千葉県内ではことしに入って県北部の我孫子市や印西市、佐倉市や酒々井町でガードレールが盗まれる被害が相次いで確認され、県はパトロールを強化しています。

千葉県によりますと、県内ではことしに入って我孫子市や印西市、佐倉市、酒々井町のあわせて9か所で県が管理するガードレールの一部が盗まれる被害が相次いで確認され被害額はおよそ90万円にのぼっています。
今月17日には佐倉市と酒々井町のあわせて3か所で「袖ビーム」と呼ばれるガードレールの端に取り付ける曲がった部分があわせて5枚盗まれました。
県は警察に被害届を提出するとともに被害が相次いでいることから、パトロールを強化したうえで、今後は取り外しにくいボルトとナットを使ってガードレールを設置することにしています。
被害が相次いでいるのは一般道のガードレールで、酒々井サービスエリアなどの高速道路ではまだ被害は確認されていません。
千葉県道路環境課は「ガードレールは県民の安全のために設置しているので、こうした行為はやめて欲しい」と話しています。