっつも甘いんだから」
悪魔くん「大丈夫。三頭獣は二度と悪のためには腹鼓を使いはしないよ」
メフィスト2世「ならいいけどさ。ん?」
百目「うう…アゼザルのおじちゃんとはせっかく仲良しになれたのに…」
悪魔くん「泣くな、百目。アゼザルは自分を犠牲にして僕たちを守ってくれたんだ。
いつまでも今日のことを忘れずにいようね」
百目「うん」
悪魔くん「(きっと、悪魔界にも混乱の嵐が吹き荒れているに違いない)」
2020/10/30(金) 17:41:36.83ID:???
赤ピクシー「この白ナツメのエキスを飲めば」
青ピクシー「すぐよくなるからね」
こうもり猫「いやー。オイラひやひやしたぜー」
百目「もう安心だモン」
幽子「うん」
メフィスト2世「百目たちは、よくやったな」
ヨナルデパズトーリ「小さな力も心を一つにすれば大きな力となる」
鳥乙女「はは」
ヨナルデパズトーリ「百目たちも成長の段階を一段登ったのである」
悪魔くん「そうだね」
悪魔くんたち「わあ」
青ピクシー「やった」
赤ピクシー「やった、やったあー」
幽子「豆ユーレイちゃんたちの病気治ったのね」
豆ユーレイたち「ハーイ」
鳥乙女「わあ。良かったわね、幽子ちゃん」
幽子「ありがとう、みんな」
青ピクシー「すぐよくなるからね」
こうもり猫「いやー。オイラひやひやしたぜー」
百目「もう安心だモン」
幽子「うん」
メフィスト2世「百目たちは、よくやったな」
ヨナルデパズトーリ「小さな力も心を一つにすれば大きな力となる」
鳥乙女「はは」
ヨナルデパズトーリ「百目たちも成長の段階を一段登ったのである」
悪魔くん「そうだね」
悪魔くんたち「わあ」
青ピクシー「やった」
赤ピクシー「やった、やったあー」
幽子「豆ユーレイちゃんたちの病気治ったのね」
豆ユーレイたち「ハーイ」
鳥乙女「わあ。良かったわね、幽子ちゃん」
幽子「ありがとう、みんな」
2020/10/30(金) 17:44:42.15ID:???
悪魔くん「伝説の島蓬莱島で、僕たちは不思議な仙術を使う八仙人たちと出会った。
彼らは僕に普通の子供に戻れというんだ。
そして、12使徒の魂を次々と絵の中に封じ込めてしまう。
どうしたら八仙人に僕の夢が分かってもらえるんだ。
悪魔くん。世界のヘソ、蓬莱島の危機。
夢よ、とどけ君の心に」
『世界のヘソ、蓬莱島の危機』
彼らは僕に普通の子供に戻れというんだ。
そして、12使徒の魂を次々と絵の中に封じ込めてしまう。
どうしたら八仙人に僕の夢が分かってもらえるんだ。
悪魔くん。世界のヘソ、蓬莱島の危機。
夢よ、とどけ君の心に」
『世界のヘソ、蓬莱島の危機』
2020/11/02(月) 22:21:13.39ID:???
>>325
包茎のオチンポに沢山溜まったチンカスを食べるが大好き童貞ニートです!イカ臭い包茎オチンポに沢山溜まった自分のチンカスを食べるのが唯一の趣味です!とてもイカ臭いですが、病みつきになります!是非皆さんの包茎オチンポに沢山溜まったチンカスと僕のチンカスを交換しませんか?宜しくお願いします!
http://imepic.jp/20201101/744420
包茎のオチンポに沢山溜まったチンカスを食べるが大好き童貞ニートです!イカ臭い包茎オチンポに沢山溜まった自分のチンカスを食べるのが唯一の趣味です!とてもイカ臭いですが、病みつきになります!是非皆さんの包茎オチンポに沢山溜まったチンカスと僕のチンカスを交換しませんか?宜しくお願いします!
http://imepic.jp/20201101/744420
2020/11/03(火) 17:48:20.94ID:???
悪魔くん「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
<ナレーター>
ソロモンの珠宝を手に入れた悪魔くんと12使徒は、
力を合わせて見えない学校を浮上させた。
今ここに魔界伝説が蘇ったのだ。
<ナレーター>
ソロモンの珠宝を手に入れた悪魔くんと12使徒は、
力を合わせて見えない学校を浮上させた。
今ここに魔界伝説が蘇ったのだ。
328名無しが氏んでも代わりはいるもの
2020/11/11(水) 08:21:00.47ID:Y1g5GQBC 世界観だわね
329包茎オチンポに沢山溜まったチンカスが大好物の堀拓也31歳本人です!
2020/11/15(日) 12:13:48.09ID:CgzuMjJY >>327
包茎のオチンポに沢山溜まったチンカスを食べるが大好き童貞ニートです!イカ臭い包茎オチンポに沢山溜まった自分のチンカスを食べるのが唯一の趣味です!とてもイカ臭いですが、病みつきになります!是非皆さんの包茎オチンポに沢山溜まったチンカスと僕のチンカスを交換しませんか?宜しくお願いします!
http://imepic.jp/20201113/440500
↑
イケメン過ぎるけど包茎オチンポにチンカスが溜まりまくりの僕の顔写真です!
包茎のオチンポに沢山溜まったチンカスを食べるが大好き童貞ニートです!イカ臭い包茎オチンポに沢山溜まった自分のチンカスを食べるのが唯一の趣味です!とてもイカ臭いですが、病みつきになります!是非皆さんの包茎オチンポに沢山溜まったチンカスと僕のチンカスを交換しませんか?宜しくお願いします!
http://imepic.jp/20201113/440500
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イケメン過ぎるけど包茎オチンポにチンカスが溜まりまくりの僕の顔写真です!
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