海底中継器に電力を供給する方法は、一般に直流定電
流方式が用いられる。おおよそ0.5A〜1A程度の電流を
ケーブル内部の導線に流すことにより電力を供給するも
のであるが、太平洋横断ケーブルではその両端(日米間)
の電圧は12,000V〜14,000Vにも達し、両端においてそれ
ぞれ、プラスとマイナスの電圧をかける両端給電が一般
的に用いられる。